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競輪

2023/02/11

P-Navi編集部

静岡競輪G3(準決勝)レポート

静岡競輪G3(準決勝)レポート

2023年2月11日 静岡競輪G3
開設70周年記念「たちあおい賞争奪戦」(3日目)

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【静岡競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
静岡記念10RS級準決勝
大石剣士が赤板で上昇も、町田太我が突っ張る。打鐘で中釜章成がスパートして町田を叩くが、最終HS前に町田が再度仕掛けて主導権を奪い返す。番手では松浦悠士が車間を切ってけん制。最終2コーナー過ぎ、中団の大石剣士が捲りを打つも、前団には及ばず。直線を向くと、8番手から大外を吉田拓矢が一気に差し切り1着。大石マークだった佐々木眞也が内にコースを取って伸び2着、松浦が3着に入線した。

吉田拓矢
1着/吉田拓矢(S1・茨城107期)
今回成績:特4・二2・準1
G3優勝:5回(22年9月青森)

今日は、ラインの中で僕が一番脚を使っていなかった。最終2コーナー過ぎに踏み出した瞬間に行けるなと思ったのですが、カミタク(神山拓弥)さんと決勝に進めなかったので悔しいです。状態としては、問題なく走れています。今日は、この3日間走った中で感じが良かったです。

決勝は自力。頑張ります。

佐々木眞也
2着/佐々木眞也(S2・神奈川117期)
今回成績:一1・二3・準2
G3優勝:0回
G3決勝:初

自分でもビックリしたのですが、2着で良かったです。連日、前の選手が頑張ってくれたおかげで、自分の着があると思っています。最後のコースは、直感というか、身体が勝手に動いた感じです。父親(佐々木龍也)のアドバイスが活きてきたのだと思います。明日も、精一杯頑張るだけです。

決勝は、南関東の4番手。

松浦悠士
3着/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特5・二4・準3
G3優勝:18回(22年12月広島)

踏んだ感触は、2日目の方が良かったですね。今日は、踏んだり、止めたりがすごく多かったので、きついレース展開になりましたが、佐々木(眞也)君に抜かれているのは、踏みこめていない現状があると思います。明日に向けて、調整していきたいです。

決勝は、(清水)裕友の番手。

10Rレース結果

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【静岡競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
静岡記念11RS級準決勝
先頭の新山響平は久米康平の上昇や松岡辰泰の仕掛けも突っ張って先行態勢に入っていく。北日本ラインの3番手は渡邉雄太と松岡の争いとなるが、ここは渡邉がキープするも、その後位には松岡が入り、深谷知広は5番手の態勢となる。新山マークの成田和也がけん制する中、直線では5番手から深谷が鋭く伸びて1着、3番手から伸びた渡邉が2着に入り、静岡勢のワンツー決着。3着は成田が入線。

深谷知広
1着/深谷知広(S1・静岡96期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特2・二2・準1
G3優勝:18回(23年1月大宮)

最終1コーナー過ぎ、渡邉雄太の位置を確保してと思っていましたが、そのまま松岡辰泰に入られ、連携を外したのは反省点ですね。レース中、感触はよかったのでいける感じがありました。最後は気持ちで、なんとか届きましたね。2日間長い距離を踏んで、身体はできていたと思う。それもあり、今日は追走するのに、何回か踏み込んでも余裕が持てたと思います。

決勝は、(渡邉)雄太の番手。

渡邉雄太
2着/渡邉雄太(S1・静岡105期)
今回成績:一1・二2・準2
G3優勝:2回(18年12月伊東)

今日は、新山(響平)さんの後ろからの組み立てを考えていて、前を取ってくれたので、理想の展開になりました。最終1コーナーで、松岡(辰泰)君にけん制を受けた時に脚がいっぱいだったのですが、気持ちで頑張りました。状態は、日に日に良くなってきています。

決勝は、南関東の前で、自力です。

成田和也
3着/成田和也(S1・福島88期)
今回成績:特3・二2・準3
G3優勝:4回(13年6月函館記念)

ちょっとバンクが重たいですかね。ゴール前、スッと自転車が出なかったです。新山(響平)もよく踏み込んでいたので、なんとか残したかったです。日に日に、自分のコンディションは良くなっています。

決勝は、吉田、守澤の3番手。

11Rレース結果

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【静岡競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
静岡記念12RS級準決勝
赤板で上昇した奥村諭志が、打鐘前に郡司浩平をかわして主導権を握っていく。競りだった郡司の後位は守澤太志がキープ。郡司は最終HSから仕掛けるが、奥村マークの清水裕友がけん制しつつ捲り発進。郡司も粘るが、清水が押し切り1着。2着に郡司、3着に守澤が入線した。

清水裕友
1着/清水裕友(S1・山口105期)
今回成績:特7・二1・準1
G3優勝:8回(22年11月防府)

郡司(浩平)さんの巻き返しがだいぶ早くて、どう対応すればいいのか分からなかったですね。意地でなんとか。以前だと絶対に抜かれている思うので、状態はいいのかなと思います。

決勝は、自力です。

郡司浩平
2着/郡司浩平(SS・神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特1・二1・準2
G3優勝:15回(22年10月熊本記念in久留米)

最終BSは、(清水裕友との)力勝負でした。結果、力負けなので、またリベンジできるように頑張ります。3日目にして、初めて自力戦だったので、2日間番手を回っているとレース後は苦しい感じがしますが、状態は変わらずですね。

決勝は、南関東の3番手。

守澤太志
3着/守澤太志(SS・秋田96期)
今回成績:特8・二1・準3
G3優勝:3回(22年11月四日市)

競りが、早めに決着したので余裕がありましたが、脚を使っていた分、最後は伸びなかったです。でも、形は作れたと思います。初日にセッティングで気になるところがありましたが、2日目以降は気になるところもなく、良くなってきていると思います。

決勝は、吉田(拓矢)君の番手。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出

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【最終日12R=S級決勝】
1/深谷知広(S1・静岡96期)
2/松浦悠士(SS・広島98期)
3/成田和也(S1・福島88期)
4/吉田拓矢(S1・茨城107期)
5/守澤太志(SS・秋田96期)
6/佐々木眞也(S2・神奈川117期)
7/郡司浩平(SS・神奈川99期)
8/渡邉雄太(S1・静岡105期)
9/清水裕友(S1・山口105期)

注目の並び想定は
8渡邉—1深谷—7郡司—6佐々木
9清水—2松浦
4吉田—5守澤—3成田

決勝は、渡邉雄太の番手に深谷知広、3番手に郡司浩平、佐々木眞也が続き南関東勢4車が結束。
初日特選に続き、清水裕友と松浦悠士が連携する中国ライン。
吉田拓矢には、守澤太志と成田和也が付く3車ラインとなった。

連日ラインの先頭で果敢な走りを見せる渡邉雄太が、決勝も4車ラインのアドバンテージも生かして、最終BSを先頭で通過すると、移籍後初となる深谷の地元記念優勝や、南関東勢の上位独占が濃厚になりそう。
だが、調子の良さそうな清水が、盟友・松浦を連れて、どのようなレースを見せるのかも注目のポイント。また、位置取りも巧みな吉田が、守澤と成田の北日本両者を付けて、ラインの厚みを活かした競走を見せるのか。各ラインの思惑が交錯しそうな一戦に注目です。

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