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2023/02/01

P-Navi編集部

プレイバック!スズカ8時間エンデューロ

プレイバック!スズカ8時間エンデューロ

2022年は3年ぶりに名物の「パフォーマンス賞」も帰ってきた。スズカ8時間エンデューロでは、会場を華やかにし、皆の目を楽しませる仮装ライダーを歓迎しており、ベストパフォーマンスを披露したライダーを表彰している。コロナ禍が続き、なんとなくおおっぴらに「楽しむこと」もはばかられるような空気があったが、仮装ライダーがサーキットを走っていると、もう自由に楽しんでよいのだ!と、解放された気持ちになる。


全員が鮮やかなつなぎを着てママチャリでサーキットを走ったアナハイム電器とアナハイム電工チーム。あのアニメの世界観を再現している


全員がかわいらしい着ぐるみで参加。インタビューでは「普段着です」と回答し、爆笑を巻き起こしていた(パフォーマンスアピールの時間帯に撮影)

4時間のカテゴリーは、ソロの参加者も多く、より集中して走る方が多い印象だ。ブースエリアはオープン早々から、チーム参加で走行のタイミングではない方や、応援にきた方でにぎわっていたが、4時間が終わると、昼食を調達も相まって、ブース、物販エリアは大いに、にぎわった。


ブースエリアに繰り出す来場者


普段の店舗ではなかなか出会えない商品が並ぶのも魅力。色鮮やかなアイテムが並ぶアパレルブース


高性能のベアリングの回転をシミュレーションできるブース。開発担当者と直接話せる貴重な機会だ


クリート(ペダルと固定するシューズの金具)のベストな位置を割り出してくれるサービス。有料ではあるが、プロの見たてをもらえることには大きな価値がある

あっという間に、6時間も終盤に差し掛かる。上位に位置する参加者は、それまで高速の集団の中で推移してきたが、終盤のペースアップで堪えきれなかった参加者は、ふるい落とされていく。表彰対象となる各参加カテゴリーでの勝利を獲得するために、駆け引きや新しい動きが生まれていき、最後の最後まで結果がわからない迫力の展開となった。


激戦を勝ち抜いてスプリントでフィニッシュに飛び込む。この勝利は最高の栄誉になるだろう


気持ちよく走り終え、達成感のある笑顔でフィニッシュする


ゲストの女性ロードチーム「ちゃりん娘」の皆さんがチェッカーフラッグを振り、笑顔でフィニッシュする参加者を迎えてくれた


役目を終え、リラックスした表情を浮かべるゲストライダーたち。長丁場だったが、レースの管理に活躍した

規定の時間を終えてから、最初にフィニッシュラインを越えた瞬間が各自のフィニッシュとなり、走行周回数と、タイムがリザルトとなる。この日は好天に恵まれたこともあり、気持ちよく走り、笑顔でフィニッシュする参加者も多く、表情は達成感と充実感でいっぱいだった。


表彰式、抽選会も復活し、大いに盛り上がった

2022年は表彰式に加え、恒例の抽選会も実施され、フィニッシュ後も、会場の熱気はしばらく冷めることはなかった。
コロナ禍も次のフェーズに入ったと感じさせる新しいスタイルの中で、大盛況の中、幕を下ろしたスズカ8時間エンデューロ。会場をあとにする人々の表情が、今大会の成功を物語っていたと感じる。この大会ならではの「遊びゴコロに満ちた」これからの発展が楽しみだ。

画像:鈴鹿8時間エンデューロ大会事務局、編集部

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