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競輪

2021/10/20

P-Navi編集部

第30回寛仁親王牌G1、21日開幕!

第30回寛仁親王牌G1、21日開幕!

2021年10月20日
弥彦競輪G1(前検日)第30回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント

10月21日(木)から24日(日)まで新潟県弥彦競輪場を舞台に、「第30回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメントG1」が開催されます。昨年の覇者・脇本雄太の欠場は残念ですが、S級S班7選手を中心に4日間の激戦が「幕をあける」__。
今開催は6年ぶり6回目となる弥彦開催。前回の2016年は園田匠選手が直線鋭く伸びてG1初タイトルを獲得し、3連単は21万円を超える高配当決着でした。今回はS級S班をはじめとする実力者が立ちはだかるのか、山口拳矢ら新鋭レーサーの台頭があるのか、注目の4日間となりそうです。
そして、その山口選手も出場権争いに加わっている、KEIRINグランプリを巡る戦いも熱を帯びてきています。寛仁親王牌を含め、残すG1はあと2つ。賞金を少しでも上積みをしたい選手、一発逆転を狙う選手、そしてすでに権利獲得している選手の動向など様々な思惑が交錯することでしょう!
前検日レポートでは、初日12レースの日本競輪選手会理事長杯の出場メンバー、注目選手のコメントを紹介します!

【1日目・12R=日本競輪選手会理事長杯】


1/和田健太郎(SS・千葉87期)
今年の戦績:優勝0回
2021年賞金ランキング:13位
寛仁親王牌出場:4年連続5回目
寛仁親王牌優出:2019年(5着)
開催メモ:デビュー戦、A級初勝利、初優勝を弥彦で経験

(調子は)成績なりかなと思います。それなりに練習はできました。(理事長杯は)迷惑かけないように3番手(深谷-郡司)で、しっかりついていきたいと思います。


2/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今年の戦績:優勝9回(G1=1回、G2=1回、G3=6回、F2=1回)
2021年賞金ランキング:1位
寛仁親王牌出場:6年連続6回目
寛仁親王牌優出:2020年(4着)

日曜日(10月10日)に落車して、金曜日に乗り始め。入院して4泊5日、安静にしていたので、かなり早く治りました。状態自体は大丈夫。退院して乗った感触も、結構良かったです。(理事長杯は)迷いましたが、(清水に)任せることになったので、しっかり追走して頑張ります。


3/新田祐大(SS・福島90期)
今年の戦績:優勝0回
2021年賞金ランキング:50位圏外
寛仁親王牌出場:2年連続10回目
寛仁親王牌優出:2020年(2着)、2017年(2着)、2015年(9着)、2010年(8着)、2008年(7着)
開催メモ:2008年7月の寛仁親王牌でG1初優出。優勝ならG1グランドスラム達成!

今回はグランドスラムを達成するために、バッチリの状態で来ました。あとは結果を残せるように頑張るだけ。グランドスラムを意識して、戦っていきます。まずは自分らしい走りをして、最後決勝で決められるように頑張ります。


4/清水裕友(SS・山口105期)
今年の戦績:優勝1回(G2=1回)
2021年賞金ランキング:4位
寛仁親王牌出場:4年連続4回目
寛仁親王牌優出:2018年(6着)、2019年(3着)
開催メモ:2018年10月の寛仁親王牌でG1初優出。2017年に弥彦で通算100勝達成。

前回の平塚は良かったです。ここに向けて、しっかり練習して、最後もしっかり調整できたと思います。(理事長杯は)自分が(松浦の)前でやらせていただきます。


5/平原康多(SS・埼玉87期)
今年の戦績:優勝3回(G3=3回)
2021年賞金ランキング:7位
寛仁親王牌出場:6年連続12回目
寛仁親王牌優出:2008年(9着)、2009年(9着)、2016年(2着)、2018年(3着)
開催メモ:昨年7月に弥彦記念G3を優勝。

落車から何場所か走って、けっこう上がってきていると思います。擦過傷は残っているが、身体が動くようになってきました。弥彦は、昨年(記念で)優勝してから流れが良くなったので、今回もそうなって欲しい。(理事長杯は)単騎、自力で頑張ります。


6/深谷知広(S1・静岡96期)
今年の戦績:優勝0回
2021年賞金ランキング:24位
寛仁親王牌出場:2年連続10回目
寛仁親王牌優出:2012年(4着)、2013年(2着)、2014年(1着)、2017年(8着)
開催メモ:通算300勝にリーチ中。2014年に弥彦の親王牌の優勝歴あり。

ケガ自体は全く気にならないレベル。練習量が落ちた分、それを取り戻す作業がきつかったです。これからは先行して戦える状態に持っていきたい。計画通りで、疲れは溜まっているが、充実しています。これからも郡司と連携が続くので、後ろも頭にあったが、わがままを言って今回は前で。


7/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今年の戦績:優勝0回
2021年賞金ランキング:6位
寛仁親王牌出場:7年連続19回目
寛仁親王牌優出:2004年(3着)、2005年(4着)、2006年(3着)、2018年(7着)
開催メモ:昨年7月に弥彦で通算400勝を達成。

(落車は)擦過傷だけで、大丈夫です。練習も7日間ほどできています。弥彦は走りやすいし、好きなバンクの一つですね。(新田マークで)しっかり自分の仕事をしたいと思います。


8/古性優作(S1・大阪100期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今年の戦績:優勝3回(G1=1回、G3=1回、F1=1回)
2021年賞金ランキング:3位
寛仁親王牌出場:8年連続8回目
寛仁親王牌優出:2016年(7着)、2005年(4着)、2006年(3着)、2018年(7着)
開催メモ:2014年弥彦の寛仁親王牌でG1初出場

平塚記念は尻上がりに良くなったが、4日間を戦う体力が無かったです。今回もしっかりトレーニングしてきましたが、思ったよりも良くならなかったので、初日からまた上がってくるかなと。(理事長杯は)単騎で、自力自在に走りたいと思います。

9/郡司浩平(SS・神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今年の戦績:優勝3回(G1=1回、G3=2回)
2021年賞金ランキング:2位
寛仁親王牌出場:9年連続9回目
寛仁親王牌優出:2020年(6着)
開催メモ:2013年弥彦の寛仁親王牌でG1初出場、最終日にG1初勝利。

状態は上がってきています。しっかりと練習できましたし、やることはやってきました。あとは結果が出てくれれば。(理事長杯は)いろんなパターンを想定していましたが、(深谷マークで)良い連携できるように頑張ります。

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日本競輪選手会理事長杯の並びは

深谷-郡司-和田
清水-松浦
新田-佐藤
平原(単騎)
古性(単騎)

1日目のメインレースとなるのは12レースの日本競輪選手会理事長杯。南関東ラインは深谷-郡司-和田と唯一の3車並び。中国SSラインは清水に(久留米G3の)落車の影響が気になる松浦が付ける。北日本ラインはグランドスラムを狙う新田に佐藤。平原と古性は単騎戦を選択した。4日間の戦いを占う初戦、好スタートを切るのはどの選手だろうか!?

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