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競輪

2018/02/08

Joe Shimajiri

疾風のサイドストーリー/近藤龍徳(愛知101期)

疾風のサイドストーリー/近藤龍徳(愛知101期)

初めて近藤と話したのは8月の弥彦G3取材の時だ。チャームポイント!?でもある金髪がシルバーアッシュに変わっていたので
「ブリーチして、シルバー入れたんですか?」と、いきなり筆者から質問すると「1回、黒にしたんですけど、勝てなくなっちゃったんでね(苦笑)。それでシルバーにしたんですよ。似合ってますか?」という返事。実際のところ”一を聞いて十が返ってきた”とまではいかないが、筆者としては”ほぼ十を返してくれた”感覚に近い。また、同時に近藤の切り返しに、頭の回転の速さとコミュ力(コミュニケーション能力)の高さを実感したものだ。

さらになぜだか競輪場でキャッチボールやバットスイングの真似事をしている近藤を見かける機会も多い。神宮出場(大学野球)もある筆者の目から観ても、お世辞抜きでキレイなフォーム、とてもカッコイイ。
「中学まで野球やってたんすよ、名古屋選抜に入ったこともありますよ」と、近藤。うん、筋がいいのも納得である。

こんな経緯もあって、一方的かも知れないが、近藤を検車場で見かけると安心していた。いや、近藤もいつも通りの明朗な挨拶をしてくれていたし、こちらのカメラもガン見してくれたりしていたので、一方的でないと信じたいところ。って、近藤のカメラ察知能力の高さは競輪選手の中でも群を抜いているっ!!目線を外していても、後からこちらに歩み寄ってきては「いいの撮れましたか?インスタ載りますか?」と、尋ねてくる。その時の表情がヤンチャさの中にも可愛気がある。このコミュ力の高さには脱帽で、ついついSNSやPerfecta Naviのフォトギャラリーにも多く掲載してしまう。これは俗に言う贔屓(ひいき)ってヤツになるのだろうか?

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