TOP > 競輪 > 別府G3(最終日)レポート

競輪

2017/12/05

P-Navi編集部

別府G3(最終日)レポート

別府G3(最終日)レポート

2017年12月5日
別府G3(最終日)別府八湯ゆけむりカップ

【12R=S級決勝戦】

1/大塚健一郎(大分82期)
2/岩津裕介(岡山87期)
3/古性優作(大阪100期)
4/竹内雄作(岐阜99期)
5/木暮安由(群馬92期)
6/田中晴基(千葉90期)
7/坂口晃輔(三重95期)
8/橋本強(愛媛89期)
9/中村浩士(千葉79期)

号砲一発、まずは田中が頭を取る。
隊列が整ったのは2周回目を過ぎてからで、69・28・5・47・31の細切れ線。
青板周回に入り、後団から古性が動く。
しかし、田中が突っ張って古性を前へ出さない。
赤板周回を迎えるところで、竹内と坂口の中部ラインがスンナリ上がる。
47・69・28・5・31の並びで打鐘を迎えたが、再び古性が仕掛ける。

残り1周、ややラインは崩れたところで岩津が縦に踏む。
BSで田中も縦に踏み、第4コーナーで岩津を外へ弾く。

この流れもあって、第2センター付近で岩津の番手・橋本が落車。
後続のトラブルに動じず、田中のスピードは落ちないで最後の直線へ。
田中と中村の間に、地元記念Vを虎視眈々(こしたんたん)と狙う大塚が割って入る。
しかし、田中が押し切ってゴールラインへ真っ先に駆け込み、2着・大塚、3着・中村となった。
田中は唯一、級班的(*1)には格下であったが、今年2月小田原G3以来、2回目の記念競輪優勝。
頭を取り、突っ張って、後ろを牽制して、捲って。
とにかくレースの始終、忙しく仕事に徹しながらの見事な優勝だった。

*1=岩津がS級S班、田中がS級2班、その他はS級1班

優勝/田中晴基(千葉90期)
準決勝を走れて嬉しくて、決勝を走れて幸せで。
優勝して、今はもう訳が分からないです(笑)。
凄いメンバーばかり、作戦はなくて、いけるところでいくのが作戦でした。
恐らく、竹内君が先行して、その後ろをみんな取りたがる。
ゴチャゴチャするだろうと、レース前に中村さんとは話していました。
S級2班ですし、自分なんか記念競輪で優勝できる選手なんかじゃないんですけど。
南関の仲間のおかげで決勝を走れて、こうして勝つことができました。
仲間にこれからのレースで恩返しをしながら、チャンスがあれば自分も優勝できるように。
これまで勝っても、負けても声援を送って下さったファンに感謝です。
別府は大好きな競輪場になりました!!(笑)。

12

ページの先頭へ

メニューを開く