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自転車ライフ

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2020/03/02

P-Navi編集部

第12回ウィーラースクールin前橋

第12回ウィーラースクールin前橋

ここからは、いよいよ自転車に乗るカリキュラムがスタート。グループに分かれ、最上級組はバンクで集団走行、初級者は『まっすぐ走る』『一本橋』、中級者はコーンの間をジグザグに走る『スラローム走行』、八の字を描く上級の『八の字スラローム走行』など、会場内で分かれて、移動しながら用意されたカリキュラムに臨んでいく。

簡単なように見えて難しい『まっすぐ走る』。ふらつかないポイントは視線の位置

もっとも初級のカリキュラム『まっすぐ走る』にしても、幅15/20cmの布テープの間を、はみ出さずに走るのは、実際のところ、なかなか難しい。ここをクリアした子どもは、木製の一本橋の上を渡るカリキュラムに進む。ここで得る『安定して自転車を走らせ、狙ったところで停止できる』ことは、町を走る中でも本来必須の能力。クリアできれば、グッと安全に走行できるようになる。自転車に乗れるようになったばかりの子どもや、自転車が大きすぎて巧く扱えない子どももおり、冒頭は苦戦する姿も多く見られたが、子どもたちの吸収力はすばらしく、グングンと上達していった。

木製の橋の上を渡る。恐怖心でぐらついてしまう子どももいるが、みな着々とマスターしていく

スラロームゾーンでは、講師から体の使い方、ブレーキの利かせ方などのアドバイスを受け、次第に自転車と一体となって、走れるようになっていく。

最初はぎこちなかった子供たちも、次第に全身を使い、バイクを傾けてジグザグ走行ができるようになっていった

講師たちは、カリキュラムに挑む子どもにアドバイスをするとともに、巧くできた子どもたち、勇気を持ってチャレンジできた子どもたちは、積極的にほめていく。スクールが進むにつれ、思うように走れるようになり、自信にあふれた笑顔を見せる子どもが増えて行った。

中上級の子どもは、『できる限りゆっくり進んだものが勝つ』というバランス感覚を養うための『遅乗り競争』ゾーンや、テーブルや床に置かれたボトルを拾い、渡す『ボトル拾い』でエキサイト!難易度の高い床に置かれたボトル拾いを成功させたい子どもたちの行列ができ、何度も何度も、くじけず挑戦する姿が印象的だった。

テーブルの上に置いたミニコーンやボトルが取れたら、次は床に置いたボトルに挑戦。巧くいかず、繰り返し挑む子どもたち

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