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競輪

2023/03/21

P-Navi編集部

【ウィナーズカップG2】松浦悠士が2回目の優勝

【ウィナーズカップG2】松浦悠士が2回目の優勝

2023年3月21日 別府競輪
第7回ウィナーズカップG2
オランダ王国友好杯(最終日)

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3月18日より別府競輪場で開催された「第7回ウィナーズカップ」G2は、初日および最終日に雨が降り、菜種梅雨のような天気の下、熱戦が繰り広げられた。
初日から別府特有の風と重たいバンクコンディションに苦しめられた自力選手が多い中、力を発揮したのは、準決勝で強烈な捲りを放ったS級S班の古性優作や新田祐大、守澤太志。好位を利した新山響平や苦境をしのいだ松浦悠士。アクシデントを避け運を味方につけた脇本雄太、福田知也。地元の追い風を活かし躍動した山田庸平や嘉永泰斗ら9選手だった。
雨の中で迎えた決勝。最終BSから松浦が巧みなコース取りで直線抜け出して1着ゴール。2020年3月の福井以来、ウィナーズカップは2回目、G2は昨年のサマーナイトフェスティバル以来、通算4回目の栄冠に輝いた。

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【最終日12R=S級決勝】
1/脇本雄太(SS・福井94期)
2/松浦悠士(SS・広島98期)
3/新山響平(SS・青森107期)
4/山田庸平(S1・佐賀94期)
5/古性優作(SS・大阪100期)
6/福田知也(S1・神奈川88期)
7/守澤太志(SS・秋田96期)
8/嘉永泰斗(S1・熊本113期)
9/新田祐大(SS・福島90期)

【レース展開】
別府競輪第7回ウィナーズカップG2S級決勝打鐘手前2コーナー

別府競輪第7回ウィナーズカップG2S級決勝最終HS

別府競輪第7回ウィナーズカップG2S級決勝最終2コーナー

別府競輪第7回ウィナーズカップG2S級決勝最終BS

別府競輪第7回ウィナーズカップG2S級決勝ゴール

誘導以下、8嘉永-4山田、5古性-1脇本、2松浦-6福田、3新山-9新田-7守澤で周回を重ねる。そのままの隊列で赤板を通過。赤板1センターから新山が仕掛けると、前の嘉永も踏むが、打鐘過ぎ3コーナーで新山が叩き切り、北日本ラインが先手を奪う。最終HS手前から6番手の古性が捲りを打って前団に迫ると、最終BS前に新田祐大が落車(古性が押圧により失格)。近畿ラインを追った松浦は、最終BSで脇本の内に切れ込むと、4コーナーでは外に持ち出し、鋭く直線で抜け出し優勝のゴール。2着に脇本、3着には守澤が入線した。

【最終日12R=ウィナーズカップG2決勝・結果】
2車単2-1 5,550円(26番人気)
3連単2-1-7 38,050円(142番人気)
決まり手:差し-差し

別府競輪第7回ウィナーズカップG2優勝松浦悠士
優勝/松浦悠士(SS・広島98期)
今回戦績:特2・二2・準3・決1
次走出場予定:玉野記念(3月26日~29日)

1月、2月はかなり苦しかったし、昨年のサマーナイトフェスティバル以来の優勝になるので、嬉しさはかなりありました。今回、ここで結果を出さないといけないと思って来たので、結果が出て嬉しいです。松山記念で迷いが吹っ切れたことが大きかったと思います。
打鐘周回で、北日本勢が抑え先行ではなくてカマシだったし、嘉永(泰斗)君も脚を使っていましたね。古性(優作)君が必ず残り1周で仕掛けると思っていたので、そのスピードをもらって、内にコースを取るか、外に取るかと思っていました。読み通り、自分の思っていた展開になったので、8番手でも落ち着いていました。
最終BSの落車は、自分の方に飛んでこないでくれと。一瞬、脇本(雄太)さんの外に行きかけたのですが、外だとスピードを合わされるので、内しかないと思いました。かなり瞬時に判断できたと思います。そして、準決勝で落車しなかったことが、救われたと思っているので、運があって決勝に乗れて、優勝に繋がったと、走る前に思いました。
今回のウィナーズカップで、今年1年間、戦える手応えを掴みたいと思っていました。この優勝で、その手応えをしっかり感じ取れたし、自力の動きではなかったですが、要所の判断と、最後、脇本さんに踏み勝てたところで、戦える自信を取り戻せました。今後は自力の組み立てをしっかり考えながら、1年間を戦っていきたいし、脚力を付けていきたいです。

別府競輪第7回ウィナーズカップG2優勝松浦悠士

別府競輪第7回ウィナーズカップG2優勝松浦悠士

別府競輪第7回ウィナーズカップG2優勝松浦悠士とガールズケイリンコレクション勝者佐藤水菜

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