いぃ那珂サイクルグルメツアー
次の休憩ポイントは近いらしい。出発後すぐに大きな池が見えてきた。市役所前に広がる「一の関ため池親水公園」だ。冬には白鳥が飛来することで有名な地。那珂市の憩いの場所になっている。
休憩地点に到着。香ばしいいい香りが漂っている
ここには「曲がり屋」と呼ばれる茅葺家屋が建っている。「曲がり屋」とは、住居と馬小屋、物置が一体となった東北地方と茨城県の一部に見られる寒さの厳しい地方の代表的な民家形式。この家屋は、那珂市戸崎にあった茅葺家屋を解体保存し、一の関ため池親水公園内へ移設復元されたものだ。内部はきれいに保存・復元されており、昔の生活を思い浮かべることができる。
興味津々で曲がり屋へ
室内にはこの曲がり屋の精巧な模型も!
実は、この「曲がり屋」の風情には少々そぐわない香ばしいいい香りが漂っていたのだが、このスポットでは「ファミリーラーメンふるさと」さんの「常陸銀シャリ餃子」が焼かれ、振る舞われていた。
皮も中身も超美味!「常陸銀シャリ餃子」
「銀シャリ」という名が表すように、皮は地元産の米から作られているという。さっそくいただくと、焼き目部分はパリパリだが、噛み締めると、モチモチの食感! 中には地元産の野菜がたっぷり使われていて、肉と野菜の旨味がこれでもかというくらい詰まっていた。感動の味。ふるさと納税の返礼品にも選ばれている地元が誇る一品だ。
芝生でのんびり餃子を味わう
あまりのおいしさに、「100個でも食べられそう!」という声も。旨味は濃ゆいけれど、しつこくなく、軽くぺろりと食べられてしまう不思議な餃子だった。次はお店に、満足できる量(笑)頬張りに行こう!
ここからは、林の間を抜けたり、畑が広がる平原の間を走ったりと、変化のあるルートを行く。自転車の走行位置を示す矢羽根が描かれる道も多く、安心して走ることができた。
林の中を抜けていく
見晴らしのよい平原を気持ちよく走る。路面には矢羽根が描かれていた
4つ目のスポットは、「ふれあいファーム芳野」。ここでは「ジェノバ」の「かぼちゃスープ」が提供された。気づけば、提供品だけでほぼフルコースができそうだ。
「ふれあいファーム芳野」に到着
濃厚クリーミーなかぼちゃのポタージュスープ
クリーミーな黄色いポタージュスープは、一口飲むと、味もクリーミーで甘く、ふんわりとかぼちゃの風味が広がった。優しい味にほっこり。冷やしても、温めてもおいしいに違いない。大切にいただいて、皆が幸せな気持ちになった。
※楽しみが尽きないライドも、いよいよラストスパート! 次ページへ→
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