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競輪

2022/10/19

P-Navi編集部

寛仁親王牌G1(前検日)レポート

寛仁親王牌G1(前検日)レポート

2022年10月19日 前橋競輪G1
第31回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(G1)前検日

10月20日(木)から23日(日)まで群馬県前橋競輪場を舞台に、「第31回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」が開催されます。今年のG1競走も、残すところあと2開催となり、KEIRINグランプリ2022の出場争いも見逃せないところ。前検日は、S級S班9名の争いとなる初日12レース=日本競輪選手会理事長杯を中心に、現地からレポートします!

※注目のチャリレンジャー前検日インタビューはこちら
※寛仁親王牌・特集!小松崎大地選手×加藤慎平さんの特別対談はこちら

【寛仁親王牌G1(初日)12R=日本競輪選手会理事長杯】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/平原康多(SS・埼玉87期)
3/松浦悠士(SS・広島98期)
4/清水裕友(SS・山口105期)
5/郡司浩平(SS・神奈川99期)
6/宿口陽一(SS・埼玉91期)
7/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
8/吉田拓矢(SS・茨城107期)
9/守澤太志(SS・秋田96期)
※1着から5着が2日目のローズカップに進出。

古性優作
1/古性優作(SS・大阪100期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今年の戦績:優勝2回(全日本選抜G1、高松宮記念杯G1)
2022年賞金ランク:3位

共同通信社杯では左手をケガしましたが、もう大丈夫です。違うトレーニングもできて、感触も良かったです。一走してみないとわからないですが、悪くないと思います。油断したら後方に置かれるバンク。しっかり集中したいと思います。

平原康多
2/平原康多(SS・埼玉87期)
今年の戦績:優勝4回(G3:4回)
2022年賞金ランク:6位

前走の共同通信社杯から約1カ月は、空き過ぎているくらいですね。気持ちを切らさないように、練習をしました。仕上がりは、名古屋(共同通信社杯)の時と変わらない感じだと思います。

松浦悠士
3/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今年の戦績:優勝5回(サマーナイトG2、G3:4回)
2022年賞金ランク:2位

熊本記念in久留米を終えてからは、やりたい練習をそこまでできなかったのですが、直前にだいぶ調子が上がり、オールスターに入る前と同じ雰囲気があるので、走るのが楽しみです。ミスは許されないバンクなので、しっかり前々に攻めていきたいです。

清水裕友
4/清水裕友(SS・山口105期)
今年の戦績:優勝1回(ウィナーズカップG2)
2022年賞金ランク:8位

松阪記念は力不足でした。その後は、ケアをしつつ、練習をしてきました。前橋は好きなバンクなので、頑張りたい気持ちがあります。明日は、(松浦の)番手で頑張ります。

郡司浩平
5/郡司浩平(SS・神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今年の戦績:優勝4回(共同通信社杯G2、G3:3回)
2022年賞金ランク:5位

近況は、レースの中でやりたいことができているし、身体も動いているので、状態はいいのかなと思います。計画通りに練習もできて、準備もできていて、結果が出ているので嬉しいです。グランプリと同じメンバーですが、競輪場やライン構成も多少変わってくると思うので、勝ちを意識して走りたいと思います。

宿口陽一
6/宿口陽一(SS・埼玉91期)
今年の戦績:優勝0回
2022年賞金ランク:50位圏外

共同通信社杯での落車は、骨折の診断はなかったですが、肋骨と左の股関節周りが痛かったです。本格的に練習ができたのは、2週間くらい。明日は吉田(拓矢)君の番手。すごくチャンスのある位置だと思いますので、一生懸命頑張りたいと思います。

佐藤慎太郎
7/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今年の戦績:優勝2回(G3:2回)
2022年賞金ランク:4位

練習ではタイムも出ているし、違和感は無いのですが、前回の松阪記念のレースでは重い感じがしました。その違いは、レースの中で見極めないといけないと思っています。前を走る選手にしっかり付いていくのが大前提。いい結果が出せればいいと思います。

吉田拓矢
8/吉田拓矢(SS・茨城107期)
今年の戦績:優勝3回(G3:3回)
2022年賞金ランク:12位

松阪記念3日目の落車のダメージは、ほとんどなかったのですが、慢性的な疲労があったようなので途中欠場しました。それも取れたので、前回の松阪よりもいいと思いますし、練習も最近の中では一番良かったですね。先手を取らないと巻き返しが難しいバンクなので、その辺りを意識して走りたいです。

守澤太志
9/守澤太志(SS・秋田96期)
今年の戦績:優勝1回(全プロ記念)
2022年賞金ランク:7位

熊本記念in久留米以降は、しっかり練習をしました。前橋は特殊なバンクで、いつも通り走っていると大変なことになるので、しっかり考えて走らないと難しいと思います。グランプリの時は、郡司(浩平)君の3番手だったのですが、理事長杯は古性(優作)君の番手に。僕の中の古性君の評価もすごく上がって、後ろに付いてみたいと思っていたところでしたし、グランプリと同じよりも、古性君に付いた方が面白くなるかなと思って選択しました。しっかり勝負したいと思います。

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日本競輪選手会理事長杯の並びは

1古性-9守澤
8吉田-6宿口-2平原
3松浦-4清水
5郡司-7佐藤

S級S班9名がそろい踏みということで、KEIRINグランプリ2021と同じメンバーが顔をそろえた理事長杯。
並びは
グランプリ同様に吉田拓矢の番手に宿口陽一、平原康多と続く関東勢。
松浦悠士の後ろは清水裕友となり、前後が入れ替わった中国ライン。
郡司浩平には佐藤慎太郎が付く2車ライン。
そして古性優作には守澤太志が付く。

昨年のグランプリと完全に同じライン構成は関東のみとなり、どのような展開になるのか見極めが難しくなった。
ラインの長さを活かした関東勢が主導権を握り、上位独占を狙いたいが、位置取り巧みな松浦が早めにレースを動かしにかかる可能性もある。好調の郡司や、グランプリでは単騎だったがラインの先頭を担う古性の動向は、いかなるものか。
前橋の特徴ある高速バンクを味方に付けて、初戦から幸先良いスタートを切るのはどの選手か。
シリーズを占う一戦に注目です。

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