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2021/10/25

Koichi Moriizumi

『森泉宏一の実況天国』Vol.65

『森泉宏一の実況天国』Vol.65

先日、京王閣競輪のホームページにとある記事が掲載されていました。

日本競輪選手会東京支部がスポーツギフティングサービス『Unlim』の利用を開始!東京オーヴァル京王閣

記事によると、東京支部の選手会がスポーツギフティングの利用を始めたとのこと。選手を目指す最初の壁である機材を揃えることにお金がかかり、それが負担になるとのことで、それを支援してもらおうということのようです。フレームやタイヤなどの機材提供を通して、プロを目指す選手を支えるシステムです。素敵なシステムだなと思うと同時に、オートレースでもこのようなギフティングシステムを活用できないかと考えました。
オートレースは部品やタイヤといった走るために必要な物は全てが選手負担。「心臓部」と呼ばれるクランクなど多額の費用を必要とする物。あるいいは消耗品で交換せざるを得ない物。これらはかなりの負担だと想像します。もちろん、システム的にかなり難しいことだとは理解していますが、「車券購入以外で選手を応援する」という中にギフティングが使えたらどれだけ違うだろう。
競輪の方は選手を目指す人向けのギフティングですが、「もしも……」という想像でこの記事を読んでいました。

さて先日、浜松オートで開催されましたG2ウィナーズカップ。
中村雅人(川口28期)選手が見事優勝を飾り、来月同じ浜松で開催されるSG日本選手権オートレースへ弾みを付けました。

私も終盤の2日間は現地でインターネット配信の方に出演させて頂きました。

当日は西日本の名解説者・灘一樹さんと釜本和茂さんをお迎え。たっぷりと予想をして頂きました。
準決勝戦11レースでは3連単2万円台の高配当。これを灘さん、釜本さん、AKIさんと皆さん的中!(私だけ除外(苦笑))
ゴールした瞬間、灘さんは渾身のガッツポーズを披露。
予想の他にも試走の見方、部品交換による効果、更には養成所時代の話などで盛り上がりを見せ、視聴数、そして評価(グッドボタン)も上々。視聴者の皆さんにも楽しんで頂いた放送になり、嬉しい限りです。

新スタンドの建設も着々と進んでいる浜松オート。前述の通り、来月にはSG日本選手権オートレースを控え、年末のスーパースター王座決定戦トライアル戦へのポイント争いも気になるところ。
今年も残り3カ月を切り、ますますオートレースから目が離せませんね。

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