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2023/02/17

森泉宏一

『森泉宏一の実況天国』Vol.89

『森泉宏一の実況天国』Vol.89

先日、某SNSを徘徊、もといSNSで情報収集をしていましたら、戸田ボートレース場の無料バス一部廃止についての知らせが掲載されていました。

戸田ボートレース場

その知らせは、複数の駅からレース場までの無料バスを運営していましたが、そのうち3路線が利用者の減少を鑑みて廃止になるとのこと。実は、この廃止になる路線のひとつ、東武東上線成増駅発着便のバスは、筆者が若い頃によく利用していたものでした。
当時は板橋区民だった筆者。東上線沿いのアパート住まいで、戸田ボートに行く際は、決まって成増駅まで行き、そこから発着する無料バスを利用していたため、大変お世話になったものです。そんな思い出もあり、時代という言葉で、ひとくくりにするには、あまりにも寂しい知らせだったのであります。
無料バスの廃止、減便は、旅打ちが困難を極めてしまうことにも繋がります。今まで競技を問わず、さまざまなレース場に行ってきましたが、多くの無料バス乗り場が分かりにくい場所で、それでいて案内も十分でない所が多いように感じていました。
逆に、親切なレース場は、「〇〇の建物の前にある〇番乗り場」など、具体的な案内がホームページなどに分かりやすく表記されていて、非常にありがたいのです。
小さなことかもしれませんが、こういうことの積み重ねが大事で、ファン増加につながるのではと考えます。

さて、2023年に入り、オートレース界は「25期レーサー」が旋風を巻き起こしています。

まずは先月、伊勢崎オートレース場で行われたG2レジェンドカップでは、「燃える闘魂」若井友和(川口25期)選手が自身初のG2制覇! 最終周回での捌きは、まさに見応え十分のレースでした。若井選手の登場に、現地の表彰式も非常に盛り上がったそうです。集まったファンの皆さんと共に、お馴染みの「1、2、3、ダー!」も披露。
当日は、「チャリロト劇場 燃えろ!!オートレース」でも優勝戦の模様を放送しており、筆者は若井選手からの万車券的中で、同じようにスタジオで絶叫していました。

さらに、今月開催された川口オートレース場のG1開設記念グランプリレースでは、地元・川口の永井大介(川口25期)選手が優勝。当開催は降雪の影響で開催3日目が中止になるアクシデントもあり、いきなりの準決勝戦。それでも地元・川口からは、永井選手のほか、大会連覇がかかる小林瑞季(川口32期)選手、加賀谷建明(川口27期)選手、中村雅人(川口28期)選手と4名が優勝戦進出。浜松から優出を果たした鈴木宏和(浜松32期)選手のG1初優勝に期待が集まる中、10メートルオープン戦の4枠からスタートで2番手という好ポジションを得た永井選手が、最初の周回で鈴木選手を捉えて、そのまま逃げ切り。3度目の大会制覇となりました。
意外にも1年ぶりの優勝だった永井選手。同期の若井選手に続く活躍を披露しました。

永井大介
大会3度目の優勝を果たした永井大介選手

そして先日、飯塚オートでのナイター一般開催では、飯塚の支部長である有吉辰也(飯塚25期)選手が優勝!
レースは「ナンバーワン」鈴木圭一郎(浜松32期)選手が8枠で登場。その圭一郎選手より先攻めに成功した有吉選手が、圭一郎選手を振り切っての優勝!

まさに今、オートレース界は25期祭り状態。そこに、森且行(川口25期)選手の練習参加。復活の期待がかかる森選手、さらに練習姿の森選手を見て、お互いに「同期の刺激」というものがあるのかもしれません。

それにしても、この25期旋風は、どこまで続くのでしょうか。
今月末にはSG全日本選抜オートレースを控える中、25期は9名が出場予定(2月16日現在)。
予想の際、頭の片隅に「25期」を置いておくのもいいかもしれません。

※SG全日本選抜オートレースのチャリ・ロト特設サイトでは、「燃えろ!!オートレース」レギュラー陣による注目選手を掲載中です。是非、ご覧下さい。

特設サイトはこちらから

そして、2月19日(日曜日)。あの「情熱大陸」(MBS・TBS系)に、森且行選手が登場!
デビュー24年目を迎え、日本一からの衝撃的な事故。どのように復活していくのか。
これは、見逃せませんね!
観られない方は録画の準備をお忘れなく!

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