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競輪

2023/03/20

P-Navi編集部

ウィナーズカップG2(準決勝)レポート

ウィナーズカップG2(準決勝)レポート

2023年3月20日 別府競輪
第7回ウィナーズカップG2
オランダ王国友好杯(3日目)

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【別府競輪G2(3日目)10R=S級準決勝】
別府競輪第7回ウィナーズカップG210RS級準決勝
深谷知広が打鐘でスパートして、先頭の森田優弥を最終HS前で叩く。しかし、番手の和田健太郎は離れて、さらに内から進出した新田祐大が深谷の番手に入る。最終2コーナー付近から古性優作が捲りを仕掛けると、スピード良く前団を一気にとらえて1着。2着に新田、3着に新田マークの守澤太志が稲川翔をかわして入線した。

古性優作
1着/古性優作(SS・大阪100期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特3・毘6・準1
G2優勝:0回
※ウィナーズカップは4年連続決勝進出

想定していなかった展開でした。最終2コーナーからの踏み出しは、良かったと思いますが、筋肉の反応などは昨日同様に良くなかったですね。でも、悪いなりに、しっかり走れているかなと思います。

決勝は、自力自在。

新田祐大
2着/新田祐大(SS・福島90期)
今回成績:特1・毘5・準2
G2優勝:2回(17年7月伊東:サマーナイトフェスティバル)
※ウィナーズカップは初の決勝進出

僕たちの一つ前のレースから風が止まったので、深谷(知広)の早めの仕掛けがあるなと思っていました。打鐘では(深谷に)踏み遅れたかなと思い、やむを得ない感じで、前団の内にコースを取る選択をしました。最終BSは、深谷が踏み上げるタイミングと、古性君のいいスピードとのタイミングが重なり、思うような加速が得られなかった感じがあります。今開催は、捲ったり、内に進んで番手から発進するようなレースなど、結果として、いろいろな走り方が出ているので、戦える状態にあると思います。

決勝は、新山の番手。

守澤太志
3着/守澤太志(SS・秋田96期)
今回成績:特4・二1・準3
G2優勝:0回
※ウィナーズカップは2年ぶり3回目の決勝進出

打鐘で、深谷(知広)君の巻き返しが早かったですが、新田(祐大)君が上手にレースしてくれましたね。ラインが一番前まで行けて、ラッキーだったと思いますし、考えていた以上にいい展開だったと思います。でも、古性(優作)君が強かったですね。4コーナーあたりでは、脚に余裕がありましたし、安全策で外にコースを取りました。調子も戻って来た感じが少しあるので、明日もさらに良くなると思います。

決勝は、北日本の3番手。

10Rレース結果

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【別府競輪G2(3日目)11R=S級準決勝】
別府競輪第7回ウィナーズカップG211RS級準決勝
赤板で抑えた野口裕史が先行態勢に入る。犬伏湧也も赤板2コーナーから仕掛けるが、野口マークの郡司浩平がけん制。このけん制を突いて、野口の番手には山田庸平、3番手に新山響平が入る。山田は最終BSから捲りで抜け出すと、それに続いた新山が差し切り1着、2着に山田。最終4コーナーで郡司の内コースを突いた松浦悠士が3着に入線した。

新山響平
1着/新山響平(SS・青森107期)
今回成績:特7・二2・準1
G2優勝:0回
※ウィナーズカップは初の決勝進出

最終HSでは山田(庸平)さんの動きに付いていっただけで、自分だけの競走になってしまいました。今日は、人の力を使ったようなレースで、着はよかったですが、レース内容は危ういものだったので、組み立てをしっかりしたいと思います。脚の感じとしては、ゴチャつくレースの中で、まずまず自転車に乗れていたと思います。

決勝は、自力。先行を第一に考えて、北日本で優勝できるように頑張りたいです。

山田庸平
2着/山田庸平(S1・佐賀94期)
今回成績:特1・毘3・準2
G2優勝:0回
※ウィナーズカップは初の決勝進出

今日は、前々勝負と思っていました。野口(裕史)さんの番手の郡司(浩平)君が、思った以上にけん制をしたので、とっさの判断で、その内にいきました。野口さんの番手に入ってからは、いい展開になりましたね。後ろがもつれると思い、最終2コーナーからは3着までにはと思い、先に踏み込んでいきました。練習不足で、前回、今回とあまり自力を出せていないので、久しぶりの自力は少しきつかったです。

決勝は、嘉永君の番手。G2の決勝は初めてなので、頑張ります。

松浦悠士
3着/松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特2・毘2・準3
G2優勝:3回(22年7月玉野:サマーナイトフェスティバル)
※ウィナーズカップは2020年(福井)で優勝歴あり

郡司(浩平)君のけん制があり、最終HSでは8割がた終わったと思いましたが、最後コースを見つけて突っ込めてよかったかなと思います。5年連続決勝進出で、相性がすごくいい大会なので、来る前から楽しみしていましたし、松山記念で手応えを掴めたことが大きかったと思います。

決勝は、自在に。

11Rレース結果

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【別府競輪G2(3日目)12R=S級準決勝】
別府競輪第7回ウィナーズカップG212RS級準決勝
嘉永泰斗を抑えた吉田有希がペースを上げて先行。脇本雄太は8番手から仕掛けを狙う。中団に入った嘉永は、最終HSから捲りを放つと、最終BSで吉田を捕える。吉田マークの平原康多も前に踏み、さらに小松崎大地も前団を狙うが、最終3コーナー過ぎに4車が落車。捲りで抜け出していた嘉永が1着。落車を避けた福田知也が2着、さらに脇本が3着に入線した。

嘉永泰斗
1着/嘉永泰斗(S1・熊本113期)
今回成績:特3・毘4・準1
G2優勝:0回
※ビッグレース初の決勝進出

ビッグレースの決勝を目標にして来たので、決勝に乗れて良かったです。想定通りのレースができたと思います。打鐘で吉田(有希)ラインの4番手になってからは、車間が詰まったところで仕掛けようと思って、迷わず行けました。最終2センターでアクシデントがあったので、あとは最後まで必死にゴールまで踏みました。脚は、日に日に良くなっている感じがあるので、問題ないと思います。

決勝は、自力。力を出し切れるように頑張ります。

福田知也
2着/福田知也(S1・神奈川88期)
今回成績:特6・二1・準2
G2優勝:0回
※ビッグレース初の決勝進出

(小松崎)大地と一緒に決まりそうだったから、落車は残念ですが、ビッグレースの決勝進出は嬉しいです。ギリギリ落車を避けてからは、ガムシャラに踏みました。前2日間、野口(裕史)君の後ろに付けたことが大きくて、道中も余裕があり、今日はすごく楽でした。

決勝は、北日本にいつもお世話になっているので申し訳ないのですが、松浦君の番手に行きます。初めての連携です。

脇本雄太
3着/脇本雄太(SS・福井94期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特2・毘6・準3
G2優勝:1回(19年3月大垣:ウィナーズカップ)

打鐘では仕掛けたいと思っていたのですが、吉田(有希)君の発進が見えて、躊躇(ちゅうちょ)してしまった。捲りの出の悪さが、今の調子。落車に巻き込まれなかっただけ、運が良かったと思います。このツキをしっかり活かしたいです。

決勝は、古性君の番手に行きます。今の調子だと、古性君が前の方が強いと思うし、勉強する意味でも付きたいと思います。

12Rレース結果

※G2優勝の( )は前回の優勝

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【最終日12R=S級決勝】
1/脇本雄太(SS・福井94期)
2/松浦悠士(SS・広島98期)
3/新山響平(SS・青森107期)
4/山田庸平(S1・佐賀94期)
5/古性優作(SS・大阪100期)
6/福田知也(S1・神奈川88期)
7/守澤太志(SS・秋田96期)
8/嘉永泰斗(S1・熊本113期)
9/新田祐大(SS・福島90期)

注目の並び想定は
5古性—1脇本
2松浦—6福田
3新山—9新田—7守澤
8嘉永—4山田

決勝は、古性優作の後ろに脇本雄太が付く近畿2車。
松浦悠士の番手に、福田知也が回る即席ライン。
新山響平には、新田祐大と守澤太志が続く北日本3車のライン。
嘉永泰斗と山田庸平がタックを組む九州ラインの4分戦となった。

これまでの並びと逆になった近畿勢。身体の動きがしっくりきていないと話す古性だが、準決勝のような破壊力のある捲りと卓越した競走センスを武器にレースを組み立てて、脇本との上位独占を目指してこよう。
ただ、ラインの長さを活かして組み立てられる新山の動向も気になるところで、後ろが新田、守澤とS級S班3車のラインで強力布陣を敷く。
また、松山記念で手応えを掴んだ松浦は、好調の福田とラインを組み、いかなる戦いを考えていくか。
そして、地元九州地区から決勝に進んだ嘉永と山田。ともにビッグレース初優勝を目指して、見せ場を作り、2人でゴール前勝負ができるのか。
混戦必至の一戦にご期待ください。

※ウィナーズカップ(3日目)注目レースピックアップは次ページをご覧ください!

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