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2021/02/04

P-Navi編集部

飯田市ポタリング・レポート

飯田市ポタリング・レポート


代替わりしたという『ハミングパル』
定時にはカワイイ音楽隊がパフォーマンスを見せてくれる

さて、そろそろ自転車を返しに向かおうか。ロータリーを出て、トロトロ走っていると、絵本の中から出てきたような塔が現れた。『ハミングパル』だ。『人形劇のまち飯田』のシンボルとして1988年に設立された“とけい塔”で、市民のみんなに愛されてきた飯田のシンボル。定時になると、飯田のりんごの妖精『ぽぉ』が登場、丘の上の音楽隊の演奏が始まる。老朽化が進み、地域の募金活動や全国からの支援を受け、2年前に新しい塔が建設された。2代目のハミングパルは時計とガラスによる光の演出が加えられ、より美しく、魅力的になっているという。日が傾いて日陰になってしまったのだが、いつか明るい時間にこのハミングパルを見にいこう!青空の下、この“とけい塔”の扉が開き、キャラクターたちが動く姿はさぞかし愛らしいだろう。


もう売り切れ!飯田市民の和菓子を愛するパワーを感じた


魅力的な路地を発見、こういう路地に入っていくのも楽しい

『一二三屋まん十店』に立ち寄ってみたのだが、既にこの日は売り切れ!こんなに和菓子屋が乱立しているのに、午後早々に売り切れてしまうとは。さすが美食(甘党?)の街、飯田。

まんじゅうに出合えなかったのは少々、残念だが、最後に和菓子の名店『いとうや』に寄ることにした。飯田を代表する和菓子屋の一つだ。味にも定評があり、看板商品の『大名きんつば』は全国の有名百貨店でも販売されている。店の風情も満点で、店内も美しく、イートインスペースも設けられている。(新型コロナウィルス感染拡大状況に応じ、使用できなくなる可能性もあり)


お菓子の名店「いとうや」、店構えも風情がある


イートインもある広々とした店内

きんつばをはじめとする定番のお菓子も魅力的だが、季節のお菓子も捨てがたい。おはぎや『暦餅』と名付けられた各月のお菓子も人気が高いようだ。9月は『栗きんとん小餅』。小さな逆ドーム状の容器に敷き詰められた栗きんとんの上に、きんとんをまぶした小さなお餅が入っている。おせちの定番である栗きんとんは水飴や砂糖で仕上げられ、甘くネットリしているが、これは甘さ控えめで、ほぼ栗そのもの。なんと贅沢!他にも新栗を使ったお菓子が並んでいた。


敷かれた「栗きんとん」が絶品の「栗きんとん小餅」


新栗を使った栗のお菓子がこの季節のオススメのようだ


秋らしい商品も、美術作品のようだ

こちらの店舗では『栗きんとん小餅』、『大名きんつば』、『くるみ餅』を購入。どれも魅力的過ぎて選ぶのが大変だ!

中身がギッシリ詰まった「大名きんつば」

会計を済ませ、りんご並木のエコハウスへ向かう。エコハウスの閉館時間も近づいている。名残惜しいが、このポタリングもそろそろ終了だ。クロスバイクを返却し、お礼を言ってエコハウスを後にした。リュックはお菓子でパンパンだ!


陽が傾いたりんご並木、一部のりんごはもう色づいていた


エコハウスに帰着、楽しかった!

マップにはたくさんの和菓子屋があり、ほとんど外観も見ぬまま終わってしまったのがとても残念。甘酒を飲ませてくれるこうじ店にも伺えないまま、時間切れになってしまった。よしっ、絶対にリベンジするぞ!

電動アシスト自転車も含め、レンタサイクルは無料!長野県飯田市へ、1度、散策に足を運んでみてはいかがでしょうか。

(*2020年秋のレポートです)

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