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競輪

2021/07/26

P-Navi編集部

【富山競輪G3】捲りで決めた!稲垣裕之が連覇!

【富山競輪G3】捲りで決めた!稲垣裕之が連覇!

2021年7月26日
富山競輪G3(最終日)
開設70周年記念「瑞峰立山賞争奪戦」

【12R=S級決勝】
1/竹内雄作(S1・岐阜99期)
2/柿澤大貴(S1・長野97期)
3/稲垣裕之(S1・京都86期)
4/堀内俊介(S1・神奈川107期)
5/阿部力也(S1・宮城100期)
6/藤井侑吾(S2・愛知115期)
7/小原太樹(S1・神奈川95期)
8/宮越孝治(S2・富山82期)
9/三谷将太(S1・奈良92期)

3日目のレースレポートはこちら

S級S班が不在の開催となった今シリーズ。序盤は浅井康太や山崎芳仁、岩本俊介らが存在感を示す中、黒沢征治や記念初参戦の藤井侑吾が力強い競走で対抗し、レースは一段と熱を帯びていった。3日目の準決勝10Rでは、藤井侑吾が打鐘から先行策を取り記念初優出。それをしっかり追走した宮越孝治が1着で地元記念で初の記念決勝の切符を手にしてスタンドを沸かせた。11Rはレース巧者の稲垣裕之が先行する黒沢征治の3番手を確保し1着。12Rは落車があり浅井康太が失格となる波乱の展開も、しぶとい競走をした堀内俊介、同県の小原太樹が繰り上がりの1、2着となった。
決勝戦は、連日先行する藤井侑吾を擁する中部ラインと高校の先輩・後輩という関係の堀内、小原の神奈川ライン、力強さを取り戻しつつある稲垣裕之率いる近畿ライン、そして柿澤大貴、阿部力也の単騎の2人がどう闘うかが見どころとなった。

■レース展開

隊列は誘導以下、6藤井-1竹内-8宮越、3稲垣-9三谷、4堀内-7小原、2柿澤、5阿部で周回を重ねる。青板、堀内が上昇を開始すると中部ラインと外並走。竹内とのポジション争い状態で赤板を迎える打鐘。打鐘過ぎ4コーナー手前から前団の攻防を見ていた稲垣がスパートする。最終2コーナー過ぎ、竹内と堀内の番手争いは堀内に軍配があがるが、稲垣のスピードが違い、最終BSで藤井を飲み込む。稲垣は後方の落車を尻目に、そのままゴールを駆け抜け1着。追走の三谷が2着で近畿ラインが準決勝に続いてのワンツー。3着は先行策の藤井で決着した。

【富山記念・S級決勝結果】
2車単3-9 1,450円(5番人気)
3連単3-9-6 13,990円(41番人気)


稲垣は富山記念を連覇。G3は通算8回目の優勝となった。


優勝/稲垣裕之(S1・京都86期)
今回成績/特3着・二4着・準1着・決1着
次走出場予定/松阪F1(7月31日~8月2日)
「信じられない気持ちです。久しぶりに捲りが出て、自分でも自信になりましたね。前々にいないと勝負にならないと思っていましたし、自分も含めてですけど、誰かしらが邪魔をする競走をしないと竹内君が優勝する確率が高いレースでしたので、そこは考えていました。一本棒になる前にと思って、早目の仕掛けを心掛けていましたけど、余裕は全然なかったです。でも、若い選手に気持ちで負けないようにと走りました。三谷君も内を最後まで締めてくれましたし、そのおかげで2人で決まったと思います。(連覇は)どちらもラインがあっての優勝だと思っているので、今後もどんな位置でもしっかりと頑張っていきたい。なかなか調子を整えるのが難しくなってきたんですけど、しっかり全力を出し切る競走をしていきたいと思います。(いわき平オールスターに向けては)気持ちをリセットして、もう一度土台づくりからやっていきたいですね。G1の舞台でも上のレースに勝ち上がれるように、もっと頑張っていきたいと思います」

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