今年のSG優勝者、各場競走成績第1位、SGと特別G1プレミアムC優勝戦得点上位の計16人が覇を競う。4日間のトライアルを戦い、上位8名が12月31日の大みそか決戦となる、スーパースター王座決定戦へと進出する。トップレーサーによるオートレースの一年を締めくくる、まさに頂上決戦だ。
SGオールスター連覇さらに、地元では初のSGタイトル奪取した荒尾 聡選手。

いよいよスーパースター王座決定戦 コラム公開予定

優勝賞金は?
勝ち上がり方式は?
2019年に新設された女子レーサー8選手による年末の大一番。女子レーサーが、各レース場で開催されるガールズトライアル戦を走り、その平均競走得点上位8名が一発勝負の決定戦に進出。年末の「スーパースターフェスタ」初日(12/27)に実施される。

オートレースの年末の大一番が、スーパースター王座決定戦だ。年間のSG覇者と、選考期間内の各地区No1選手、そしてSG&プレミアムカップ優勝戦ポイント上位者16名のみに、トライアル戦の出場資格が与えられる。
スーパースターフェスタの初日から4日目までトライアル戦(4,100m・8周回)を4回走り、上位8名が大みそかに行われるSS王座決定戦(5,100m・10周回)に進出となる。ちなみに枠番は、トライアルの初日が選択、2日目以降が抽選。決定戦はポイント上位者からの選択となる。
スーパースター王座決定戦の連覇がかかる青山周平。今年はSG優勝こそないものの、ランク1位の名にふさわしいハイパフォーマンスを披露。6月にはスーパーハンデでG2川口記念を優勝、11月のオートレースNo1決定戦を人気に応えて制している。昨年のSS王座決定戦は1枠から10周回を逃げ切って優勝。連覇の期待は高まるばかりだ。
鈴木圭一郎の復調にも注目だ。鈴木も今年はSG戦線で勝ち切れなく、歯がゆいレースが続いていたが、11月浜松G1で久しぶりの好感触を得る優勝。年末を見据えて、シッカリとマシンを仕上げてくるはずだ。荒尾聡は4月にオールスターを連覇して、スーパースタートライアルの切符を最初に手にした。日本選手権は落因に終わってしまったが、立て直して3年ぶり2回目のスーパースター制覇を狙う。


昨年準優勝の早川清太郎も動向注意の一車だろう。今年は山陽のプレミアムカップ、川口のキューポラ杯で優勝と活躍。昨年のリベンジを果たして、悲願のSG初制覇で一年を締めくくるか。
今開催も話題を集めるのが、森且行、佐藤摩弥だ。森は日本選手権でSG初制覇し、その快挙は連日メディアを賑わせた。SGウィナーとして挑むスーパースターでも、好走が期待される。佐藤摩は昨年に続き2年連続の出場。昨年は決定戦に進出して、女子選手として新たな扉を開いた。屈指のスタート力を武器に、今年も大舞台で躍動する。高橋貢、永井大介、中村雅人、浦田信輔といった百戦錬磨のグランドスラマーに、今年13年ぶりのSG制覇した伊藤信夫ら、トップレーサー16名が覇を競う。
1年の総決算にふさわしい、オート界のスーパースターによる5日間の競演。今年の大みそか決戦を制して、頂点に君臨するのは果たして!?
今年で2回目となるスーパースターガールズ王座決定戦。今年もトライアル戦を勝ちぬいた上位8選手がスーパースターフェスタの初日に熱戦を展開する。
昨年、初代女王に輝いた片野利沙は今年3位で出場を決め、決定戦連覇を目指す。1位選出の岡谷美由紀は、11月川口の準決勝戦で競走タイム3.345と抜群のタイムで1着。トライアル戦も2勝しており、初制覇の最有力候補か。昨年2着の高橋絵莉子、同3着の藤本梨恵も巻き返しを狙って、決定戦へ照準を定めてこよう。他にも10月伊勢崎で初優勝を決めた田崎萌ら、注目度上昇の8名の女子レーサーによる年末の一発勝負をお見逃しなく!
※佐藤摩弥選手はSS王座決定戦トライアルに出場のため、SSガールズ王座決定戦には出場いたしません。


最年少優勝: 22歳
鈴木圭一郎(2016年・第31回)
それまでの高橋貢(1999年)、池田政和(2000年)の27歳を大幅更新。
最年長優勝: 44歳
島田信廣(1994年・第8回)
今開催では、伊藤信夫(48歳)、森且行(46歳)、佐々木啓(47歳)、有吉辰也(45歳)、高橋貢(49歳)、浦田信輔(47歳)が勝てば、最年長優勝更新となる。
最多優勝は島田信廣と片平巧の5回。高橋貢が今年優勝なら、最多優勝数タイに並ぶ。島田信廣の5連覇(90年~94年)はオートレースの同一SG連覇記録。昨年の覇者・青山周平は、島田、片平に続く史上3人目の連覇に挑む。
3連単は2004年12月開催~昨年までを集計。
大波乱も多いSS王座決定戦。3連単の最高配当は2016年(荒尾聡がV)の28万5,890円。2013年(中村雅人がV)にも13万2,760円の高配当が飛び出しており、この時は2連単も2万2,430円の大波乱だった。
逆に人気サイドで決まったのは2014年で、試走一番時計の永井大介が勝利して、木村武之、中村雅人と続いて3連単は800円だった。3ケタの配当はこの1回のみ。
年末開催になった2004年12月から昨年までの16開催で振り返る。
直近16開催の優勝者の戦歴を振り返ると、その年に選手権、またはグランプリを制して、SS王座決定戦も優勝したパターンが5例ずつと最も多い。
意外なことに、近況はオールスター覇者から、SS優勝者が出ていない。

試走一番時計(タイ含む)で優勝: 9回
直近20開催に絞ると、試走一番時計(タイ含む)が優勝したのが9回。昨年は試走3.27で4名が並んだが、早川清太郎の2着が最高位だった。近況では2015年に青山周平が試走一番時計で優勝しているが、それから4年連続で試走一番時計から優勝者が出ていない。今年はどうなるか。
直近14開催で振り返る。


直近では2014年に永井大介がS1で優勝。昨年は鈴木圭一郎が7着に終わった。
昨年はS2の青山周平が制覇、14開催中11回の掲示板入り。直近14開催でランク10位以降から優勝したのは、2007年山田真弘(当時S15)、2010年中村雅人(当時S12)の2例ある。
ちなみにこの期間でのトライアル戦で、1走目5着以降で優勝まで巻き返した例は無い。
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『オートタイムス』
元プロ野球選手 矢作公一の
『Winning Auto Race』
片野利沙選手
今年は、整備面などを先輩に教えて頂きつつ、少し成長できたかなという年でした!最近は、連には絡めていますが、なかなか1着を取り切れていないレースが続いているので、シッカリと捌いて、勝ち切れるよう頑張っているところです。年末のガールズ王座決定戦に向けても、あまり気負いすぎずに、準備をして臨みたいと思います。レースも、冷静に頑張りたいですね。いつも応援、ありがとうございます!シッカリ安定して、結果を出し、皆様の期待に応えていけるよう頑張りますのでので、応援よろしくお願いします!
藤本梨恵選手
今年初めは調子が良かったものの、4月あたりからは結果を残せず、ハンデが前にいきました。最近は、少しずつ良くはなってきてはいるものの、まだまだといった感じですね。それでも、今年もスーパースターガールズ王座決定戦へ出場が出来たので、年末の決定戦までには何とか調子を上げて、今年こそはNO.1を獲りたいです!今年は、あまり活躍が出来ませんでしたが、年末最後のガールズ戦で結果を残したいと思います。気持ちでは誰にも負けません。私を信じて車券を買ってくださる方のためにも頑張ります!!皆様の応援が力になります! 応援してください☆