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エッセイ「競輪場の在る街」Vol.11〜広島

エッセイ

2023/04/20

エッセイ「競輪場の在る街」Vol.11〜広島

一年、住んだ広島を離れる日。街の風景が、いつもと違って見える。 「この道を通るのは、これが最後かもしれない」 「あの看板を見るのは、これが最後かもしれない」 家族で行った旅行で泊まった旅館だっただろうか。それとも、小学校…続きを読む

エッセイ「競輪場の在る街」Vol.10〜静岡

エッセイ

2019/10/04

エッセイ「競輪場の在る街」Vol.10〜静岡

東海道新幹線に乗って東京へ向かう。山側の窓側席にて、壁にもたれながら左手で頬杖をつく。左手にはめた腕時計が秒を打つ音が聞こえてきて、嫌でも「一秒」という時間の「長さ」が意識される。 手前で飛び去っていく近距離の景色群は『…続きを読む

エッセイ「競輪場の在る街」Vol.9〜松山

エッセイ

2019/05/29

エッセイ「競輪場の在る街」Vol.9〜松山

人生で何度目かの訪問となる松山を、車窓から見やる。 空港から市街へ向かう道、なぜか開放的な雰囲気を感じ取る。 なぜか。 しばし考える。 大学時代、地理学を専攻していたということもあるからだろうか、色々な街を訪れると、その…続きを読む

エッセイ「競輪場の在る街」Vol.8〜玉野

エッセイ

2019/05/23

エッセイ「競輪場の在る街」Vol.8〜玉野

その日の宇野港は荒れていた。体感では台風並みの風が吹き、普段は穏やかと思われる瀬戸内海も、白いしぶきが目立つ。 宇野港は、玉野市にある瀬戸内海に面した古くからの港である。岡山駅から、ローカル線で1時間弱ほど。宇野駅に到着…続きを読む

エッセイ「競輪場の在った街」番外編〜会津若松

エッセイ

2018/06/05

エッセイ「競輪場の在った街」番外編〜会津若松

その街に住んだわけでもない。親戚がいるわけでもない。学校があって毎日通ったわけでもない。 本来なら何のゆかりもない土地なのに、なぜかよく行くことになり(しかも自分からの望んでいくわけでなく、不可抗力で、ということがほとん…続きを読む

エッセイ「競輪場の在った街」番外編〜長崎

エッセイ

2018/03/16

エッセイ「競輪場の在った街」番外編〜長崎

その街に住んだわけでもない。親戚がいるわけでもない。学校があって毎日、通ったわけでもない。 本来ならば何のゆかりもない土地なのに、なぜかよく足を運ぶようになった。しかも自分から望んでいくわけでなく、不可抗力で、ということ…続きを読む

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