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競輪

2022/03/20

P-Navi編集部

ウィナーズカップG2(3日目)レポート

ウィナーズカップG2(3日目)レポート

2022年3月20日宇都宮
第6回ウィナーズカップ(3日目)

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【10R=S級準決勝】
1/郡司浩平(SS・神奈川99期)
2/太田竜馬(S1・徳島109期)
3/長島大介(S1・栃木96期)
4/寺崎浩平(S1・福井117期)
5/成田和也(S1・福島88期)
6/伊原克彦(S1・福井91期)
7/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
8/磯田旭(S2・栃木96期)
9/松浦悠士(SS・広島98期)


打鐘で長島が前を抑えると、寺崎が内から反撃。最終HSでは太田が仕掛け、松浦を連れて先行策に出る。3番手には寺崎、4番手には長島が入り、中四国勢を追う。最終2コーナー過ぎに6番手から郡司が捲るも、寺崎の牽制もあり不発。太田との車間を切って後続を警戒していた松浦が差し脚を伸ばして1着。4コーナーであいたコースを突いて伸びた成田が2着、太田が3着に粘った。


1着/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特1・毘1・準1
G2優勝:2回(2021年7月サマーナイトフェスティバル)
※通算300勝にリーチ

太田君の先行に尽きると思います。少し早めに踏んでしまったのですが、太田君が力で残ってくれました。ラインで決めることが大事なので、達成できて良かったです。状態はすごくいいですね。(現在299勝で)明日でいい着を取れるように精一杯頑張ります。決勝も太田君の番手です。


2着/成田和也(S1・福島88期)
今回成績:一4・二3・準2
G2優勝:1回(2010年7月サマーナイトフェスティバル)

郡司君と(佐藤)慎太郎さんの後ろはすごくチャンスのある位置、活かせて良かったです。最後、もっと思い切って行ければ良かったのですが、松浦君が余裕がありそうでったので、少し待ってしまいました。状態は、2日目よりよかったですが、もう少し上げられたらと思います。決勝は、深谷君の番手です。


3着/太田竜馬(S1・徳島109期)
今回成績:一2・二1・準3
G2優勝:1回(2018年ヤンググランプリ)

残れるイメージがなかったのですが、いいペースで仕掛けられました。まさか残れるとは考えていなかったです。結果がついてきているので、素直に嬉しいです。決勝は僕が(中四国ラインの)前です。頑張ります。

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【10R=S級準決勝】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/守澤太志(SS・秋田96期)
3/吉田拓矢(SS・茨城107期)
4/隅田洋介(S2・栃木107期)
5/浅井康太(S1・三重90期)
6/門田凌(S1・愛媛111期)
7/小松崎大地(S1・福島99期)
8/新山響平(S1・青森107期)
9/脇本雄太(S1・福井94期)


打鐘で後続が警戒しあう中、誘導後位の吉田が最終HSから踏み込むが、3番手から新山も仕掛けて最終2コーナーで主導権を握っていく。7番手の脇本は最終2コーナー過ぎから捲り発進。抜群のスピードで前団に迫ると、最終3コーナー過ぎには北日本ラインを捕らえて先頭。そのまま脇本が押し切り1着、マークの古性が2着、さらに3番手の浅井も続いて、ラインの上位独占となった。


1着/脇本雄太(S1・福井94期)
今回成績:一1・二1・準1
G2優勝:1回(2019年3月ウィナーズカップ)
※最終日21日は33歳のバースデー

新山君が意識の中にあったので、どうしたらラインで決められるのか考えながらでした。自分の反応とは裏腹に身体が動いてくれていないので、そこを修正したいのですが、今開催では、これが精一杯のところかなと思っています。精神的なものだと思っているので、せめて気持ちだけでもしっかり身体と一致させたいなと思っています。ラインで決まってホッとしています。決勝も自力です。


2着/古性優作(SS・大阪100期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特2・毘2・準2
G2優勝:0回
G2決勝:4回目(2021年3月ウィナーズカップ以来)
※ウィナーズカップは3年連続優出

今日は、以前の脇本さんみたいな感じですごかったです。強烈でした。少ししんどいですけど、前の選手がすごく頑張ってくれているので、なんとか助けてもらっている感じです。ワンツースリーが決まったので良かったです。決勝も、脇本さんの番手です。


3着/浅井康太(S1・三重90期)
今回成績:一2・二2・準3
G2優勝:1回(2016年7月サマーナイトフェスティバル)

信頼して、脇本君のスピードに離れないようと意識して走っていました。脇本君が、いつでも仕掛けられる状態を作っていて、1周半ずっと踏んでいる状態が続いたので大変でした。(最終4コーナーは)内かなと思ったのですが、外を踏みました。脇本君と走って足りない部分がたくさん見えたので、そこを目標に練習していきたいと感じています。決勝も近畿ラインの3番手に。

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【12R=S級準決勝】
1/平原康多(SS・埼玉87期)
2/町田太我(S1・広島117期)
3/深谷知広(S1・静岡96期)
4/神山拓弥(S1・栃木91期)
5/井上昌己(S1・長崎86期)
6/佐々木雄一(S1・福島83期)
7/和田真久留(S1・神奈川99期)
8/岡崎智哉(S2・大阪96期)
9/清水裕友(SS・山口105期)


打鐘で単騎の岡崎智哉が先頭に立つと、町田太我が動いて最終HSから主導権を奪っていく。最終BS前から中団の平原康多が捲りを打つと、町田マークの清水は牽制。そのまま抜け出した清水が押し切って1着、200勝達成のゴール。平原マークの神山がコースをついて2着。大外から追い込んだ深谷が3着に入線した。


1着/清水裕友(SS・山口105期)
今回成績:特1・毘6・準1
G2優勝:2回(2021年3月ウィナーズカップ)
※初のウィナーズカップ連覇に挑む

このかかりでも平原さんは来るのかという感じだったので、びっくりしました。少し牽制したのですが、来られそうだったので前に踏みました。初日から人の後ろに着いているので、自分の状態はわからないのですが、ラインに助けられている感じがします。決勝は、自分が(太田-松浦の)3番手です。


2着/神山拓弥(S1・栃木91期)
今回成績:一2・二2・準2
G2優勝:1回(2009年ヤンググランプリ)

平原さんがダメで、自分もダメでも後悔はないので、全面的に信頼していました。関東の自力の若い選手には、あのような走りを是非見習って欲しいと思っています。決勝に乗れて嬉しい。脚は、初日の緊張も徐々にほぐれてきて、いい感じになっています。決勝は凄まじいメンバーなので、しっかり考えて頑張りたいです。位置を決めずに戦います。


3着/深谷知広(S1・静岡96期)
今回成績:一1・二2・準3
G2優勝:3回(2014年サマーナイトフェスティバル)

単騎の岡崎さんの動きが想定外だったので、あそこで脚を使ってしまって予定通りに行きませんでした。進む感覚がなかったのですが、外を我慢して踏んでギリギリ届いた感じです。連日ラインに迷惑をかけているのでスッキリしないですが、決勝は頑張ります。自力です。

※成績の「毘」は2日目毘沙門天賞
※G2優勝の( )は前回G2優勝開催

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【最終日・12R=S級決勝】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/深谷知広(S1・静岡96期)
3/松浦悠士(SS・広島98期)
4/成田和也(S1・福島88期)
5/脇本雄太(S1・福井94期)
6/神山拓弥(S1・栃木91期)
7/清水裕友(SS・山口105期)
8/太田竜馬(S1・徳島109期)
9/浅井康太(S1・三重90期)

注目の並びは
5脇本-1古性-9浅井
2深谷-4成田
8太田-3松浦-7清水
6神山(単騎)

決勝は、連日鋭い捲りを見せている脇本雄太に、準決勝と同じく古性優作と浅井康太が並ぶ。脇本はここまで3連勝での勝ち上がりで、3年ぶりのウィナーズカップ制覇を目指す。番手の古性はグランプリ、全日本選抜に続いてのビッグ連続優勝に期待が集まる。
準決勝で逃げ粘った太田竜馬には、3連勝と絶好調の松浦悠士が再度番手。さらに清水裕友が3番手を固めて、中四国ラインは3車で結束。松浦は優勝なら通算300勝も同時達成、清水は大会連覇を狙う。
我慢の競走が続いている深谷知広には、百戦錬磨の成田和也がラインを組み、地元からただ1人優出を決めた神山拓弥は位置を決めずチャンスを狙う戦いを選択した。500バンクの特徴が戦績に反映されている各ラインの先頭を任された選手の動向に注目が集まりそうだ。

最終日第9レースの「ガールズケイリンコレクション2022宇都宮ステージ」の7選手紹介はこちら

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