川崎競輪G3（3日目）レポート&コメント

2021年8月7日
川崎G3（3日目）アーバンナイトカーニバル

今年3回目のグレードレース開催となる川崎競輪。「アーバンナイトカーニバル」と銘打ち、ガールズケイリンも同時開催されるナイターレースで、力の拮抗する選手が初日から熱戦を繰り広げている。男子では、シリーズリーダーと目されていた高原仁志や吉澤純平、雨谷一樹、門田凌らが順当に勝ち進み、ガールズは奥井迪やチャリレンジャーの鈴木美教、尾方真生らが力を発揮し3日目を迎えた＿＿。

【10R＝S級準決勝】

1着／雨谷一樹（S2・栃木96期）
今回成績：一1・二2・準1
G3優勝：0回（記念初優出）

しっかり位置を取って勝負できているので、脚の状態は良いですね。1着も取れているし、良いと思います。栃木、茨城で吉澤さんの前で頑張りたい。記念決勝は初です。

2着／高原仁志（S1・徳島85期）
今回成績：特5・二4・準2
G3優勝：0回（2020年向日町以来7回目のG3優出）

門田君が頑張ってくれたおかげ。感触はだんだん良くはなっています。決勝も門田の番手で、ラインでワンツーを決められるように頑張ります。

3着／門田　凌（S2・愛媛111期）
今回成績：一2・二1・準3
G3優勝：0回（2021年6月久留米以来3回目のG3優出）

準決勝は展開的に逃げざるを得ない感じだったので、ゴールまでしっかり踏みました。調子は良いとは思います。僕か、高原さんのどちらかが優勝できるような組み立てで頑張りたい。

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【11R=S級準決勝】

1着／伊原克彦（S2・福井91期）
今回成績：一5・二2・準1
G3優勝：0回（2020年7月福井以来3回目のG3優出）

準決勝はモガキ合いになったので、自分の行けるところから行きました。初日は不甲斐なかったですが、2日目から力を出し切ろうと。コンディションは最高です。決勝は単騎で頑張ります。

2着／櫻井正孝（S1・宮城100期）
今回成績：一6・二1・準2
G3優勝：0回（2020年3月久留米以来5回目のG3優出）

2日目に引き続き嵯峨君が先行してくれて頼もしかったです。初日が不甲斐なかったですが、番手も増えてきて、自分がやれることはやれていると思います。北日本の先輩、後輩が繋いでくれたおかげですし、決勝は単騎です。巧く立ち回って、何かモーションを起こしたいですね。

3着／白戸淳太郎（S1・神奈川74期）
今回成績：特6・二1・準3
G3優勝：1回（2001年5月平塚A級）

この年齢で地元の大きいレースの決勝を走れるのは光栄です。準決勝はとにかく一生懸命に走って、伸びる川崎のコースを走れた感じ。展開も向いて、前が頑張ってくれているおかげ。世話になっているので、静岡勢の後ろです。

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【12R=S級準決勝】

1着／吉澤純平（S1・茨城101期）
今回成績：特4・二1・準1
G3優勝：2回（2016年8月豊橋、2017年6月取手）

自分が内をあけてしまって、前には迷惑をかけましたが、何とか勝ち上がれたことは良かったです。一杯でしたが、レースの流れにはしっかりと乗れているとは思います。二次予選と同じで雨谷君の後ろで頑張ります。

2着／簗田一輝（S1・静岡107期）
今回成績：一6・二4・準2
G3優勝：0回（2019年12月別府以来6回目のG3優出）

内山君が強かったですね。着以上に、脚の感触は良いです。決勝も内山君の番手です。内山君は練習ではもっと強いので、もっとカカるんじゃないかと思っています。

3着／内山雅貴（S2・静岡113期）
今回成績：一2・二1・準3
G3優勝：0回（G3初優出、S級戦2回目の優出）

脚には余裕があったので、あとは気持ち。準決勝も気負わずに走ろうと思っていました。3日間全部違うレースなのは自分でも驚き。レースに挑む時、勝ち筋が見えるようになってきました。決勝も強い自力が残っている。まだまだチャレンジャー。良いレースできるように頑張ります。

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【最終日・12R＝S級決勝】

1／白戸淳太郎（S1・神奈川74期）
2／吉澤純平（S1・茨城101期）
3／門田　凌（S2・愛媛111期）
4／櫻井正孝（S1・宮城100期）
5／伊原克彦（S2・福井91期）
6／内山雅貴（S2・静岡113期）
7／雨谷一樹（S2・栃木96期）
8／簗田一輝（S1・静岡107期）
9／高原仁志（S1・徳島85期）

決勝の並びは

内山－簗田－白戸
門田－高原
雨谷－吉澤
櫻井（単騎）
伊原（単騎）

櫻井と伊原が単騎を選択して、細切れ戦となった。白戸、吉澤を除く他7名が優勝ならばG3初優勝となる。