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2021/04/15

P-Navi編集部

ハーフセンチュリーいばらき

ハーフセンチュリーいばらき

ビギナーライドだろうと思っていた筆者には、暗雲が立ち込める。平坦エリアはまだよかったのだが、早々に上り坂が始まった。6~8%の上り坂が1kmほど続くのだとか! この上り坂もペースダウンすることなく、グループは快調に上っていく。俯き加減ではあるが、ペースを乱さない市長。さすが!

木材を積んだ光景が目につく。地域では積極的に木材の活用への取り組みが行われているそうだ

木屑などを固めた木質バイオマス燃料を発電に使うバイオマス発電所

どうにかアップダウンエリアを越え、緑の多いエリアを走っていると、木材が積まれたスポットが目についた。「この地域は、バイオマス発電などにも取り組んでいるんですよ」と市長。注目の再生可能エネルギーである木質バイオマス燃料を用いて発電も行っているのだという。調べてみると、石炭の発電に木屑などを圧縮成形したバイオマス燃料を加えることで、年間約8万トンの石炭消費量の削減と約22万トンのCO2排出量を削減できるのだそうだ。

2回目の久慈川を渡る。ここで、ありがたいことにコンビニ休憩をはさむことになった。慌てて店内に入り、すぐにエネルギーに変わる、ようかんなどを調達。朝食をほぼ食べずに来てしまい、このままではあぶなかった。こんなハイペースのライドになるとは思いもしなかったのだ。

この時期にも地域の象徴となるひまわりが咲いていた

先崎市長はまだまだ余裕。笑顔でVサインしてくれた

先崎市長はまだ余裕の表情。カメラを向けると明るくVサインしてくれた。ただ、このコースは中盤以降がきついという。序盤のハイペースは非常にリスクが高いが、問題ないのだろうか。聞けば「そうなんですよね」と、少し表情を変えたが、どうやら余裕がありそうだ。

さっそく登坂が登場。あっという間に取りに残されていく

上りと気持ちのよい下りが交互に現れる

コンビニを出てすぐに8〜10%の勾配の登坂が登場した。短いが、若干のつづら折りを見上げ、後半の登坂への不安がよぎる。ここは、マイペース、マイペース。だが、市長をはじめ、グループは軽々とクリア。市長のペースはその後も落ちず、おそらく地域の「鬼コーチ」に、このような走り方で鍛えられてきたのだろうと納得。

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