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競輪

2023/03/12

P-Navi編集部

【松山競輪G3】山田庸平が2回目の記念優勝

【松山競輪G3】山田庸平が2回目の記念優勝

2023年3月12日 松山競輪
開設73周年記念「金亀杯争覇戦」G3(最終日)

3月9日より松山競輪で開催された開設73周年記念「金亀杯争覇戦」G3は、春の訪れを感じさせる暖かなそよ風をまとうナイター開催で行われ、連日のスピーディーな熱戦が展開されるなか、本日、最終日を迎えた。
3日目の準決勝では、躊躇(ちゅうちょ)なく主導権を握った渡邉一成が守澤太志と決勝進出を決める好走を見せれば、好調キープの郡司浩平もラインで上位独占を演出する先行で、圧倒的な存在感を示した。また、伊藤颯馬がイチかバチかの仕掛けで山田庸平とワンツーフィニッシュする走りで躍動。その一方で、松浦悠士や清水裕友といった優勝候補が勝ち上がりを逃すなど波乱も起こった。
そして、注目のS級決勝。4車連携の神奈川ラインが主導権を握る中、伊藤颯馬の番手で展開を見極めていた山田庸平が、前団を捲りでとらえて優勝。昨年7月の佐世保以来、2回目の記念優勝を手にした。

また、最終日の第9レースにおいて、第121回生ルーキーチャンピオンレースも同時開催。ゴール前鋭い差し脚を伸ばした安彦統賀が同期対決を制した。

※3日目準決勝レポートはこちら
※第121回生ルーキーチャンピオンレースの結果はこちら

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【最終日12R=S級決勝】
1/松本貴治(S1・愛媛111期)
2/郡司浩平(SS・神奈川99期)
3/守澤太志(SS・秋田96期)
4/渡邉一成(S1・福島88期)
5/松谷秀幸(S1・神奈川96期)
6/伊藤颯馬(S1・沖縄115期)
7/福田知也(S1・神奈川88期)
8/東龍之介(S2・神奈川96期)
9/山田庸平(S1・佐賀94期)

【レース展開】
松山競輪開設73周年記念金亀杯争覇戦G312RS級決勝赤板

松山競輪開設73周年記念金亀杯争覇戦G312RS級決勝打鐘手前2コーナー付近

松山競輪開設73周年記念金亀杯争覇戦G312RS級決勝最終HS

松山競輪開設73周年記念金亀杯争覇戦G312RS級決勝最終2コーナー付近

松山競輪開設73周年記念金亀杯争覇戦G312RS級決勝ゴール

誘導以下、4渡邉-3守澤、1松本、2郡司-7福田-5松谷-8東、6伊藤-9山田で周回。まず伊藤が上昇して赤板過ぎに渡邉をおさえる。3番手に入った渡邉は2コーナーから踏み、打鐘で伊藤を叩いて先頭に立つ。打鐘過ぎ3コーナー付近から郡司が仕掛けると、最終HSで守澤のけん制もパスして、最終2コーナーで渡邉を捕えて神奈川ラインが主導権取り。最終BS前から8番手の山田が自力に転じて捲りを打つと、郡司マークの福田が最終2センターでけん制するも、乗り切って直線伸びる。山田の仕掛け単騎の松本が続くが、山田が押し切って優勝。2着に松本、3着に福田が入線した。

【最終日12R=松山競輪G3決勝】
2車単9-1 3,570円(17番人気)
3連単9-1-7 30,800円(98番人気)
決まり手:捲り-マーク

松山競輪開設73周年記念金亀杯争覇戦G312RS級決勝勝者山田庸平
優勝/山田庸平(S1・佐賀94期)
今回戦績:特5・二3・準1・決1
次走出場予定:ウィナーズカップG2(3月18日~21日)

レースは、(渡邉)一成さんが打鐘手前からの仕掛けで、考えていた展開と違ったのですが、(伊藤)颯馬が落ち着いてレースを運んでくれました。最終2コーナー付近では、颯馬が立て直せなさそうだったので、残り半周くらいの捲りなら、いつも打っているので、外に持ち出して行きました。
最近自力の進みが悪かったので半信半疑でしたね。最終3コーナー過ぎの福田(知也)さんのけん制は、なんとか乗り越えればチャンスがあると思って踏みました。1回目のG3優勝は、先輩の番手から。今日は、後輩と連携しての優勝なので、次は自分の力で動いて、しっかり獲れるようになりたいです。
この後はウイナーズカップ、武雄記念、ダービーがあるので、ここからさらに調子を上げていけたらと思い、練習をやってきています。よくないまま戦ってしまった昨年の反省を活かして、しっかり結果が出せたらと思います。

松山競輪開設73周年記念金亀杯争覇戦S級決勝勝者山田庸平

松山競輪開設73周年記念金亀杯争覇戦S級決勝勝者山田庸平

松山競輪開設73周年記念金亀杯争覇戦S級決勝勝者山田庸平

※第121回生ルーキーチャンピオンレースの結果は次ページへ→

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