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競輪

2022/08/15

P-Navi編集部

【オールスター競輪G1】脇本雄太が完全優勝!

【オールスター競輪G1】脇本雄太が完全優勝!

2022年8月15日 西武園競輪場
第65回オールスター競輪G1(最終日)

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アルテミス賞 ガールズドリームレース

18年ぶりのオールスター開催となった西武園競輪で行われた「第65回オールスター競輪G1」は、開催5日目にあたる8月13日が台風8号接近に伴い中止順延となり日程変更を余儀なくされたが、真夏のレースにふさわしい白熱の戦いが繰り広げられた。
初日のドリームレースで脇本雄太は、誰もが舌を巻く先行逃げ切りで初戦を飾ると、ただ1人、3連勝で決勝進出を決めた。また、初戦から好調をアピールしたS級S班の松浦悠士や守澤太志もレース巧者ぶりを発揮。予選スタート組からは菊池岳仁が力強い先行をみせて吉澤純平の決勝進出を後押しする活躍を見せると、小松崎大地や成田和也も気迫ある競走を披露して決勝進出を果たした。
完全Vを狙う脇本が、G1初優出の寺崎浩平の番手回りになったことで、がぜん注目を集めた決勝。レースは赤板で寺崎の番手を松浦悠士に明け渡してしまった脇本雄太だったが、最終BS7番手から怒とうの捲りで1着ゴール。場内の歓声を一身に受けて、オールスター2回目の優勝を5連勝の完全Vで達成した。

【最終日・11R=オールスター競輪G1決勝】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/松浦悠士(SS・広島98期)
3/守澤太志(SS・秋田96期)
4/小松崎大地(S1・福島99期)
5/吉澤純平(S1・茨城101期)
6/寺崎浩平(S1・福井117期)
7/成田和也(S1・福島88期)
8/新山響平(S1・青森107期)
9/脇本雄太(S1・福井94期)

【レース展開】
決勝、レースが動き出す。

決勝、赤板ホームの攻防

最終ホーム8番手の脇本雄太

最終2センター、捲り追い込んでくる脇本雄太

1着でゴールする脇本雄太

誘導以下、6寺崎-9脇本-1古性、2松浦、5吉澤、8新山-4小松崎-3守澤-7成田で周回を重ねる。まず新山が上昇を開始して、赤板で寺崎に並びかけると、寺崎は突っ張る構え。赤板で松浦は寺崎の後位を狙って奪取。近畿の連携は崩れ、寺崎のの後位には松浦が続く。新山が3番手におさまり、脇本は7番手に置かれる。寺崎の先行で最終HSを通過していくと、最終2コーナー過ぎに松浦が番手から捲りを放つ。脇本は最終BS7番手から捲りで巻き返しを狙い前団に迫ると、最後は押し切りを狙う松浦をゴール前でかわして優勝。2着に松浦、3着は北3番手から差し脚を伸ばした守澤が入線した。

【オールスター競輪G1=決勝結果】
2車単9-2 1,210円(4番人気)
3連単9-2-3 4,720円(11番人気)
決まり手:捲り-捲り

賞金ボードを手に記念撮影の脇本雄太
優勝/脇本雄太(S1・福井94期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績/1着・1着・1着・1着・1着
次走出場予定/立川F1(8月22日~24日)

オッズで人気になっていたし、プレッシャーのある戦いだった。何とか1着にたどり着けという心境です。(赤板の松浦悠士の動きは)寺崎(浩平)君の後輪に集中している時に不意を突かれる形だったので、自分の技量不足が露骨に出たと思います。そこから優勝するために、しっかり気持ちを切り替えました。(最終BSからの)仕掛けは半信半疑だったので、本当にギリギリ届いた感じです。自分が1着で駆け抜けられたのかと疑問に思うくらいのゴールだったので、確信を得るまで半周以上かかりました。
オールスターは昨年2着でしたが、今年で2回目の優勝。勝ち上がりでもしっかり力を出し切った中での決勝だったと思うので、本当に相性のいい大会だと思います。今の自分の大きな目標としては、G1に向けて、またしっかりコンディションを含め調整し直して臨むことです。今回の決勝は番手戦だったのですが、いい経験になりました。なんとか1着で駆け抜け、人気に応えることができてホッとしている半分、良かったと思う気持ち半分です。今後は持ち味をしっかり出して、また優勝を目指してがんばりたいと思います。

※最終日の注目選手ピックアップは
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