グルメも魅力!「走ってみっぺ南会津」
名残惜しいけど、帰路につく。帰りは下り基調であり、走り慣れたサイクリストは、かなり気持ちよく飛ばすことができる。ブリッツェンやブラーゼンのゲストライダーとともに走行する参加者は、後ろに付かせてもらい、選手のスピードを味わいながら走ることも。今回は車間距離を広く取らなくてはいけないのだが、2m程度であれば、風除けになってくれる効果は残っているようだ。
今回のコースは往復同じ道を使うため、エイドも2回ずつ立ち寄ることができる。水分補給やコミュニケーションに2回ずつ立ち寄る参加者もいれば、快適な速度で巡航しながらストップせずに帰る方も。
再度立ち寄る内川のエイドでは、シュークリームとバナナがふるまわれた。マトンランチのデザート♪
同じ道でも、行きと帰りでは、また見え方も変わる。交通量も少なく、走りやすい伊南川エリアを抜け、再び内川のエイドへ。ここではシュークリームとバナナを味わえた。そこから、いよいよ終盤戦へ。
館岩川が弧を描く、美しいエリアに差し掛かる。ここは帰路の方が川側(内側)になり、澄んだ川が緑とともに描き出す美景をより近くで楽しむことができるのだ。目の前に広がる美しい景観にウットリ。
気持ち良くバイクを走らせる参加者
次第に民家も増えてくる。ゴールはもう遠くない。重さに首を垂れる収穫間際の稲穂が広がえる田園風景を楽しみながら、ゆっくりとバイクを走らせる。
エイドスタッフが再度笑顔で迎えてくれた
館岩物産館で最後の休憩。ここでは、きのこそばと、南郷トマトと笹団子が振る舞われた。さっそくトマトにかぶりつくと、ジューシーで、うまみたっぷり。トマトはダシに近い成分が含まれているというが、こんなにうまみのつまったトマトがあったとは!エイドスタッフのオススメで、塩を振ってみると、またさらにうまみが引き立った。南郷トマトはブランドトマトであり、それなりのお値段なのだが、近くの店では、地元価格でこのトマトが売られているという。帰りに絶対に買って帰ろう。
驚くほどうまみが詰まった南郷トマトと笹団子
のどごしの良い蕎麦。溜まってきた疲労もシャキッとする
今回の走行距離では、カロリーオーバーな気がしないでもないのだが、勧められるままにそばをいただく。喉越しのそばはアッサリと胃の中に収まっていった。この土地はそばの名産地でもある。風味も良く、歯応えも絶妙。このコースは最後の最後に最難関地点が控えている。エネルギーを蓄えておかなくては。
ここまで来れば、ラストまでカウントダウン。ラストの2kmの上りに少し緊張しながら。楽しい時間を過ごした南会津の町の魅力を噛み締めて走る。ついに、朝の分岐地点に到着。ここから、長い上りが始まる。
最後の登坂に臨む参加者
悪魔おじさんの応援にパワーをもらう!
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