TOP > 自転車ライフ > 花が彩る春の山梨ライド

自転車ライフ

一覧へ戻る

自転車ライフ

2021/06/22

P-Navi編集部

花が彩る春の山梨ライド

花が彩る春の山梨ライド

道はアップダウンを繰り返すが、上れない勾配はない。里の雰囲気や、果樹園、田園風景など、どこに行っても美しく、心がなごむような景観が広がる。地元の方が先導し、交通量の少ないルートを選んでくれたこともあり、気持ちよく走ることができた。


「たまご村」に到着!


看板商品の放牧たまごを使ったプリン

到着したのは「たまご村」。たまごそのものだけでなく、プリンやシュークリーム、シフォンケーキなど、放牧たまごやオーガニックたまごを使ったスイーツや惣菜なども販売している。聞けば全国で、放牧たまごを使ったプリンを作っているところは他にないのではないかとのこと。ケースにならぶ生菓子系も、シフォンケーキやバウムクーヘンもおいしそうで、ひとつを選び取ることができず、悩み抜いてしまった。
筆者は、シュークリームに心を決め、レジに向かうと、あまりにもおいしそうな厚焼きたまごが鎮座しているではないか。どうしても食べてみたくて、こちらもお買い上げ。これこそ、たまごの味がわかり、ここでしか食べられないものだから。


大ぶりな玉子焼き。持つとずっしり重い


味わい深いたまごを堪能できた

表に出て(イートインスペースはコロナウィルス感染対策で閉鎖中)、さっそく玉子焼きを切り分け、全員で味見。しっかり焼かれていて、弾力すら感じられる存在感。たまごの味が活きていて、ゆっくり味わいたくなる玉子焼きだった。


バニラビーンズ入りの濃厚カスタードクリームがたっぷり!

さて、本命のシュークリームは? クリームは予想通りのクオリティ。濃厚ながら、まったくくどくない。皮も歯応えも、厚みも、量も、すべてのバランスがちょうどよく、何度でも食べたくなる絶品だった。景観にも、走行にも、おやつにも大満足の一同。ここから石和方面に向かって走る。


あちこちに魅力的な景観が点在しており、一同はそのたびに止まりながら進む

道中にも、美しい眺めが次々現れる。美しいまち、美しい季節。ときどき立ち止まって、撮影を楽しむなど、ゆったりと走行を楽しんだ。ほどなく、石和に到着。ここでこの日のライドはいったん解散となった。楽しかった! 富士山の眺めを楽しむメンバーは昼食を取ってから北上し「フルーツライン」と「ほったらかし温泉」に向かうという。筆者は笛吹川沿いをゆるゆると走り、スタートした「金川の森公園」を目指した。


驚くほどリーズナブルな価格で美味なるスイーツを販売する「桔梗屋工場アウトレット」

道中、桔梗信玄餅で有名な「桔梗屋工場アウトレット」を発見。ここでは少し変形したもの、賞味期限の近い菓子などをアウトレット価格で販売するだけでなく、詰め放題(朝開催・整理券が必要)なども開催しているという。すぐに食べるおやつを購入して休憩してもよいし、カフェ利用も可能。ただ、アウトレット店舗は遅い時間にはほとんどが売り切れてしまうため、買い物希望の方は、早めの訪問をオススメしたい。


「金川の森」に帰着。まばゆいほどの花が出迎えてくれた

「金川の森」にゴール。花に彩られ、春の公園はとてもあでやかだった。長い距離ではなかったが、行く先々で春ならではの美しい景観を堪能でき、気持ちも上向きにしてもらえたような楽しいライドだった!
このライドが開催された時期はまだ桜のみであったが、イベントが開催予定だった4月上旬には、桜と桃の花が咲く絶景を楽しむことができたという。2年連続の中止になってしまったのだが、来年の開催を期待したい。

このエリアは走りやすく、楽しみどころ、見どころも多く、グルメも非常に充実している。桜や桃の花が終わってしまっても、鮮やかな新緑、盛夏、紅葉の秋と、どの季節に足を運んでも、その季節の魅力を満喫できることだろう。山梨県内には、この他にも人気のサイクリングコースがたくさん存在している。またチャンスを見つけて、ご紹介していきたい。乞う、ご期待!

※ガイドラインに従い、マスク着用など感染予防への最大限の配慮をして走行しております。
※今年3月末の緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が発出されていない期間でのライドです。

画像:編集部

123

ページの先頭へ

メニューを開く