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2021/06/22

Perfecta編集部

花が彩る春の山梨ライド

花が彩る春の山梨ライド

ついに「八代ふるさと公園」に到着! 甲府盆地が一望でき、桜と桃の季節は、ピンクの絨毯が広がる絶景を楽しめる人気スポットだ。公園内には古墳がふたつあり、上に登ることが許されていて、さらに高い位置から景観を楽しむことができる。


古墳にも登ることができ、園内を自由に楽しめる


各所から美しい景観が見晴らせる

この公園は、大ヒットしたドラマのロケスポットとしても有名で、主人公が叫ぶ印象的なシーンで使われたこともあり、多くの観光客がやってくるという。一同もこの丘に上り、なにやら叫んでみようかとも思ったが、時勢的にも大声は禁止なので、大人しく景観を楽しむのみにしたのだった。


人気ドラマで主人公が叫ぶシーンが撮影された人気スポット

山梨には、話題のリニア中央新幹線の実験線が通っており、この八代ふるさと公園にもリニア実験線展望台が設置されているという。上ってくる時に見えた高架橋が、実はリニア実験線だったのだ。2027年に運行開始予定のリニア中央新幹線は、なんと時速500kmで走るという。その姿を、この目で見ることができるのだろうか。公園を出て坂を下ると、すぐに高架橋が見えてきた。あれがリニア実験線か! がっちりとしつらえられており、防音壁が設置されているのか、一見鉄道路線には見えず、ぼんやりと高速道路かと思っていた。言われてみれば、高速道路にしては幅が狭すぎる。これが新しい交通の姿なのか。思わず見入ってしまう。


前方にリニアの高架橋が見える


枝に簡単に手が届きそうな果樹園の間を抜けて行く

果樹園の間を縫い、着々と高い場所へと上って行く。この上に、何があるのだろう? やぐらとちょっとしたベンチが見えてきた。展望台だ!
着いたのは「花鳥山展望台」。イベントでも、ビュースポットとして立ち寄る設定になっている。リニア実験線を見られる丘として有名なのだそうだ。
「あ!ちょうど試運転が通るかもしれない!」。地元メンバーの声に、一同に緊張が走る。カメラを構えてスタンバイしていると、線路の近くに立つメンバーから「『ゴーッ』って音が聞こえる!」という報告が。ドキドキ高なる胸を押さえながら、カメラを構えていることしばし。
きた! スルスルと、カモノハシを想起するような長い口(ノーズ?)を持つ白っぽい車両が現れた。これが本物のリニアモーターカーか!
だが、秒速で過ぎ去ると思いきや、なんだか遅い。時速500kmってこんなもの? いぶかしがる私たちに「すぐそこに停止場所があって、折り返すから減速してるんだよ」と教えてくれた。なるほど。それにしても、狙いすませたように展望台でリニアに出会え、しかもこんなにゆっくり観察できるとは。ほどなく、折り返した車両がこちらに向かってきた。動画や静止画を撮る一同。


ゆっくりと折り返してきたリニアの顔を撮ることに成功。皆、大興奮!

勝手にスピーディーなオシの強い色柄の車体をイメージしていたのだが、車体は高架橋とかぶるくらいシンプルなデザインで、サイドから見ただけでは高架橋と一体化して見えるほど。音も大きくなく、洗練された未来の乗り物という印象を受けた。いずれにしても、貴重な経験だった! ここまで上ってきた甲斐があったと一同満面の笑顔。

ここからもうひとつの人気スポットへ向かう。地元では「花鳥山神社」とも呼ばれ、親しまれているという「浅間神社」だ。一本杉で知られているというが、桜の名所でもあるこの神社には、やはり多くのひとたちが集まってきていた。皆で自転車を停め、神社の風情ある美しいいでたちを楽しんだ。樹齢はどれくらいになるのだろう。満開の大きな桜が並び、圧巻の眺めだ。


風格のある桜の木。下に立てばオーラが降りてくるようだ。それぞれ撮影を楽しんだ

また、この神社の駐車場はリニア実験線を見晴らすベストスポットとしても知られている。気品ある南アルプスと桃畑を貫くリニアの眺めは、山梨のいまを象徴する景観と言えるかもしれない。


浅間神社前は南アルプスとリニア実験線を眺められる貴重なスポット

ここからはしばらくライド。美しい景観やリニア観察に時間を使いすぎてしまい、少々予定より押しているようだ。境川自転車競技場はカットし、ちょいと補給に行こうという話になった。行き先は、皆がそれぞれ気になっていたというスイーツの店だ。

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