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競輪

2022/02/22

P-Navi編集部

全日本選抜競輪(3日目)レポート

全日本選抜競輪(3日目)レポート

2022年2月22日取手
第37回読売新聞社杯全日本選抜競輪G1(3日目)

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【10R=S級準決勝】

赤板で嘉永泰斗が前を抑えて九州ラインが先頭に立つ。打鐘から深谷知広がスパートすると、嘉永も踏みこむが最終HSで深谷が主導権を奪取する。九州ラインの後位から南関ラインの後位にスイッチした古性優作は、最終2コーナーから捲り発進。粘る南関両者を直線で捕らえて1着。2着に古性マークの浅井、3着には逃げた深谷が粘った。

1着/古性優作(SS・大阪100期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特2・SR4・準1
G1優勝:1回(2021年8月オールスター競輪)

最大出力が低い感じがしてスイッチするのがしんどかったです。今日が一番良かったと思います。周回の感覚で、今日は行けるかなと。深谷さんが強かったです。S級S班になって初めてのG1でしっかり決勝に乗れてよかったです。決勝は、自力自在でシビアに行きます。


2着/浅井康太(S1・三重90期)
今回成績:特7・二1・準2
G1優勝:3回(2018年11月競輪祭)

昨日失敗した分、古性君の動きに合わせてマーク屋という気持ちで行きました。昨日よりいいと感じています。前検に入る前の練習では、感触がいいのかなと思ったのですが、レースになると少し落ち気味だったので、それを修正してなんとか準決勝に臨みました。決勝は、再度古性君に付けます。


3着/深谷知広(S1・静岡96期)
今回成績:特3・SR8・準3
G1優勝:2回(2014年7月寛仁親王牌)

みんな先行意欲があると思っていたので、どこから勝負するかで、自分の距離で行きました。セッティングも今日が一番よかったです。古性をもう少し後ろの方で合わせられれば(渡邉雄太と)2人で決められたと思うので、そこは力不足です。2日間の反省を活かして走ることができたので、今日の走りを考えて、明日につなげたいと思います。決勝も自力で、しっかり頑張ります。

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【11R=S級準決勝】

打鐘で野原雅也が小松崎大地を叩いて先行態勢に入る。中団から郡司浩平がスパートすると、最終1コーナー過ぎで野原を叩き切る。太田竜馬は2コーナーで一旦牽制のあおりを受けるものの、態勢を立て直して捲りを打つと、粘りを見せる南関ラインを直線で捕らえる。太田が1着で、マークの松浦が2着の瀬戸内ワンツー。小松崎マークの成田和也が両者を追って3着に入線。大会連覇を狙う郡司は、5着に終わった。


1着/太田竜馬(S1・徳島109期)
今回成績:特9・二1・準1
G1優勝:0回
G1決勝:1回(2018年11月競輪祭以来)

(最終1センター付近)煽りがあったのですが、耐えられてよかったです。松浦さんが、ついてくれていたので、しっかり行こうと思っていましたし、寛仁親王牌のリベンジができてよかったです。初日以外は力を出せて着もいいので、いい状態です。決勝は自力です。


2着/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特1・SR2・準1
G1優勝:3回(2021年5月日本選手権競輪)

(太田竜馬は)あの郡司君の先行の上をいけるんで、ものすごく強いです。僕は、煽りもあって中を割られないようにとかなり内を締めていて、最後は抜く脚が残っていなかったです。今日はフォームなどを修正したのですが、悪い方向に出てしまったので、昨日までの乗り方に戻していきます。決勝も、太田君に付けます。


3着/成田和也(S1・福島88期)
今回成績:特4・二2・準3
G1優勝:3回(2013年6月高松宮記念杯)

思ったよりも野原君の巻き返しが早かったし、太田君もどういうレースをするかわからなかったので。最終HS過ぎが、僕らの勝負どころだったのかなと思います。(小松崎)大地のおかげで落ち着いて走れました。調子も、問題ないと思います。決勝は、福島の3番手。

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【12R=S級準決勝】

赤板から松井宏佑が上昇も、眞杉匠、平原康多の関東ラインが中団から動いて先手を奪う。3番手には新田祐大、佐藤慎太郎の福島ラインが続く。松井も仕掛けるが、最終HSで不発に。絶好の位置となった新田が最終BSから捲りを打つと、逃げる関東ラインを捕らえて完勝の1着ゴール。平原と佐藤の2着争いとなるが、平原が先着の2着、佐藤が3着でともに優出を決めた。


1着/新田祐大(S1・福島90期)
今回成績:特8・二1・準1
G1優勝:8回(2019年8月オールスター競輪)

先行意欲のある選手が多かったので、自分のタイミングを見て、いけるところから仕掛けようと思っていました。(平原さんが)上手いですよね。タテに踏んだ時も隙がなかったですし、タイミングも挫かれてしまう感じでした。脚の感覚はすごくよくて、悪い感覚はありません。決勝も先輩の熱い思いを背負って、しっかり頑張りたいと思っています。自力です。


2着/平原康多(SS・埼玉87期)
今回成績:特1・SR1・準2
G1優勝:8回(2021年10月寛仁親王牌)

真後ろが新田なのがわかっていたので、眞杉のスピードの落ち具合と新田の仕掛けるポイントを見極めて、自分も踏まないともう着がないなという感じでした。新田に合わせて出て、慎太郎さんのところに合わせられたのは、マシなのかなと思います。深谷にラブコールを受けたのですが、関東のみんなのおかげでここにいるし、自分でやりたい気持ちが強いです。決勝は自力で。


3着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今回成績:特3・SR3・準3
G1優勝:1回(2003年11月全日本選抜競輪)

2着までしっかり着いていかなければいけないレースだったと思うので、悔しさがあります。今後、対応を考えなければいけないですね。決勝は、僕が(新田の)ハコにいかせてもらいます。

※G1優勝の( )は前回の優勝開催
※G1決勝の( )は前回の優出開催
成績のSR=スタールビー賞

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【最終日・12R=S級決勝】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
3/平原康多(SS・埼玉87期)
4/深谷知広(S1・静岡96期)
5/新田祐大(S1・福島90期)
6/太田竜馬(S1・徳島109期)
7/浅井康太(S1・三重90期)
8/成田和也(S1・福島88期)
9/松浦悠士(SS・広島98期)

注目の並びは
1古性-7浅井
5新田-2佐藤-8成田
6太田-9松浦
3平原(単騎)
4深谷(単騎)

決勝は、準決勝同様レースの流れを巧みにつかむ古性に浅井が再度連携。
福島勢は強力なダッシュを活かした新田に佐藤、成田で、唯一の3車並び。
中四国も準決勝でワンツーを決めた、一発のある太田の番手に松浦。
そして深谷、平原がそれぞれ単騎を選択した細切れのレースとなった。
今年最初のG1を誰が制するのか、戦いの行方に注目が集まる__。

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\3日目注目レース・ピックアップ/
【3日目・4R=S級選抜】

昨日の反省を活かして
1着/取鳥雄吾(S1・岡山107期)
1着でよかったです。打鐘で(松岡)健介さんが切ってくれたので、自分のタイミングで出て、あとは1周半、頑張ろうと。力を出し切れたのでよかったです。最終HSで僕のスピードが乗らなかったけど、(吉澤)純平さんを合わせ切れたので収穫がありました。2日目は、お客さんにも迷惑をかけたし、反省して走れたのでいいと思います。

【3日目・6R=S級選抜】

もがきあいを制しラインで決着
2着/清水裕友(SS・山口105期)
とりあえず、仕掛けられてよかったです。弱気でした。もっと早く流れで、打鐘あたりから出たら、もう少しすんなり行けたのかなとは思います。結果、もがきあいみたいになりました。何とか乗り越えられましたけど、負けそうでしたね。脚自体は悪くないですが、いろいろと噛み合わないところがあり、昨日もお客さんに申し訳ない感じになりました。現実を受け止めて、しっかり頑張ります。

【3日目・9R=S級特別選抜】

差せなかった悔しさをトレーニングで
2着/諸橋愛(S1・新潟79期)

今日は、差せると思ったんですけど、純粋に吉田(拓矢)君が強くなっている、この半年で変わってきていると思います。自分は(調子を)キープして臨んできているし、悪くないので、差せなかったが悔しいです。考えていることがいろいろあるので、それをトレーニングでこなせれば、もう少し上積みができるかなと思います。

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【過去の全日本選抜競輪・プレイバック】
第36回全日本選抜競輪(川崎)
優勝:郡司浩平
第35回全日本選抜競輪(豊橋)
優勝:清水裕友
第34回全日本選抜競輪(別府)
優勝:中川誠一郎
第33回全日本選抜競輪(四日市)
優勝:新田祐大

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