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競輪

2022/02/12

P-Navi編集部

奈良記念G3(3日目)レポート

奈良記念G3(3日目)レポート

2022年2月12日
奈良競輪G3(3日目)
開設71周年記念「春日賞争覇戦」

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【10R=S級準決勝】

赤板で先頭に立った浅井康太を宮本隼輔が抑えると、打鐘で5番手から吉田拓矢が仕掛け、最終HSで吉田、宿口陽一の関東ラインが出切る。吉田の先行で、後続は仕掛けられず、吉田が宿口の差しを振り切って3連勝のゴール。2着に宿口で関東ワンツー。3番手で続く形となった宮本が3着に入線した。


1着/吉田拓矢(SS・茨城107期)
今回成績:特1・二1・準1
G3優勝:3回(2022年1月立川記念)

宮本さんの後ろを取りたかったのですが、取れなかったので出たとこ勝負しようと切り替えました。3日間走って今日が1番よかったし、新車がマッチしている感じがします。あとは気持ちを高めて、優勝を目指して頑張りたいと思います。決勝も自力でいいレースをしたいです。


2着/宿口陽一(SS・埼玉91期)
今回成績:特8・二1・準2
G3優勝:1回(2021年10月前橋G3)

しっかり落ち着いて仕掛けてくれて、自分はついていくことだけに集中。牽制して、最後抜けたらいいなと思ったのですが、ものすごい踏み直しで吉田君が強かったです。練習の感じがよかったので、レースでそれを出せればと思っていました。一戦、一戦、気合いを入れてがんばります。決勝も、吉田君の番手。楽しみです。


3着/宮本隼輔(S1・山口113期)
今回成績:一4・二2・準3
G3優勝:1回(2019年7月大垣記念)

流れを見ながらと考えていました。今日の競走で、初日、2日目を無駄にしてしまいました。全部、大川さんのおかげなので情けないです。(決勝は)石原君の後ろです。頑張ります。

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【11R=S級準決勝】

松本秀之介が上昇して、赤板前に先頭に立つ。石原颯が仕掛けて、打鐘で松本を叩いて先行態勢に入り、中四国連携で柏野智典が続き、3番手は単騎の古性優作が確保する。新山響平も捲りで巻き返しを狙うが、これは不発。最終2コーナーから古性が捲りで抜け出して、完勝のゴール。2着は石原が粘り、石原マークの柏野が3着に入線した。


1着/古性優作(SS・大阪100期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特4・二2・準1
G3優勝:6回(2021年7月福井記念)

打鐘過ぎの4コーナーあたりで仕掛けないとダメでしたね。最終2コーナー付近だと、仕掛けがかなり遅かったです。高松記念の時ほどではないですが、まあまあな感じです。(決勝は)脇本さんの番手です。


2着/石原颯(S1・香川117期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:一3・二1・準2
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(2021年7月高知記念以来)

中団を取れたらいいなと思っていました。主導権を握ってからは一杯。とにかく柏野さんに1~3着を取ってもらってと思ったので。奈良は相性がいいのかなと思いました。今日は体が動いていたので、明日もいい感じだったらいいなと思います。決勝は自力です。前を任せてもらったので、頑張ります。


3着/柏野智典(S1・岡山88期)
今回成績:一1・二3・準3
G3優勝:0回
G3決勝:19回目(2021年11月防府記念以来)

希望通りの並びと展開でした。結果としては満足しているのですが、昨日、今日とバランスが悪いというか、いい状態と、そうでない状態が混在しています。身体は問題ないと思うんですけどね。決勝は、中四国の4番手です。

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【12R=S級準決勝】

赤板前から脇本雄太がスパートして、先頭に松浦悠士を打鐘でかわしてレースの主導権を握っていく。松浦は脇本の番手で争う形となり、三谷竜生から位置を取り切る。快ペースで飛ばす脇本に、番手奪取した松浦がゴール前差し迫るも、脇本が振り切って3連勝。2着に松浦、松浦マークの西田雅志が3着で続いた。


1着/脇本雄太(S1・福井94期)
今回成績:一1・二1・準1
G3優勝:8回(2021年9月向日町記念)

前を抑えにいった時点で、松浦君が飛びつく雰囲気を感じました。それをどう対処するかでしたが、あのような結果になってしまいました。(状態は)自分の感覚ですけど、少し衰えているのかなと思っていますが、次に繋げる意味でもしっかり確かめて走っていきたいと思います。決勝も自力。古性君と2人で決められる方法を探しながら、しっかり走りたいと思います。


2着/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特2・二2・準2
G3優勝:13回(2021年12月広島記念)

内山君がスタートでいい位置を取ったようだったので、内山君の動きをあてにせず、自分でしっかり戦をうと思いました。本当は、三谷さんのところに行きたくなかったのですが、残り2周を切ったあたりでは飛び付かないといけないと。脚の感触は準決勝が1番良かったのです。脇本さんを抜くまでに至らなかったですが、勝ち上がれたのはよかったかなと思っています。決勝は、宮本君の後ろです。


3着/西田雅志(S2・広島82期)
今回成績:一1・二3・準3
G3優勝:0回
G3決勝:11回目(2010年9月青森記念以来)

南関が中団だったのが誤算だったのですが、松浦に全て任せていました。番手に勝負にいってくれたので3着に入ることができました。松浦が単独で番手になってからは、絶対に内だけは空けないように、4コーナーまでは行こうと。33バンクで、このクラスになったら油断も隙も見せられないので。いい状態で入ってきています。結果が出せて良かったです。決勝は、松浦君の後ろ。

※G3優勝の( )は前回の優勝開催
※G3決勝の( )は前回の優出開催

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【最終日・12R=S級決勝】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/吉田拓矢(SS・茨城107期)
3/柏野智典(S1・岡山88期)
4/宮本隼輔(S1・山口113期)
5/脇本雄太(S1・福井94期)
6/西田雅志(S2・広島82期)
7/松浦悠士(SS・広島98期)
8/石原颯(S1・香川117期)
9/宿口陽一(SS・埼玉91期)

注目の並びは
5脇本-1古性
2吉田-9宿口
8石原-4宮本-7松浦-3柏野-6西田

中四国は、好調の石原を先頭に宮本隼輔、松浦悠士、柏野智典、西田雅志の並びで、5車が結束。
大宮記念の落車の影響を感じさせない吉田拓矢と宿口陽一の関東SSラインは今開催3回目の連携。準決勝同様にワンツーを目指す。
近畿は長期欠場からの復帰となった脇本雄太が3連勝で勝ち上がり。GPチャンプの古性優作との連携は二次予選でもワンツーを決めている。強力タッグで地元地区の記念優勝を狙い、別線を迎え撃つ。

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【奈良競輪の直近レースレポート】
施設整備等協賛競輪(2021年)優勝者:三谷将太
奈良記念G3(2021年)優勝者:山田久徳
奈良記念G3(2020年)優勝者:松谷秀幸
奈良記念G3(2019年)優勝者:村上博幸
奈良記念G3(2018年)優勝者:三谷竜生

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