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競輪

2022/10/31

P-Navi編集部

京王閣競輪G3(3日目)レポート

京王閣競輪G3(3日目)レポート

2022年10月31日 京王閣競輪G3
京王閣競輪開設73周年記念「ゴールドカップレース」(3日目)

最終日第3レースの「競輪ルーキーシリーズ2022プラス(ガールズ)」の前検日レポートはこちら
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【京王閣競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
京王閣記念10RS級準決勝
岩本俊介が抑えに来ると、前受けの吉田有希は突っ張る。吉田は後続の仕掛けを警戒しつつ、最終HSからペースを上げていく。岩本は中団で内に包まれ、仕掛け切れない中、番手絶好となった吉田摩マークの坂井洋が差し切り1着。関東3番手の高橋築が2着、吉田が3着で関東ラインの上位独占となった。

坂井洋
1着/坂井洋(S1・栃木115期)
今回成績:特1・二3・準1
G3優勝:1回(21年9月四日市記念)

最近は、番手に回る競走が増えてきて、慣れてもきたのですが、テクニックなどがまだ甘いので、もう少し冷静にやりたいです。体調はグングン良くなってきています。
決勝は(吉田)有希の番手。

高橋築
2着/高橋築(S2・東京109期)
今回成績:一1・二1・準2
G3決勝:初

今日は、内に入って来られないように、千切れないように3番手を固められるように考えて走りました。感触は、日に日に良くなっている感じがあります。記念初決勝です。今年はケガなどが多かったので、これで回収できたかなと思います。
決勝は、茨城-栃木の3番手。

吉田有希
3着/吉田有希(S2・茨城119期)
今回成績:一2・二2・準3
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(22年5月青森G3)

連日上手くいっているので、今日も全て突っ張るつもりでいました。疲れはないです。ワンツースリーで決められたのは、すごく嬉しいです。G3決勝は、今回で2回目。いいメンバーの中で結果が出せているので調子は悪くない。明日も僕の走りをするだけです。
決勝も自力。

10Rレース結果

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【京王閣競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
京王閣記念11RS級準決勝
関東4車が結束して、先頭の河合佑弥が打鐘前からスパートして先行態勢に入っていく。中団は内に松井宏佑、外に新田祐大で並走となる。最終2コーナーから河合に続いた佐々木悠葵が番手捲りを放つと、関東勢が優勢のまま直線に入り、佐々木の後位から宿口陽一が伸びて1着。2着に佐々木、3着に中田が入り、10レースに続いて関東3車が上位独占を決めた。

宿口陽一
1着/宿口陽一(SS・埼玉91期)
今回成績:特8・二4・準1
G3優勝:1回(21年10月前橋G3)

今日は終始余裕があったので、身体が一番、楽でした。河合(佑弥)も地元で決勝に勝ち上がりたかったと思うのですが、あのような戦法をとってくれて心が痛いところもありますが、ライン3人が決勝に進めたことは、河合君に感謝します。この状態を維持して明日も頑張ります。
決勝は、平原(康多)さんの後ろ。

佐々木悠葵
2着/佐々木悠葵(S1・群馬115期)
今回成績:一1・二2・準2
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(21年7月小松島以来)

狙われる位置だと思ったので、どんなことがあっても死守しようと緊張しましたね。河合(佑弥)さんが頑張ってくれました。次に、河合さんと一緒になった時は自分が頑張りますと言えるようにしたいです。状態はいいと思います。
決勝は、自力です。

中田健太
3着/中田健太(S2・埼玉99期)
今回成績:一4・二3・準3
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(22年5月青森以来)

河合(佑弥)の気持ちが他の自力型よりも、勝っていました。強かったですね。これで決勝に進めなかったら、一生乗れないなぐらいの気持ちで走っていました。G3だと2回目、記念だと初優出なので嬉しいです。やっと正真正銘、親父を超えました。自信になります。
決勝は、宿口(陽一)さんの後ろ。

11Rレース結果
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【京王閣競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
京王閣記念12RS級準決勝
隅田洋介が上昇してくると、前受けの森田優弥は突っ張る。隅田は4番手に入り、赤板過ぎ1センターから7番手の北井佑季が仕掛けていく。森田も牽制を入れつつ踏んでいくが、最終HSで北井が埼京ラインを叩き切る。森田は番手に飛びついて位置を確保、中団では隅田の押上(失格)により4車が落車のアクシデントが発生。森田は再度仕掛けて最終3コーナーで北井をとらえ、森田を追走した平原康多が差し切り1着。2着に森田で埼玉ワンツー。3着には隅田が追い込むも失格で、北井が繰り上がった。

平原康多
1着/平原康多(SS・埼玉87期)
今回成績:特3・二1・準1
G3優勝:31回(22年7月弥彦記念)

すごい主導権争いでしたね、シビれました。森田(優弥)に立ち遅れや引っかかってしまわないよう集中して、追走できるようにしていました。連日、目標のいるレースですが、それなりに対応できているのかなと思います。
決勝は、僕が森田(優弥)の後ろになりました。

森田優弥
2着/森田優弥(S1・埼玉113期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:一1・二1・準2
G3優勝:0回
G3決勝:6回目(22年7月福井記念)

北井(佑季)さんと力勝負できてよかったのですが、最終HSで前に出られてしまったので、今後の課題として頑張りたいと思います。脚の感じもいいし、気持ちも入っています。
決勝は、自力です。貴重な体験なので、楽しんで頑張ります。

北井佑季
3着/北井佑季(S2・神奈川119期)
今回成績:一2・二4・準3
G3決勝:初

森田(優弥)君、隅田(洋介)さん、ともに強烈な捲りを持っていますし、ラインの後ろもしっかりしているので、あそこ(赤板過ぎ1センター)で仕掛けるしかない。先行選手の役割として、先頭に出切ってという気持ちで、最後まで諦めずにいきました。決勝に乗ることを目標に掲げていて、達成できたので成長できたと思います。どういう形でも、自分の力をしっかり出して戦いたいと思います。
決勝は、自力です。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回G3優勝開催

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【京王閣競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/平原康多(SS・埼玉87期)
2/坂井洋(S1・栃木115期)
3/北井佑季(S2・神奈川119期)
4/佐々木悠葵(S1・群馬115期)
5/森田優弥(S1・埼玉113期)
6/高橋築(S2・東京109期)
7/宿口陽一(SS・埼玉91期)
8/中田健太(S2・埼玉99期)
9/吉田有希(S2・茨城119期)

注目の並びは
5森田-1平原-7宿口-8中田
9吉田-2坂井-6高橋
3北井(単騎)
4佐々木(単騎)

関東8名が準決勝戦を突破して、並びが注目された決勝。
準決勝と同様に、森田優弥の番手には平原康多、そして宿口陽一、中田健太が続き、埼玉4車が結束。
また、こちらも準決勝と全く同じ並びで、吉田有希と坂井洋の茨栃に、高橋築が続く。
北井佑季と佐々木悠葵は、それぞれ単騎の戦いとなる。
突っ張り先行でも力を発揮する吉田に、最もラインが長い森田は、どうのような作戦で臨むのか。先行にかける思いの強い北井は単騎でどう仕掛けてくるか。同じく単騎で一発に賭ける佐々木の戦い方にも注目が集まる。

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【京王閣競輪の開催レポート・プレイバック】
2021年5月日本選手権G1
優勝:松浦悠士
2021年5月ガールズケイリンコレクション京王閣ステージF2
優勝:佐藤水菜
2020年10月京王閣記念G3
優勝:平原康多
2019年10月京王閣記念G3
優勝:和田健太郎
2018年5月京王閣競輪G3
優勝:平原康多
2017年5月日本選手権G1
優勝:三谷竜生
2017年5月ガールズケイリンコレクション京王閣ステージF2
優勝:長澤彩

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