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2019/03/15

P-Navi編集部

SAITAMA CYCLE EXPO 2019

SAITAMA CYCLE EXPO 2019

春先ということもあり、発売前の新商品が登場することも少なくない。改良を重ねた人気商品の新作などに加え、近年は最新技術により生み出された新しいデバイスが公開されることも多く、担当者に質問しては興味深く商品を物色する来場者の姿が目立つ。

ステージではタレントの菊地亜美さんなどのゲストが登場するトークの他、開催が迫る東京オリンピック、パラリンピックを見据え、オリンピアンのトーク、ロードレースのコース解説、東京で開催種目となったBMXパークの選手を招いてのトークも展開された。ロングライドや輪行の指南など、レクチャーも開催、様々な切り口で自転車の魅力や楽しみ方を発信したステージは終日、多くの観客を集めていた。

様々なトークステージが展開されたメインステージ

子供たちに向け、自転車の安全を啓発する『じてんしゃ安全学校』ゾーンが開設され、バイクトライアルのパフォーマー有薗啓剛氏(元世界チャンピオン)と守上大輔氏が講師を務めるヘルメット教室が開校し、多くのチビっ子たちが親御さんとともに参加。このゾーンに広がる微笑ましい光景に、思わず足を止める来場者も。

『じてんしゃ安全学校』で真剣に先生の話を聴くチビっ子生徒たち

子供たちが参加できる企画を用意したブースも複数あり、隣接するけやき広場では補助輪外し教室や自転車教室なども開かれ、多くの子供たちが楽しそうに参加している姿が印象的だった。

ペダル付き自転車に乗れるようになる教室は毎回、大好評で満員!

この他にもBMXのパフォーマンスショーや、パラサイクリングの体験会、会場からスタートするミニサイクリングツアーなど、見る、乗る、買う、遊ぶ、と、まさに盛りだくさんのコンテンツが詰まったサイクルエキスポは今年も多くの来場者でにぎわった。

会場には家族連れの姿も目立つ

これだけ老若男女が楽しむことができるイベントだが、入場は無料。ふらりと、訪れた来場者がこのイベントを機に自転車デビューするケースも少なくないという。主催が埼玉県ということで、ルールやマナーなどの啓発にも力を入れており、30,000人近い来場者に正しく自転車を使うための情報も投げかけられることも、自転車の安全利用を促進するという意味において大きな価値があると言えるのではないだろうか。

県警も協力して自転車の啓発を行った

固いことを抜きにしても、多くの来場者が自転車をテーマに楽しんだ2日間。これからやってくる春に向け、自転車に乗ろうと決意した来場者も多いに違いない。

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