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競輪

2022/11/20

P-Navi編集部

【富山競輪G3】飯野祐太がG3初優勝

【富山競輪G3】飯野祐太がG3初優勝

2022年11月20日 富山競輪G3
第5回施設整備等協賛競輪in富山
「神秘の海・富山湾カップ」(最終日)

富山競輪「第5回施設整備等協賛競輪in富山・神秘の海富山湾カップ」は、山頂に雪を頂いた立山連峰を望む33バンクを舞台に、11月17日から20日の4日間、熱戦が展開された。
シリーズは機動型が激しく火花を散らす中、東北勢は準決勝を1着突破した飯野祐太、根本哲吏ら4車が決勝進出。一方で、南関東勢も徹底先行でならす北井佑季、野口裕史に、近藤隆司と自力3車が決勝に駒を進めてラインを形成。また、九州からは伊藤旭と大塚健一郎が準決勝ワンツーで優出を決めた。
主導権争いも注目を集めた決勝は、青板バックから先行態勢に入った北井の3番手を根本が確保すると、その番手を回る飯野が最終BSから踏み出した野口とのゴール前勝負を踏み勝ち、初のG3優勝を手にした。

※3日目のレポートはこちら

【富山競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/飯野祐太(S1・福島90期)
2/近藤隆司(S1・千葉90期)
3/大塚健一郎(S1・大分82期)
4/伊藤旭(S2・熊本117期)
5/北井佑季(S2・神奈川119期)
6/泉慶輔(S2・宮城99期)
7/野口裕史(S2・千葉111期)
8/根本哲吏(S1・秋田97期)
9/竹内智彦(S1・宮城84期)

【レース展開】
富山G3決勝青板過ぎ2コーナー

富山G3決勝赤板

富山G3決勝最終ホーム

富山G3決勝最終2コーナー過ぎ

富山G3決勝ゴール

誘導以下、8根本-1飯野-9竹内-6泉、4伊藤-3大塚、5北井-7野口-2近藤で隊列は整う。青板から北井が徐々に上昇していき、青板バック過ぎに根本を叩いて先行態勢に入る。北井、野口が出切るが、3番手は根本が確保して、東北勢が続いていく。そのまま一本棒で赤板、打鐘を通過。最終HSでは野口も後ろを警戒する中、伊藤は内からポジションを上げてくる。最終2コーナーから野口は捲りで抜け出しを図るが、飯野も自力に切り替え、捲りを打って野口を捕えていく。そのまま飯野が押し切ってG3初優勝のゴール。伊藤も迫るが、外伸びた竹内が2着。3着に野口が粘って入線した。

【富山競輪G3(最終日)12R=S級決勝結果】
2車単1-9 670円(1番人気)
3連単1-9-7 4,320円(8番人気)
決まり手:捲り-差し

富山G3優勝の飯野祐太
優勝/飯野祐太(S1・福島90期)
今回成績/一4・二2・準1・決1
次走出場予定/大宮F1(11月28日~30日)

打鐘過ぎに(根本哲吏の)スピードが落ちてきたのがわかったので、伊藤(旭)に仕掛けて来られると厳しいと思って4コーナーで確認しました。最後は根本が内のコースに行ったので、外を行きました。今まで、記念は獲れないのかなと思っていたのですが、ここ最近、レースで力を出し切れるようになってきたし、落ち着いて走れるようにもなってきて、今日も全体的に余裕があったので優勝できたのだと思います。やっとですね。1人では獲れない、ラインのおかげで獲らせてもらえたので、素直に嬉しいです。これに満足せず、一戦、一戦を頑張っていきます。またまだG1では力不足。自力の時や番手を回るとき、もしっかり仕事をしたいと思います。

富山G3優勝飯野祐太ファンの声援に応える

富山G3優勝飯野祐太

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\富山G3(最終日)注目選手ピックアップ/
【最終日・1R=S級一般】
黒沢征治
あとは強くなるだけです
1着/黒沢征治(S1・埼玉113期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

けっこう冷静で晝田(宗一郎)を突っ張ればラインで決まると思いました。しっかり踏んだのが打鐘過ぎだったのですが、久しぶりに踏み切れたし、負け戦ですが、逃げ切れたのでよかったですね。10月松山G3最終日に掴んだいい感触から考え過ぎたところがあって、良くなかったのですが、今開催中に地区の選手に自転車のセッティングを真似たり、アドバイスをもらったりして、参考にさせていただきました。とにかく、ラインで決まったのがうれしかったです。あとは、身体を治して強くなるだけです。

【最終日・6R=S級選抜】
藤根俊貴
一歩ずつ修正して
2着/藤根俊貴(S2・岩手113期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

今日は、前でやり合ってくれたので行けた感じですね。スパーンと、気持ちのいい捲りでもなかったです。先行と捲りで身体の使い方が変わってきているので、そこを集約した乗車ポジションを出せたらと思っています。次、もう少し良くなるように頑張っていきます。

【最終日・10R=S級特秀】
吉本卓仁
またG1で走りたい
1着/吉本卓仁(S2・福岡89期)

竹内(雄作)君はペースで仕掛けるタイプ。カマした時に小林(大介)さんが付いてきていなかったので、落ち着いて6番手から捲ろうと思いました。脚力が戻ってきた感じは以前からありましたが、決まり手に逃げも捲りもついていなかったのが長くて。精神的な落ち込みがありましたが、練習をし直したことで、また脚力が出せて、ジワッと勇気が湧いてきた感じです。G1でもう一回走りたので、基礎をしっかりやって、来年の春先を目処に上がっていけたらと思っています。

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