TOP > 競輪 > 小田原G3(最終日)レポート

競輪

2020/08/30

P-Navi編集部

小田原G3(最終日)レポート

小田原G3(最終日)レポート

2020年8月30日
小田原G3(最終日)開設71周年記念 北条早雲杯争奪戦

【9R=S級決勝】

1/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
2/郡司浩平(SS・神奈川99期)
3/松浦悠士(SS・広島98期)
4/東口善朋(S1・和歌山85期)
5/和田真久留(S1・神奈川99期)
6/松井宏佑(S1・神奈川113期)
7/吉澤純平(S1・茨城101期)

号砲と共に、郡司が勢い良く飛び出す。
1周回半程で並びは整う。
地元・神奈川3車の前受けで625・71・34の三分戦。

青板周回に入り、後方から松浦がジワジワ上昇。
郡司を抑える形に。

赤板突入で松浦が叩きにいくが、松井が引かずに突っ張る。

松井が先行、その後ろでは郡司と松浦の競り合いで打鐘。

依然、松井の先行態勢でHSを通過。

後方から吉澤も佐藤を引き連れ、巻き返しを図る。
しかし、2コーナー、松浦に競り勝った郡司のブロックの影響で佐藤が落車のアクシデント。

最終BSは神奈川3車が出切った状態だが、松浦ー東口ラインも再反撃。

最終4コーナー、神奈川3車を内から松浦、外から東口が猛追。

このデッドヒート、最後は神奈川の3番手を固めていた和田が突き抜けて1着。
2着に松井が残り、郡司が失格の判定であったため、松浦が繰り上がりで3着入線。
和田真久留は2017年11月の防府記念以来、2回目のG3制覇となった。

優勝/和田真久留(S1・神奈川99期)
思ってもいなかった展開だったんで、キツかったですね。
今日は我を出さずに、自分は3番手の仕事をシッカリすること。
神奈川3車の中から優勝者を出せるようにだけ集中していた。
最終4コーナーは神奈川3車の争いだったのは良かったけど、浩平の失格は本当に誤算、残念です……。
最後は無我夢中で踏みました。
2回目のG3制覇だけど、今回は番手戦ばかりだったので、少し意味合いが違うかなと。
浩平、宏佑、雄太と__タイプも違ったので、いつも対応している追い込み選手の凄さも分かった。
それに自分もまだまだ自力で頑張らなくちゃいけないなって。
自分の競輪人生で大きな勉強になった開催だと思います。
神奈川、南関がレベルアップしていく中で、そこから来年も小田原記念の優勝者を出せたら。
もちろん、その中に自分も名を連ねていられるように頑張ります。

ページの先頭へ

メニューを開く