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競輪

2022/11/05

P-Navi編集部

防府競輪G3(3日目)レポート

防府競輪G3(3日目)レポート

2022年11月5日 防府競輪G3
防府競輪開設73周年記念「周防国府杯争奪戦」(3日目)

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【防府競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
防府記念10R、S級準決勝
赤板前に新山響平が野原雅也を抑えると、河端朋之がすかさずスパートして、打鐘後に新山を叩き切って中四国ラインが主導権を握る。最終HSから野原が捲りを打ち、最終BSで河端をとらえる。野原の仕掛けに乗った吉田拓矢も捲りを仕掛けるが、野原マークの東口善朋が番手から差し脚を伸ばして1着。吉田マークの神山拓弥が2着、3着に吉田が外伸びて入線した。

東口善朋
1着/東口善朋(S1・和歌山85期)
今回成績:一1・二1・準1
G3優勝:1回(18年1月和歌山記念)

33バンクで、強い自力選手ばかりだったので、どんなレースになるのかと思っていました。僕の技術不足で、(野原)雅也を残すことができなかったのが残念です。脚自体は問題ないと思います。結果として400勝は喜ばしいです。積み重ねだと思っているので、またコツコツと頑張ります。
決勝は、1人で頑張ります。

神山拓弥
2着/神山拓弥(S1・栃木91期)
今回成績:一3・二4・準2
G3優勝:4回(19年1月大宮記念)

今日は、コース取りが良かったのかなと思うし、内からですが吉田(拓矢)君のことを抜けているので今日のレースに関しては、さほど悪いところはなかったと思います。
決勝も吉田君の番手。SSの自力選手、信頼して頑張りたいです。

吉田拓矢
3着/吉田拓矢(SS・茨城107期)
今回成績:特3・二3・準3
G3決勝:5回(22年9月青森記念)

何とか凌いだ感じになってしまいました。赤板HSで河端(朋之)さんの動きに付いていかれたら良かったのですが、反応できていないし、野原(雅也)さんの仕掛け頼みのレースになってしまった。身体が、うまく自転車とマッチしていない感じがあって、苦しい戦いになりました。結果としては良かったのですが、もう少しいいレースがしたかったです。
決勝も自力。

10Rレース結果

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【防府競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
防府記念11R、S級準決勝
郡司浩平が赤板で太田竜馬をおさえていく。末木浩二は赤板1センター付近から仕掛けるも、郡司マークの佐藤慎太郎、永澤剛のけん制で出切れない。郡司がそのまま先行態勢に入り、最終HSから太田が仕掛けるも、これも不発。郡司ラインが優勢のままレースは進み、番手の佐藤が差し切り1着、郡司が2着。柏野智典も詰め寄るが、永澤剛が3着でライン上位独占が決まった。

佐藤慎太郎
1着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今回成績:特5・二4・準1
G3優勝:10回(22年4月平塚記念)

久しぶりの決勝進出なので嬉しいです。(郡司浩平のような)レースをできる選手は少ないと思うし、その後ろを走ることができることをありがたく思います。今日は、いい感触でしたね。身体が徐々にレースに対応できるようになってきていると思います。
決勝も、郡司(浩平)の番手。

郡司浩平
2着/郡司浩平(SS・神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特1・二1・準2
G3優勝:15回(22年10月熊本記念in久留米)

距離的に長い仕掛けになりましたが、自分のペースで踏んで、その上を行かれるようであれば、そこから取れた位置でもう一度仕掛けようと思っていました。それでダメなら脚力がないだけ。最後は余裕がなくて、ただがむしゃらに踏んでいるようになってしまいました。連日、しっかり動いての着なので、内容も結果も上出来。次につながる走りだし、残り少ないレースなので一走、一走を悔いのないように走るだけです。
決勝も、自力。

永澤剛
3着/永澤剛(S1・青森91期)
今回成績:一2・二2・準3
G3優勝:0回
G3決勝:6回目(20年10月松戸G3以来)

ゴール前で被るのが嫌でした。内を空ければ誰かが突っ込んでくるし、空けなくて良かったです。マーク、マーク、3着ですが、(前を走る選手に)付いていけているので脚の感触はいいと思います。
決勝は、郡司(浩平)君、(佐藤)慎太郎さんの3番手。

11Rレース結果
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【防府競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
防府記念12R、S級準決勝
赤板で伊藤颯馬を叩いて渡邉雄太が主導権を握っていく。伊藤が3番手に入るも、阿部拓真が内から追い上げて3番手を奪取する。打鐘過ぎ7番手から松浦悠士が捲りを仕掛けて前団に迫っていくと、最終BSから松浦マークの清水裕友が捲り発進。抜け出した清水が1着、桑原大志が2着に続いて山口ワンツー決着。伊藤マークの園田は最終2コーナーで山口勢にスイッチして3着に入線する。

清水裕友
1着/清水裕友(SS・山口105期)
今回成績:特6・二1・準1
G3優勝:7回(21年11月防府記念)

最終BSでは、(松浦悠士さんが)止まったように見えましたし、内を阿部(拓真)さんが仕掛けていたので、マズいと思い、前に踏んでいきました。松浦さんの仕掛けを待っていたら、ワンツースリーだったかもしれませんが、そこは終わって見てなので、分からないですね。脚の感触は悪くないです。明日は、桑原(大志)さんと園田(匠)さんが付いてくれるので、しっかり頑張ります。
決勝は、自力。

桑原大志
2着/桑原大志(S1・山口80期)
今回成績:一1・二2・準2
G3優勝:1回(18年9月岐阜記念)

打鐘では、すごくピッチが上がったので、100%の力で踏みました。僕のキャパがオーバーした感じでした。とにかく清水(裕友)との連携を外さないことしか考えられなかったです。毎日を全力で戦っています。声援を力にして、明日もう一走、しっかり頑張ります。
決勝は、清水(裕友)君の番手。

園田匠
3着/園田匠(S1・福岡87期)
今回成績:特8・二2・準3
G3優勝:3回目(16年6月宇都宮記念)

初日よりも、日に日に脚が軽くなってきたので良かったです。今回、競輪祭に向けて、かなり追い込んできていたので、その疲れがとれてよかったと思います。
決勝は、地元山口勢の後ろ(3番手)。初日に迷惑をかけたので、しっかり追走することに専念したいと思います。

12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回G3優勝開催

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【防府競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/清水裕友(SS・山口105期)
2/吉田拓矢(SS・茨城107期)
3/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
4/永澤剛(S1・青森91期)
5/郡司浩平(SS・神奈川99期)
6/東口善朋(S1・和歌山85期)
7/園田匠(S1・福岡87期)
8/桑原大志(S1・山口80期)
9/神山拓弥(S1・栃木91期)

注目の並び想定は
1清水-8桑原-7園田
2吉田-9神山
5郡司-3佐藤-4永澤
6東口(単騎)

決勝は、清水裕友の番手に、同県の桑原大志、3番手に園田匠が付く中国、九州の3車。
吉田拓矢に神山拓弥が結束する茨栃ライン。
郡司浩平の後ろには、佐藤慎太郎、永澤剛が連携。
東口は単騎の競走を選択した。

同開催5連覇のかかる清水が最大の注目ポイント。桑原と園田の3車ラインで、どんな競走を仕掛けてくるか。
郡司浩平は、連日素早いレース判断と長い距離を仕掛けて好調。準決勝と同様に、佐藤と永澤のライン構成で優位にレースを運ぶと、上位独占もありうる。
自転車とのマッチングに課題のある吉田は、神山拓との再度連携で、どう策を練ってくるか。準決勝で400勝を達成して好調をアピールの東口善朋は、唯一3連勝で決勝進出。単騎戦ながら動向も気になるところだ。
各々の思いが交錯する明日の決勝に注目!

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\防府G3(3日目)注目選手ピックアップ/
【3日目・6R=S級選抜】
伊藤旭
自信を付けて地元に帰ります
1着/伊藤旭(S2・熊本117期)

昨日、力を出しきれていなかったので、今日は先頭に立ってから、しっかりペースを刻んでゴール前まで踏めて良かったです。(8月岸和田G3の落車から)復帰2戦目ですが、3日目にして、やっと自分の力を出して1着を取れました。最終日もいいメンバーでの戦いになると思うので、しっかり自分の力を出し切り、自信をつけて熊本に帰れたらと思います。

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【防府競輪の開催レポート・プレイバック】
2021年11月防府記念G3
優勝:清水裕友
2020年11月防府記念G3
優勝:清水裕友
2019年11月防府記念G3
優勝:清水裕友
2018年11月防府記念G3
優勝:清水裕友
2017年11月防府記念G3
優勝:和田真久留

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