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自転車ライフ

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2021/05/10

P-Navi編集部

流氷を眺め、雪の上で遊ぶスノーライド(前編)

流氷を眺め、雪の上で遊ぶスノーライド(前編)


コースの景観は多様!日の光に照らされ、雪の上に木の影のボーダーを描く林間を抜ける


上れそうで上りきれない!少々踏ん張りが必要な雪上のアップダウンはまさに初の挑戦だ

スタートはゴルフ場のクラブハウス前(ゴルフ場は11月中旬にクローズ)。ルートは並木の横を抜け、真っ白な平原を眺めたり、時には林間を進んだり、景観のバリエーションも豊かだ。ルートには意外とアップダウンが設定されており、上りはオンロード走行とは異なる。しっかりと踏ん張る必要があり、それなりに頑張りを求められる。この上り区間には、苦戦を強いられたようだ。
先行者の轍(わだち)を見つけながら進むと走りやすいのだが、そう上手くいかないのがスノーライド。あちこちから「思わず、あげてしまった」叫び声が聞こえてくる。景観の開放感もあり、まるで子供の頃に戻ったように、無心で楽しむ大人たち。


一度降りてしまうと、踏み込みが必要な再スタートは場所を選ぶ必要がある。苦戦するシーンも

小屋まで上れたら、あとはダウンヒル! ブレーキをかけすぎると、タイヤがロックすることがあるため、かけすぎないようにとアドバイスを受ける。とはいえ、怖くてついついブレーキをかけてしまう。すると、左右にガタガタガタと車体が揺れてバランスを崩し、冷や汗。上手くリズムを作って、コーナーなどは体重を移動しつつ、気持ちよく下れれば、安定して走れるようだ。


ダウンヒルを楽しむ一同。山の天気は変わりやすく、3kmを走る中でもコロコロと天候が移り変わっていく


下り基調のエリアも気持ちよく走る


3kmサーキット終了!転んだりもしたけど楽しんだ!

3kmサーキットは走ってしまえばあっという間。道に合流するところまで上って終了。楽しかった!
ここから下りルートも走ることになったのだが、ここを抜けた方が、早くメインの建物まで戻れるらしい。ゆるいアップダウンを繰り返しながら下っていくルートだ。勢いを活かしつつ、シュプールを描くように楽しみながらゴール。スピードを怖いと思い、身体が固まったり、変にブレーキをかけたりしてしまうとバランスを崩す。自分を信じて楽しもうとすれば、気持ちよく楽しめるということか。


スピードが出る下りも、思い切ってクリア!

参加メンバーの多くが、日常的に自転車に乗ってはいなかったのだが、それでも全員が笑顔で走り終えることができた。このファットバイクという乗り物の安定感はピカイチであるし、スノーコースは難しそうに見え、実際は楽しみやすい種類の挑戦であると言えるだろうか。
ここから横山杏菜さんが合流し、皆で常呂に確保した宿へ向かった。翌日は、特別に走行許可を取ったワッカ原生花園の散策路と海岸を走る予定。この日は万全の回復策を練り、翌日に備えることになったのだった。

(後編に続く)

※ガイドラインに従い、感染予防への最大限の配慮をして走行しております
画像:サイクルアドベンチャーオホーツク推進協議会提供 Naoki
YASUOKA(Cyclowired.jp)

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