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2021/07/11

P-Navi編集部

Mt.富士ヒルクライム(前編)

Mt.富士ヒルクライム(前編)

日本最高峰の富士山の5合目を目指すヒルクライムレース、「第17回Mt.富士ヒルクライム」が6月6日に開催された。1,225mの標高差を上るタフなチャレンジではあるが、5合目に向かうルートとしてはもっとも勾配の緩いスバルライン(平均勾配5.2%、最大勾配7.8%)を用いるため、ビギナーや、軽量のロードバイク以外の自転車でも挑戦できる。同時に、本格派のクライマーにとっては、この緩急のあるコースは、ハイスピードに乗せるエリアもあり、挑み甲斐のあるもので、全国のクライマーが競い合う「日本一」と格付けされるステイタスの高いレースの一つになっている。レベルの差はあれど、この大会を一年の目標とするサイクリストも多い。


美しい富士スバルラインを駆け抜ける参加者たち

近年この大会は1万人を超える参加者を集めていたが、昨年は新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、開催を断念。秋には代替大会が企画されたものの、今年、多くのサイクリストが待ちわびた本大会開催を2年ぶりに果たすことになった。もちろん、世の中はいまだコロナ禍にあるため、今大会も可能な限りの拡大防止策を講じた上での特別な形式での開催だ。

大会前日には、メイン会場となる富士北麓公園の陸上競技場で参加受付が行われると同時に、出店テントが並び、自転車関連の展示や販売が行われる「サイクルエキスポ」が開催される。


陸上競技場にテントが並ぶサイクルエキスポ。例年は来場者でごった返す人気イベントだが、今年は制限をかけての開催になった


受付は、密を作りにくいよう、例年より受付時間を延ばし、広いスペースを確保して設営された


今年は近場に駐車場を設定し、参加者は駐車場からの無料シャトルバスか自転車で会場を訪れた

例年、大会にエントリーせずとも、このエキスポのために会場を訪れるエキスポファンも少なくない。だが今年は、来場対象は大会参加者のみとし、通路を一方通行に設定するなど、感染症防止のための制限をかけた開催となった。


入場時には検温など健康チェックが行われた


健康チェックを済ませた印のリストバンドを装着すれば入場が可能に


ブースめぐりを楽しむ来場者たち


大会のオリジナルジャージの特別販売。鮮やかな発色と美しいグラデーションが性別問わず好評だった

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