２日間の動きに不満は残るが、伊藤の機動力上位。動いて中団を確保し、タイミング良くまくる。塚本が捨て身の先行なら加賀山が二段駆けに持ち込み勝機。

互角の争いで混戦模様。中心に推したのは山賀。細切れで出入りは激しくなるが好機にまくって出る。二次予選11Rで見せ場を作った中川の動きは軽快。積極的に仕掛ければ逃げ切りも。

橋本を目標に出る笠松が、直線で差し脚を伸ばす。平原がラインに加わり4車となった橋本は早めでも飛び出す。橋本がペースを緩めると月森がカマし、筒井の抜け出し。

勝ち上がりに失敗した飯野だが、２日目は機動力を生かした競走で期待に応えた。ここも中団をキープして勝負どころでまくる。飯野が位置取りに失敗したときは、中井のまくり一発。

２日間の動き軽快な犬伏。パワフルな走りでライバル達を圧倒している。近畿勢の援護を受けて、ここも積極的に飛び出していく。犬伏が内に詰まり仕掛けられない時は、道場に乗る和田の台頭。

二次予選で圧巻の走りを披露した岩本。山口が単騎の３分戦。逃げるのは九州勢に中四国勢がドッキングするライン。岩本はこのラインに乗ってまくる。山口が岩本より前に位置し、先にまくれば逆転も十分。

南関勢が強力な布陣で臨む。深谷を先頭に郡司―和田。このメンバー構成なら深谷のスピード上位。早めでも飛び出しレースの流れを支配する。番手回りの郡司が、有利な展開をモノにする。波乱の要素は少ないが、強いて挙げるなら北津留の一発。