佐世保ミッドナイトG3(2日目)レポート
2024年7月17日 佐世保競輪場
ミッドナイトG3(2日目)
※ミッドナイト開催
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【佐世保競輪G3(2日目7R=S級準決勝】
前受けの久田裕也を平尾一晃が打鐘で叩いて先行態勢に入る。最終HS3で3番手から久田が巻き返しを図ると、最終BSで逃げる平尾を捕えて先頭へ。久田、松本貴治の2人が出切るが、3番手は平尾マークの瀬戸栄作が奪取。久田の番手から松本が1着でゴール。2着には捲った久田で四国ワンツー。瀬戸も中コースを伸びるが3着。
1着/松本貴治(S1・愛媛111期)
今回成績:特1・準1
G3優勝:1回(21年1月松山)
(久田が)強かったです。時間帯は思っていたほど、気にはならないですね。(瀬戸)栄作が3番手にいたのは気づかなかったので、危ないところでしたが、ワンツーで良かったです。(久田が残ったのは)デカいですし、強かったです。しっかり整えて、決勝も集中して頑張ります。
(決勝も)久田君に。
2着/久田裕也(S1・徳島117期)
今回成績:予1・準2
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(23年10月小田原以来)
打鐘でこれ以上来たら合わせようと考えていました。(感触は)いい感じだと思います。最後は脚が残っていなかったので、差されて3着4着だと思ったら、残れて良かったです。G3決勝は3回目。(松本)貴治さんも付いてくれるし、頑張ります。
(決勝は)自力です。
7Rレース結果
※こちらより「映像を見る」でダイジェスト動画がご覧いただけます
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【佐世保競輪G3(2日目8R=S級準決勝】
打鐘で5番手から後藤大輝が仕掛けると、前受けの鈴木輝大を叩いて、九州ライン3車で出切り主導権取り。後藤はそのままペースを加速させると、後続を寄せ付けずラインで上位独占。番手の阪本和也が1着、逃げた後藤が2着に粘り、3着は瀬戸晋作となった。
1着/阪本和也(S1・長崎115期)
今回成績:一2・準1
G3優勝:0回
G3決勝:初
明日(決勝)に向けてという感じで、嬉しさはないです。佐世保も、G3決勝も初めて。2分戦なので、叩けるかどうか。詰まったら行く感じおで、付いていくだけでした。タイミングもばっちりなので。晋作さんに番手を回らせてもらったので、3人で勝負できるようにとは思っていましたが、大輝の踏み直しがあって、けっこうキツかったですね。昨日より断然、今日が良かったし、いつも通りケアしてキープしたい。明日もしっかりレースしないと。地元なので決勝に乗ったからには優勝を目指します。
(決勝は)福岡の後ろ、3番手。
2着/後藤大輝(S1・福岡121期)
今回成績:特3・準2
G3優勝:0回
G3決勝:初
4日制ではないですが、それでもG3決勝に上がれたのは良かったです。目標の一つだったので嬉しいですね。雨谷さんはスタート速いので、S取りは負けると思って、セオリー通りに後ろから。自分は落ち着いて仕掛けられましたね。感じも悪くないし、昨日よりも体が軽かったので、時間帯に合わせられたのかなと。初日もあのメンバーで3着に残れていますしね。
自分は先頭なので、しっかり自力で頑張って、なおかつG3優勝できれば。
8Rレース結果
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【佐世保競輪G3(2日目9R=S級準決勝】
まず梶原海斗が上昇するが、前受けの真鍋智寛が突っ張りペースを上げる。中団からすかさず山口多聞が叩いて、関東ライン3車で先行態勢に入る。最終BSでは番手の平原康多が車間をあけて後方をけん制。最終BS4番手から真鍋が仕掛けるが、平原がけん制して後退。平原が番手絶好かに、最終BS最後方にいた岩谷拓磨がうまくコースを突き抜けて1着。2着には真鍋の番手だった隅田洋介。平原は3着の入線となった。
1着/岩谷拓磨(S1・福岡115期)
今回成績:一1・準1
G3優勝:0回
G3決勝:4回目(23年8月松戸以来)
もともと後ろからの想定だったので。自分たちが前でも突っ張っていたと思うし、あとは行けるところから。(最後のコース取りは)珍しいですよ、こういうのが見えているのは。平原さんだったので、(コースが)あくだろうという想定でした。(後藤大輝が先に優出を決めており)先を越されたので負けないようにとは思っていました。
(決勝は)阪本さんも3番手についていけるし、ゴール前勝負に持ち込めたらいいと思います。後藤君に。
2着/隅田洋介(S1・岡山107期)
今回成績:特5・準2
G3優勝:1回(20年6月青森)
九州を入れて真ん中からドンドンと力勝負と思っていましたが、仕方ないですね。(真鍋が)いい仕掛けしてくれました。(山口)多聞君もいいペースでしたね。状態が上がらない中でも、こうやってラインできれば気持ちも入ります。昨日より今日の方が感じがいいので。日中の過ごし方が久々すぎますが、ベストコンディションで行けるようにリカバリー、ケアをします。
(決勝は)久田にはすごいお世話になっているので。四国勢に。
3着/平原康多(S1・埼玉87期)
今回成績:特2・準2
G3優勝:31回(22年7月弥彦)
(Sは)打ち抜き失格っぽいかなと思って……。(山口が)びっくりするくらい、いいペースでした。真鍋も止まったなと思って、あとはどういう感じで残すかなという雰囲気でしたけど、すごい勢いで隅田と岩谷が来ましたね。見えていなかったです。あれだけ頑張ってくれたので、何とかしてあげたかったけど、自分に力がなかったです。(ミッドナイトは)慣れないことですが、言い訳にはできない。まだまだ、力不足というのが今の心境です。
決勝は単騎で、自力自在。
9Rレース結果
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【佐世保競輪G3(最終日)9R=S級決勝】
1/平原康多(S1・埼玉87期)
2/松本貴治(S1・愛媛111期)
3/後藤大輝(S1・福岡121期)
4/隅田洋介(S1・岡山107期)
5/岩谷琢磨(S1・福岡115期)
6/久田裕也(S1・徳島117期)
7/阪本和也(S1・長崎115期)
決勝の並び想定は
6久田-2松本-4隅田
3後藤-5岩谷-7阪本
1平原(単騎)
初のミッドナイトG3の決勝進出7名が決定した。
まず準決勝でワンツーを決めた久田、松本の四国勢に、隅田が続いて中四国3車連携。
後藤には同県の岩谷がマークし、さらに地元の阪本が3番手を固める九州3車。
関東1人となった平原は単騎戦となった。
まずは今節のシリーズリーダーと目される平原だが、ここまで2着3着の勝ち上がり。準決勝も「力不足でした」と何度もコメントしたが、単騎戦となる決勝で貫禄のレース運びを見せてくるか。
だが、中四国勢も九州勢も強力なライン構成だ。G3初優出の後藤が果敢に仕掛ければ、予選から連勝の岩谷や地元の阪本に好機が訪れよう。また今開催連勝で勝ち上がった松本も好気配で、久田の仕掛けを利して完全優勝を狙ってくるか。
話題豊富な3日間となっている初のミッドナイトG3。記念すべき初開催を制するのは……!?
決勝で連携する福岡両者が健闘を誓う
※同時開催のガールズケイリンの決勝メンバーは次ページをご覧ください!
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