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競輪

2021/07/03

P-Navi編集部

小松島記念G3(3日目)レポート

小松島記念G3(3日目)レポート

2021年7月3日
小松島記念G3(3日目)
開設71周年記念「阿波おどり杯争覇戦」

一昨年は太田竜馬が地元勢14年ぶりとなる優勝、昨年は4車結束から原田研太朗が優勝と徳島勢が2年連続優勝中の「阿波おどり杯争覇戦」。今年も初日特選で小倉竜二、阿竹智史が師弟ワンツーで好発進を決めるなどシリーズの中心を担っていった。
波乱があったのは二次予選で、優勝候補の筆頭格に目されていた松浦悠士が敗退。S班からただ1人参戦していた松浦が勝ち上がりを逸したことで、優勝争いは一転して激戦となった__。

準決勝は、地元記念連覇を狙う原田研太朗こそ決勝進出を逃したものの、地元勢の活躍は続き、徳島からは太田竜馬、小川真太郎、小倉竜二の3名が優出。太田は前述した通り一昨年の覇者であり、小川は念願の記念初優勝、小倉は地元記念初優勝が期待される。3車結束で徳島勢の地元記念3連覇も現実味を帯びてきた。
また、若手自力型の躍進も目立ち、6月松山でG3初優勝をしたばかりの町田太我は、今回も連日の積極駆けで決勝進出と勢いは止まらない。そして群馬の佐々木悠葵も4日制の記念初優出。決勝でも両者の動向は見逃せないところだろう。

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【10R=S級準決勝】


1着/山田庸平(S1・佐賀94期)
今回成績:特3・二1・準1
通算G3優勝:無し
G3決勝進出:2021年4月武雄以来4回目


2着/佐々木悠葵(S2・群馬115期)
今回成績:一2・二1・準2
通算G3優勝:無し
G3決勝進出:2021年3月宇都宮以来2回目


3着/中井太祐(S1・奈良91期)
今回成績:一1・二2・準3
通算G3優勝:無し
G3決勝進出:2021年2月奈良以来5回目

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【11R=S級準決勝】



1着/和田圭(S1・宮城92期)
今回成績:特6・二1・準1
通算G3優勝:1回(2018年4月西武園)


2着/小川真太郎(S1・徳島107期)
今回成績:一1・二1・準2
通算G3優勝:無し
G3決勝進出:2021年3月宇都宮以来10回目


3着/町田太我(S2・広島117期)
今回成績:一2・二1・準3
通算G3優勝:1回(2021年6月松山)

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【12R=S級準決勝】


1着/小倉竜二(S1・徳島77期)
今回成績:特1・二2・準1
通算G3優勝:8回(2021年5月前橋)


2着/池田憲昭(S1・香川90期)
今回成績:一1・二2・準2
通算G3優勝:1回(2019年1月和歌山)


3着/太田竜馬(S1・徳島109期)
今回成績:特4・二2・準3
通算G3優勝:4回(2019年12月佐世保)

※通算G3優勝の( )は前回のG3優勝

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【最終日・12R=S級決勝】
1/小倉竜二(S1・徳島77期)
2/佐々木悠葵(S2・群馬115期)
3/山田庸平(S1・佐賀94期)
4/町田太我(S2・広島117期)
5/和田圭(S1・宮城92期)
6/中井太祐(S1・奈良91期)
7/小川真太郎(S1・徳島107期)
8/池田憲昭(S1・香川90期)
9/太田竜馬(S1・徳島109期)

注目の並びは
9太田-7小川-1小倉、2佐々木-5和田、4町田-8池田、3山田(単騎)、6中井(単騎)

地元・徳島勢は3車で結束。池田は町田の番手を選択、佐々木と和田は東の連携。山田と中井はそれぞれ単騎でのレースとなり、細切れ戦となった。

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