TOP > 競輪 > 松戸競輪G3(3日目)レポート

競輪

2021/08/23

P-Navi編集部

松戸競輪G3(3日目)レポート

松戸競輪G3(3日目)レポート

2021年8月23日
松戸競輪G3(3日目)
開設71周年記念「燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯」

***************
【9R=S級準決勝】

赤板前に吉田拓矢をおさえて橋本智昭が先行態勢に入っていく。赤板2コーナー過ぎから8番手の岩本俊介が仕掛けるも、番手の和田健太郎は落車に巻き込まれてしまう。岩本は最終HS過ぎに橋本を捕らえて先頭に立ち、粘りこみを図るが、最終2コーナーから5番手の吉田が捲りでグングンを車間を詰める。吉田は直線で岩本をかわして1着。橋本の番手から佐々木雄一が捲りに転じて2着。3着には山口泰生が入り、岩本は粘り切れず4着で優出を逃した。


1着/吉田拓矢(S1・茨城107期)
今回成績:特9・二4・準1
G3優勝:2回(2021年6月久留米記念)


2着/佐々木雄一(S1・福島83期)
今回成績:特7・二1・準2
G3優勝:0回
G3決勝:9回目(2021年4月川崎以来)※S級戦


3着/山口泰生(S1・岐阜89期)
今回成績:一2・二3・準3
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(2020年10月熊本記念in久留米)

***************
【10R=S級準決勝】

赤板で窓場千加頼を叩いて野口裕史が先頭に立つ。最終2コーナー過ぎから黒沢征治も仕掛けていくが、野口も譲らずに両者の主導権争いに。野口、黒沢のもがき合いを最終HSから松浦悠士が捲りを打って、最終2コーナーでは先手奪取。松浦に岩津裕介、藤岡隆治とライン3車が続き、そのまま松浦が押し切って中四国ラインの上位独占となった。


1着/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特2・二2・準1
G3優勝:11回(2021年5月函館記念)


2着/岩津裕介(S1・岡山87期)
今回成績:一1・二1・準2
G3優勝:7回(2015年1月いわき平記念)
※松戸では2016年8月にオールスターG1を優勝。


3着/藤岡隆治(S2・徳島98期)
今回成績:一2・二3・準3
G3優勝:0回
※記念初優出。2019年8月和歌山のエボリューション以来の決勝進出。

***************
【11R=S級準決勝】

根田空史が上昇開始すると、新田祐大が中団で牽制。前受けの中川誠一郎は後ろを確認しながら、徐々にペースを上げていく。最終HSから中団の新田が捲りを打っていくが、中川も合わせて踏んでいく。後方から根田空史-渡邉雄太の南関東勢も捲りで迫ってくるが、新田を突っ張り切った中川がそのまま押し切って1着。2着に大外伸びた渡邉で、中川マークの荒井崇博が3着に入った。新田は5着、佐藤慎太郎は6着で優出を逃した。


1着/中川誠一郎(S1・熊本85期)
今回成績:一2・二1・準1
G3優勝:8回(2019年10月熊本記念in久留米)
※松戸記念は2018年8月の開設68周年を優勝。


2着/渡邉雄太(S1・静岡105期)
今回成績:予1・二2・準2
G3優勝:2回(2018年12月伊東温泉記念)


3着/荒井崇博(S1・佐賀82期)
今回成績:一3・二3・準3
G3優勝:15回(2019年4月武雄記念)

※G3優勝の( )は直近の優勝開催

***************

【最終日・10R=S級決勝】
1/吉田拓矢(S1・茨城107期)
2/松浦悠士(SS・広島98期)
3/中川誠一郎(S1・熊本85期)
4/山口泰生(S1・岐阜89期)
5/岩津裕介(S1・岡山87期)
6/藤岡隆治(S2・徳島98期)
7/佐々木雄一(S1・福島83期)
8/荒井崇博(S1・佐賀82期)
9/渡邉雄太(S1・静岡105期)

注目の並びは
1吉田-7佐々木
2松浦-5岩津-6藤岡
3中川-8荒井
9渡邉-4山口

準決勝で上位独占を決めた中四国ラインは、松浦を先頭に再度連携。とくに松浦と岩津は二次予選からの3レース連続の連携となり、3連続のワンツーを決めてくるか。
今開催連日の積極策が際立つのは中川誠一郎。準決勝に続いて荒井崇博との九州連携で一発を目論む。吉田には佐々木、渡邉には山口がついて、それぞれ即席ラインを形成。
短走路でどのラインにもチャンスがありそうな細切れ戦となった。

ページの先頭へ

メニューを開く