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競輪

2023/05/16

P-Navi編集部

【函館競輪G3】嘉永泰斗がバンクレコードで優勝

【函館競輪G3】嘉永泰斗がバンクレコードで優勝

2023年5月16日 函館競輪G3
開設73周年記念「五稜郭杯争奪戦」(最終日)

初春の肌寒さの残る道南、函館競輪場で5月13日より4日間の日程で行われてきた開設73周年記念「五稜郭杯争奪戦」G3が、本日最終日を迎えた。前日の準決勝では、日本選手権競輪で快進撃を見せた犬伏湧也が、小倉竜二、西田雅志とライン上位独占を決めると、また、連日力強い捲りで絶好調の嘉永泰斗は、同県の中本匠栄とワンツーで優出を果たした。また、唯一のS級S班で参戦した新田祐大は、勝ち上がり未勝利も、準決勝で意地の先行を見せるなど善戦。さらに、ただひとり初日特選から3連勝の東口善朋らが決勝進出を果たした。

決勝は、嵯峨を捲った犬伏を、ゴール前で嘉永が捲り切って1着でゴール。神山雄一郎が記録(その後、北津留翼、皿屋豊がタイ記録)していたバンクレコード10秒8を更新する、10秒7で2回目の記念優勝を果たした。

※準決勝のレポートはこちら

【函館競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/新田祐大(SS・福島90期)
2/犬伏湧也(S1・徳島119期)
3/中本匠栄(S1・熊本97期)
4/和田真久留(S1・神奈川99期)
5/小倉竜二(S1・徳島77期)
6/嵯峨昇喜郎(S1・青森113期)
7/東口善朋(S1・和歌山85期)
8/西田雅志(S1・広島82期)
9/嘉永泰斗(S1・熊本113期)

【レース展開】

函館競輪開設73周年記念五稜郭杯争奪戦決勝赤板手前2センター

函館競輪開設73周年記念五稜郭杯争奪戦決勝最終HS

函館競輪開設73周年記念五稜郭杯争奪戦決勝最終2コーナー付近

函館競輪開設73周年記念五稜郭杯争奪戦決勝最終2センター

函館競輪開設73周年記念五稜郭杯争奪戦決勝ゴール

誘導以下、6嵯峨-1新田-7東口、4和田、2犬伏-5小倉-8西田、9嘉永-3中本。まず嘉永が犬伏の横まで上昇し、両者が並走のまま赤板を通過。前受けの嵯峨が後続を警戒する中、打鐘前に中団は嘉永が取り、犬伏は7番手に引く。打鐘過ぎ2センターで前受けの嵯峨がペースを上げると、犬伏が7番手から一気のスパートし、最終1コーナーで嵯峨を叩いて主導権を奪い返す。マークの小倉は踏み出しで口があき、犬伏を追うも車間は開いてしまう。中四国ラインに続いた嘉永は最終2コーナー付近から捲りを打つと、抜け出した犬伏との差を猛然と詰めていく。さらに新田も自力に転じて、嘉永を追う。嘉永は逃げ粘る犬伏を直線でとらえて優勝ゴール。新田は追い込むも2着まで、3着に犬伏が入線した。

【函館競輪G3(最終日)12R=S級決勝・結果】
2車単9-1 1,620円(5番人気)
3連単9-1-2 9,860円(30番人気)
決まり手:捲り-捲り

函館競輪開設73周年記念五稜郭杯争奪戦優勝嘉永泰斗
優勝/嘉永泰斗(S1・熊本113期)
今回成績/特2・二1・準1・決1
次走出場予定/富山F2全プロ記念競輪(5月27日~28日)

今日は、初手のあの並びになったら、早めに動きのあったところから一発いけたらと思っていました。赤板で(犬伏湧也が)早く引くのかなと思ったのですが、意外と粘ったので焦りましたが、あとは落ち着いていけたし冷静に対処できたので、それが良かったと思います。最終HSで、犬伏(湧也)さんが先頭に出切る前ぐらいからそのラインにスイッチして、あとは前に踏むだけでした。感触も良かったので、行けるかなという感じでしたね。今日はさらに体調が良くなっていました。自力で勝てたのは大きかったです。昨年は、自分が自転車を始めるきっかけになった先輩(瓜生崇智)が優勝したので、今年は自分がと思っていました。次のレースも、しっかり頑張ります。応援してください。

函館競輪開設73周年記念五稜郭杯争奪戦優勝嘉永泰斗

函館競輪開設73周年記念五稜郭杯争奪戦優勝嘉永泰斗

函館競輪開設73周年記念五稜郭杯争奪戦優勝嘉永泰斗

※最終日のピックアップレーサーは、次ページをご覧ください!

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