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競輪

2022/11/21

P-Navi編集部

競輪祭G1(前検日)レポート

競輪祭G1(前検日)レポート

2022年11月21日
小倉競輪G1「第64回朝日新聞社杯競輪祭」前検日

KEIRINグランプリ2022の出場権をかけた最後のG1「第64回朝日新聞社杯競輪祭」が11月22日から6日間の日程で開催されます。
今年のG1優勝者は、古性優作選手、脇本雄太選手、新田祐大の3名のみ。この競輪祭の勝者と、賞金ランキング上位者がKEIRINグランプリの切符を掴みます。6日制のナイター、そして前半戦はポイント制の勝ち上がりに変更されて今年で5年目。激戦必至のロングシリーズで、今年はどんなドラマが生まれるのでしょうか。そして、KEIRINグランプリの出場権を獲得するのは……!?
一方のガールズグランプリ2022トライアルレースは、22日から24日の前半3日間で争われ、こちらもガールズグランプリ2022の出場者が決定します。

※出場する注目チャリレンジャーの直前インタビューはこちら
郡司浩平選手
鈴木美教選手

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◆KEIRINグランプリ2022出場権争い◆

選考条件は下記の通り。
【選考期間】
2022年1月~11月(競輪祭最終日)
開催時S級在籍
(1)G1優勝者
(2)選考委が特に認めた選手(選考委が特に認めた選手は競輪祭開催以前に決定)
(3)選考用賞金獲得額上位者(同額の場合は1月~10月開催までの平均競走得点上位者)

今年のG1優勝者は、
古性優作(全日本選抜、高松宮記念杯)
脇本雄太(日本選手権、オールスター)
新田祐大(寛仁親王牌)

この3名が現段階で今年のグランプリ出場権を獲得。
また、選考用の獲得賞金ランキングは下記の通り。

同着優勝などのイレギュラーなパターンを除いて、
松浦悠士、佐藤慎太郎、守澤太志は賞金額でほぼ確定。
勝ち上がり状況にもよるが、郡司は圏外の選手が優勝し、清水が準優勝、さらに平原に逆転された場合に圏外に。
ボーダーの10位山田は、9位清水との差が約1,000万円あり、賞金で逆転するには、少なくとも決勝3着以上が条件となりそう。
準優勝の賞金が約2,000万円と高額のため、最終日までの状況次第にはなるが、成田和也や吉田拓矢もワンチャンスでの逆転劇の可能性も残っている。

【KEIRINグランプリ2022選考用賞金獲得額】
1位/脇本雄太 178,142,300円※
2位/松浦悠士 145,520,700円
3位/古性優作 135,744,300円※
4位/佐藤慎太郎 103,133,200円
5位/守澤太志 96,102,900円
6位/郡司浩平 89,602,600円
7位/平原康多 84,352,000円
8位/新田祐大 75,955,000円※
9位/清水裕友 73,404,500円
10位/山田庸平 63,734,200円
11位/成田和也 59,076,200円
12位/吉田拓矢 53,338,800円
13位/深谷知広 50,908,000円
14位/荒井崇博 48,968,600円
15位/小松崎大地 47,187,800円
16位/眞杉 匠 44,837,000円
17位/園田 匠 44,466,800円
18位/浅井康太 43,749,000円
19位/太田竜馬 43,275,000円
20位/吉澤純平 39,878,400円
※は今年のG1優勝者
※11月21日現在のもの

◆競輪祭の賞金表はこちら

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\競輪祭(前検日)ピックアップ/
【初日・1R=一次予選1】
守澤太志
7番車:守澤太志(SS・秋田96期)
「前半戦は不甲斐なかったので、SSとして恥ずかしい走りばかりでしたが、ダービーから巻き返して、(賞金ランキングで)5位まで来られました。鎖骨骨折で調子悪かったですが、修正して、ずっと試行錯誤もしてきて、良い方向に向いてきたと思います。ここ2年の競輪祭は結果を残せていないですが、今年は余裕もあるし、しっかり一走、一走を走りたいです。初日は、初めて吉田有希君の番手にいきます」

【初日・2R=一次予選1】
佐藤慎太郎
5番車:佐藤慎太郎(SS・福島78期)
「前回の落車は、頭部と腰の打撲で、骨折は無かったです。上積みはないですが、前回くらいには戻っていると思います。ただ、痛みでトレーニングできない期間があったので、脚がロスするかもというのが心配。3カ月連続で落車したのは経験ないので、この年でどんな影響があるのかは分からない。初日は眞杉(匠)に。自分の走りができればと思います」

【初日・3R=一次予選1】
清水裕友
1番車:清水裕友(SS・山口015期)
「今年ここまでは、地元記念5連覇は良かったですが、それだけ。良いところがなかったです。前半戦は気持ちが入らずズルズルいきましたけど、夏から入れ直して、状態も上向いていると思います。前半が不甲斐なかったので、逆に良くこの位置(賞金ランキング9位)にいられたなと。なるようにしかならないけど、精一杯、頑張るだけです」

【初日・4R=一次予選1】
平原康多
9番車:平原康多(SS・埼玉87期)
「昨年みたいに骨折などの大きなケガがなかったので、悪い時も崩さないで来られました。グランプリは気にしていません。競輪祭をとにかく頑張りたいです。(競輪祭3Vも)結果は過去のこと。今回から、また良いイメージができるように、走りたいと思います。(初日は)和田(健太郎)さん、五十嵐(力)さんが付いてくれるので、自力で」

【初日・5R=一次予選1】
松浦悠士
7番車:松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
「今年は昨年よりも比較的安定はしているけど、勝ち切れていないですね。昨年よりも決勝で、思い切りがなく迷いがち。ここまで練習の感触は良かったです。練習で防府に3日間入って、深谷さんとも2日間一緒に。練習では、深谷さんに自力の真っ向勝負では勝てないことが分かりました(苦笑)。今回は最低、決勝までと思っています。(清水)裕友と一緒に乗りたいですね」

【初日・6R=一次予選1】
古性優作
1番車:古性優作(SS・大阪100期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
「G1に関しては、1番車の責任を果たせているかなと思います。共同通信社杯で落車して、得るものもありました。練習も見直して、落車する前よりも、状態は良くなったと思います。小倉は日本で一番苦手なバンクだったのですが、ここ2年は克服できています。乗り方もセッティングも変えたのが、良かったのかなと。脇本(雄太)さんとの連携を楽しみにしてくれていると思うので、連携できるところまでしっかり勝ち上がりたいですね」

【初日・7R=一次予選1】
郡司浩平
7番車:郡司浩平(SS・神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
「防府のケガは擦過傷と打撲で、何日間か治療に専念して、徐々に練習を開始しました。身体うんぬんよりも自転車をいろいろ部品交換したので、微調整して走ってみないと分からないですね。今年はトータルして変わらずに良い状態で走れています。グランプリはまだ確定ではないですし、あとは自分次第。今回も6日間のナイター、そことの戦いになるかと思います」

【初日・8R=一次予選1】
小松崎大地
5番車:小松崎大地(S1・福島99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
「G1の優出が多いですが、F1やG3では思ったような戦績を残せていないので、そこが課題です。年齢は気にしていないし、体調と向き合って、計画的にトレーニングできています。落車は擦過傷と首を痛めましたが、まず治療に専念して、だいぶ良い状態に近づいたと思います。小倉は走りやすいですが、ドームしかもG1なので、しっかり走らないと勝ち上がるのは難しいと思うので。初日は自力です」

脇本雄太
7番車:脇本雄太(S1・福井94期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
「今年は全部のG1に出ていないですけど、自分なりに動けた一年でした。現状、自分の調子を上げるのは厳しいので、いかに維持して保てるか。地区プロもあって、思ったような調整はできませんでしたが、走れる状態にはあると思います。(初日は)柴崎さん、志智さんが付いてくれるので、いい走りをして頑張りたいです」

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