- 青板(あおばん)
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選手に残り3周を示す板。その板の色が青色をしている事から青板(あおばん)と呼ばれている。ゴールの近くにあるからチラッと見てみよう。
- 赤旗(あかはた)
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レース中に競技違反があったと感じられた場合、2、3コーナーにいる審判員から赤い旗があがり、審議の対象となる。
写真の審判員は白い旗をあげているが、これは審議の対象がなかった場合。さてさて、赤旗はどんな風にあがるのか、競輪場で見てみよう。 - 赤板(あかばん)
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青板同様、選手に残り2周を示す板。その板の色が赤色をしている事から赤板(あかばん)と呼ばれている。
- 上がりタイム(あがりたいむ)
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ゴールまでラスト半周を走るのに要した時間。このタイムが速ければ“力がある”と判断もできるが、その時々のレース駆け引きで使った体力、脚力によって左右されるので一概に強さのバロメーターと言えない。
⇒参考 :それぞれの競輪場の過去最高上がりタイムを「バンクレコード」という。 - 脚(あし)
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いわゆる体のパーツの足ではなく、自転車をこぐ力(脚力)や戦法(脚質)のこと。選手のレース後インタビューで「脚がなかった…」とよく耳にするが、これは「こぐ力が足りなかった…」という嘆きです。
- 脚みせ(あしみせ)
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レース開始直前に選手がバンクを2~3周する練習のこと。この練習ではライン(グループ)、レースでの自分の位置や意思を伝える。またの名を「選手紹介」。「顔みせ」や「地乗り」とも言う。ちなみに雨天の場合、脚みせは雨合羽を着て執り行われる。
- アタマ(あたま)
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1着でゴールする事。先頭の意味でも使われることもある。
- 斡旋(あっせん)
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選手が各競輪場で行われる競輪競走のメンバーに召集されること。斡旋される選手には、レースの数ヶ月前に「(財団法人)JKA」からメール通知が届くのが通例。
- 雨合羽(あまがっぱ)
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雨や雪など、天候が良くない時の「脚みせ」時に選手が着るポンチョ(雨合羽)のこと。このポンチョもユニホーム同様に9色しっかりと用意されている。レース時は、もちろん脱ぐ。
⇒ワンポイント:雨や雪のレースには、選手に雨天敢闘手当が支払われる。 - アンコ(あんこ)
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3車(3人の選手)が並走になり、真ん中に挟まれた選手が動けなくなる状態のこと。その状態になった選手は「アンコをくらった」や、「アンコになった」という。
- イエローライン(いえろーらいん)
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内圏線から3メートルのところに引いてある黄色い線。先頭選手が自らこのラインの外側へ超えると違反行為になる。
ポイント【イエローラインに関する競技規則】
失格 16条
先頭走者は、××から最終周回バック・ストレッチ・ライン(残り半周地点)の間において、イエロー・ラインの外側を走行してはならない。
『××』とは:
500メートル・400メートルバンクの場合
「最終周回前々回のバック・ストレッチ・ライン」。
335メートル・333メートルバンクの場合
「最終周回前々回に入るホーム・ストレッチ・ライン」。
アウト(失格になることが多いケース)
1:先頭を走る選手が、自らイエロー・ラインを下方から越えて、イエロー・ラインの外側を2秒程度以上継続して走行した場合。
2:先頭を走る選手以外の選手がイエロー・ラインの外側を走行して、先頭走者となった後、イエロー・ラインの内側に復することなく、イエロー・ラインの外側を2秒程度以上、継続して走行した場合。
セーフ(失格になりにくいケース)
1:他の選手との衝突、若しくは接触又は落車した選手を避けた走行で、その走行以外に方法がなかった場合。
2:他の選手の妨害行為、若しくは危険行為又は、相当のあおりを受けたことによる走行で、その走行以外に方法がなかった場合。
⇒参考:「失格」「失格13条」「失格14条」「外帯線」「内圏線」 - 1センター(いちせんたー)
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バンクの1コーナーと2コーナーの間の地点。その地点に「1C」と書いてある競輪場もある。
- 一杯(いっぱい)
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力を使いはたしスピードを上げられなくなった状態や、力尽きていく状態で、いっぱいいっぱいと同義語。
- 伊藤 繁(いとう しげる)
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元競輪選手で、ケイリン界に入る前はスピードスケート選手。当時は、まだ他のスポーツからのケイリン界入りは珍しく、他のスポーツから転向してケイリンレーサーとなった選手たちの先駆けとなった人物。
また、1968年に大活躍した選手としても知られていて、オールスター競輪と競輪祭のタイトルを手に入れた。現在はスピードスケート出身のレーサーが多く活躍しており、2009年度日本選手権競輪においてG1タイトルホルダーとなった武田豊樹もその一人である。 - 井上茂徳(いのうえしげのり)
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元競輪選手。競輪界で3人しか達成者がいないグランドスラマーの1人でもある。1981年からGⅠのタイトルを総なめにし、伝説の競輪選手となった。また、現役時代はダッシュ力の鋭さ、落車や失格を恐れることのない激しい競りをするといったそのレーススタイルで「鬼脚(おにあし)」の異名をとり、他の選手を震え上がらせた。現在は競輪解説者、競輪評論家としてメディアで活躍している。趣味は釣り。
- イン詰まり(いんづまり)
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競走中に前方側方を他の選手に囲まれて、外に出られずどうにもならない状態。
- イン粘り(いんねばり)
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前方で待機して、目標にしたい先行選手が隣に並びかけたら、その番手や3番手の選手に内側から競りを挑み、そのポディションを奪い取ろうとすること。
またラインの先頭の選手が、攻め上がってきた他のラインに先手を取られてしまった時に、インコースで競りを挑み、先手を取った選手の番手を取ろうとする行為。イン粘りした方もされた方も攻防戦により、かなり体力を消耗してしまう。
⇒参考:技の色々 「飛びつき」「カマシ」「捌く」「競り」「突っ張る」「中割り」「張る」「番手まくり」「ブロック」「ハンドル投げ」。 - 雨天敢闘手当(うてんかんとうてあて)
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通称「雨敢(アメカン)」。雨が降っている中、行われるレースには「雨天敢闘手当」が選手に出ます。
- 裏目(うらめ)
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ゴールした1着、2着の選手の着順(順位)と、自分の1着、2着の予想が反対になること。予想が「3-9」なら「9-3」が裏目になる。お客さんがよく言う「あ~!!裏目を食っちゃったよ~!!」は、「あ~!!1着と2着の数字が逆だった~!!」という意味になる。そんな声が聞こえたら、心の中で同情してあげてください。
- A1(えいいち)
A級1班のこと。競輪選手はS級、A級の順にランク付けされている。A級の中は更に3つに分かれていて、上から順に1班から3班までのランクがある。A級1班は、A級の中でもとくに強い選手たちがS級昇級を目指し日々努力している。競走は、F1、F2に出場する。
⇒参考:S級の中のクラス分け 上位クラスから順にS級S班(通称・SS級)、S級1班(通称・S1)、S級2班(通称・S2)。A級の中のクラス分け 上位クラスから順に A級1班(通称・A1)、A級2班(通称・A2)、A級3班(通称・A3)。- A3(えいさん)
A級3班のこと。競輪選手はS級、A級の順にランク付けされている。A級の中は更に3つに分かれていて、上から順に1班から3班までのランクがある。A級3班にはデビューしたばかりの新人レーサーから、彼らのお父さん位の年齢のベテランレーサーまでが切磋琢磨する。レースは、F2戦の中のチャレンジレースに出場する。
⇒参考:S級の中のクラス分け 上位クラスから順にS級S班(通称・SS級)、S級1班(通称・S1)、S級2班(通称・S2)。A級の中のクラス分け 上位クラスから順に A級1班(通称・A1)、A級2班(通称・A2)、A級3班(通称・A3)。- A2(えいに)
A級2班のこと。競輪選手はS級、A級の順にランク付けされている。A級の中は更に3つに分かれていて、上から順に1班から3班までのランクがある。競走は、F1、F2に出場する。
⇒参考:S級の中のクラス分け 上位クラスから順にS級S班(通称・SS級)、S級1班(通称・S1)、S級2班(通称・S2)。A級の中のクラス分け 上位クラスから順に A級1班(通称・A1)、A級2班(通称・A2)、A級3班(通称・A3)。- A級(えいきゅう)
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競輪選手はS級、A級の順にランク付けされている。A級の中は更に3つに分かれていて、上から順に1班から3班までのランクがある。競走は、A級1班と2班はF1、F2に出場し、A級3班はF2の中のチャレンジレースに出場する。
⇒参考:S級の中のクラス分け 上位クラスから順にS級S班(通称・SS級)、S級1班(通称・S1)、S級2班(通称・S2)。A級の中のクラス分け 上位クラスから順に A級1班(通称・A1)、A級2班(通称・A2)、A級3班(通称・A3)。 - A級1班(えいきゅういっぱん)
競輪選手はS級、A級の順にランク付けされている。A級の中は更に3つに分かれていて、上から順に1班から3班までのランクがある。競走は、F1、F2に出場する。
⇒参考:S級の中のクラス分け 上位クラスから順にS級S班(通称・SS級)、S級1班(通称・S1)、S級2班(通称・S2)。A級の中のクラス分け 上位クラスから順に A級1班(通称・A1)、A級2班(通称・A2)、A級3班(通称・A3)。- A級3班(えいきゅうさんぱん)
競輪選手はS級、A級の順にランク付けされている。A級の中は更に3つに分かれていて、上から順に1班から3班までのランクがある。
A級3班の競走は、F2戦の中のチャレンジレースに出場する。
⇒参考:S級の中のクラス分け 上位クラスから順にS級S班(通称・SS級)、S級1班(通称・S1)、S級2班(通称・S2)。A級の中のクラス分け 上位クラスから順に A級1班(通称・A1)、A級2班(通称・A2)、A級3班(通称・A3)。- A級2班(えいきゅうにはん)
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競輪選手はS級、A級の順にランク付けされている。A級の中は更に3つに分かれていて、上から順に1班から3班までのランクがある。競走は、F1、F2に出場する。
⇒参考:S級の中のクラス分け 上位クラスから順にS級S班(通称・SS級)、S級1班(通称・S1)、S級2班(通称・S2)。A級の中のクラス分け 上位クラスから順に A級1班(通称・A1)、A級2班(通称・A2)、A級3班(通称・A3)。 - S級(えすきゅう)
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競輪選手はS級、A級の順にランク付けされている。S級の中は更に3つに分かれていて、上から順にS班、1班、2班とランク付けされている。競走は、KEIRINグランプリ、G1、G2、G3、F1戦に出場する。
⇒参考:S級の中のクラス分け 上位クラスから順にS級S班(通称・SS級)、S級1班(通称・S1)、S級2班(通称・S2)。A級の中のクラス分け 上位クラスから順に A級1班(通称・A1)、A級2班(通称・A2)、A級3班(通称・A3)。 - S級1班(えすきゅういっぱん)
競輪選手はS級、A級の順にランク付けされている。S級の中は更に3つに分かれていて、上から順にS班、1班、2班とランク付けされている。競走は、KEIRINグランプリ、G1、G2、G3、F1戦に出場する。
⇒参考:S級の中のクラス分け 上位クラスから順にS級S班(通称・SS級)、S級1班(通称・S1)、S級2班(通称・S2)。A級の中のクラス分け 上位クラスから順に A級1班(通称・A1)、A級2班(通称・A2)、A級3班(通称・A3)- S1(えすいち)
S級1班のこと。競輪選手はS級、A級の順にランク付けされている。S級の中は更に3つに分かれていて、上から順にS班、1班、2班とランク付けされている。競走は、KEIRINグランプリ、G1、G2、G3、F1戦に出場する。
⇒参考:S級の中のクラス分け 上位クラスから順にS級S班(通称・SS級)、S級1班(通称・S1)、S級2班(通称・S2)。A級の中のクラス分け 上位クラスから順に A級1班(通称・A1)、A級2班(通称・A2)、A級3班(通称・A3)。- S級S班(えすきゅうえすはん)
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競輪選手は約2200名。その頂点に登りつめた輝け9名がS級S班(通称SS級)。選考基準は、KEIRINグランプリ出場予定選手、9名。
⇒参考:S級の中のクラス分け 上位クラスから順にS級S班(通称・SS級)、S級1班(通称・S1)、S級2班(通称・S2)。A級の中のクラス分け 上位クラスから順に A級1班(通称・A1)、A級2班(通称・A2)、A級3班(通称・A3)。 - SS(えすえす)
-
S級S班のこと。競輪選手は約2200名。その頂点に登りつめた輝ける9名がS級S班(通称SS級)。選考基準は、KEIRINグランプリ出場予定選手、9名。
⇒参考:S級の中のクラス分け 上位クラスから順にS級S班(通称・SS級)、S級1班(通称・S1)、S級2班(通称・S2)。A級の中のクラス分け 上位クラスから順に A級1班(通称・A1)、A級2班(通称・A2)、A級3班(通称・A3)。 - S級2班(えすきゅうにはん)
競輪選手はS級、A級の順にランク付けされている。S級の中は更に3つに分かれていて、上から順にS班、1班、2班とランク付けされている。競走は、KEIRINグランプリ、G1、G2、G3、F1戦に出場する。
⇒参考:S級の中のクラス分け 上位クラスから順にS級S班(通称・SS級)、S級1班(通称・S1)、S級2班(通称・S2)。A級の中のクラス分け 上位クラスから順に A級1班(通称・A1)、A級2班(通称・A2)、A級3班(通称・A3)。- S2(えすに)
競輪選手はS級、A級の順にランク付けされている。S級の中は更に3つに分かれていて、上から順にS班、1班、2班とランク付けされている。競走は、KEIRINグランプリ、G1、G2、G3、F1戦に出場する。
⇒参考:S級の中のクラス分け 上位クラスから順にS級S班(通称・SS級)、S級1班(通称・S1)、S級2班(通称・S2)。A級の中のクラス分け 上位クラスから順に A級1班(通称・A1)、A級2班(通称・A2)、A級3班(通称・A3)。- Sを取る(えすをとる)
-
S(エス)はスタンディングの略で、Sを取るということはスタートの直後に先頭誘導員の真後ろにつけることをいう。どの選手がSを取るかによってレースの内容が大幅に変わる。
- F2(えふつー)
-
レースの格付け(グレード)の一つ。A級選手のみによるレース。通常F2戦は1日10レースで行われ、5レースがA級3班選手によるチャレンジレース。5レースのレースがA級1班2班戦となる。
⇒参考:レースの種類 グレードの高い順からGP、G1、G2、G3、F1、F2。
⇒参考:グレートレースの紹介
GP:KEIRINグランプリ
G1:競輪祭、日本選手権競輪(ダービー)、高松宮記念杯競輪(宮杯)、寬仁親王牌世界選手権トーナメント、オールスター競輪、全日本選抜競輪
G2:サマーナイトフェスティバル、共同通信社杯競輪、ヤンググランプリ - F1(えふわん)
-
レースの格付け(グレード)の一つ。S級選手とA級選手によるレース。通常FⅠ戦は1日11レースで行われ、その中の6つのレースがA級1班2班戦(A級1班2班の選手だけで戦うレース)、残りの5つのレースがS級戦(S級選手だけで戦うレース)となっている。
⇒参考:レースの種類 グレードの高い順からGP、G1、G2、G3、F1、F2。
⇒参考:グレートレースの紹介
GP:KEIRINグランプリ
G1:競輪祭、日本選手権競輪(ダービー)、高松宮記念杯競輪(宮杯)、寬仁親王牌世界選手権トーナメント、オールスター競輪、全日本選抜競輪
G2:サマーナイトフェスティバル、共同通信社杯競輪、ヤンググランプリ - 遠征(えんせい)
-
ホームバンク(所属する競輪場)から、遠い地域のレースに出場すること。
- 遠征ライン(えんせいらいん)
-
ホームバンク(所属する競輪場)から遠く離れた競輪場に斡旋された選手同士でラインを組むこと。
【例】小倉競輪場の場合
岡山+高知+徳島(中四国ライン)
佐賀+福岡+熊本+大分(九州ライン)
山梨+秋田ライン(遠征ライン)
このような時に、実況などで「遠征ライン」と呼ばれることが多い。
⇒参考:ラインの種類 北日本ライン、関東ライン、埼京ライン、栃茨ライン、南関東ライン、中部ライン、近畿ライン、中近ライン、中国ライン、四国ライン、中四国ライン、九州ライン、遠征ライン、東日本ライン、西日本ライン、同期ライン、即席ライン、フラワーライン。 - 追い込み(おいこみ)
-
レースの最終周回(最後の1周)の4コーナーくらいまで先行選手のアシストをするか良い位置をキープし、ゴール前で前にいる選手を一気に抜きさる戦法(=差し)。また、こうして1着や2着になった場合の決まり手は「追い込み」、または「差し」と呼ばれる。
⇒参考:決まり手の種類 「逃げ」「まくり」「追い込み(差し)」「マーク」の基本4種類。
⇒参考:戦法の種類 「先行」「まくり」「追い込み」「自在」。 - 大ギア(おおぎあ)
-
ペダルの根元にある大きいギアのことも「大ギア」と呼ぶが、「4回転(4.00)」など大きいギア倍数のことを指す。これはペダルの根元にある大きいギア(大ギア)を1回転させれば、後輪中央にある小さいギア(小ギア)が4回転する仕組み。ダッシュは効かないが、スピードにさえ乗ってしまえばその加速は止まることを知らない。
なお、かつてはギア倍数4.58までOKだったが、2015年より4.00未満に制限された。 - お帰り(おかえり)
-
レース開催中に何らかの理由で選手が途中で欠場する(帰る)こと。またの名を「途中欠場」。理由のひとつに失格がある。失格になると開催中の出場契約を解除されてしまうので強制的に途中欠場(お帰り)となる。また、ケガや病気などでレースができない場合も途中欠場(お帰り)は認められる。
⇒参考:欠場の種類 「欠場」「途中欠場」「お帰り」。 - 押さえ先行(おさえせんこう)
-
ライン(グループ)で、後方からゆっくり前の選手たちを追い抜いていき、別のラインに覆いかぶさるように並走して、行き先をふさいでしまい、その体勢から徐々にスピードを上げて先行すること。
⇒反対語:カマシ先行 - 押さえる(おさえる)
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ライン(グループ)で、後方からゆっくり前の選手たちを追い抜いていき、別のライン(グループ)に覆いかぶさるように、行き先をふさいでしまうこと。その体勢から徐々にスピードを上げて先行することを「押さえ先行」という。
- 押し出し先行(おしだしせんこう)
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先行するつもりは全然ないのに、レースの成り行きで先行させられてしまうこと。またの名を「成り行き先行」。
- お寺行き(おてらいき)
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選手はレース中の失格などで事故点がたまってしまうと強制的に特別指導訓練に参加しなくてはならない。これは日本競輪学校やサイクルスポーツセンターで3泊4日、または4泊5日で行われる。また特に、悪質とされた選手は「黄檗宗大本山」で4泊5日のお寺での修行(座禅を組んだり、掃除などをする)が命じられてしまうという怖い噂も・・・。
⇒ワンポイント:噂のひとつになっているお寺は「萬福寺(まんぷくじ)」といって、京都府宇治市にある黄檗宗(おうばくしゅう)大本山の寺院。境内の「大雄宝殿」は日本では唯一最大のチーク材を使った歴史的建造物として、大変重要かつ貴重なもの。また、一般の方の座禅研修や、精進料理もたしなめる。 - オールスター競輪(おーるすたーけいりん)
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毎年8月に開催される5日制のG1競走。ファン投票により出場選手を選抜し、そのうち上位9選手が初日の最終レースに行われるドリームレース、それ以外の上位得票者から9人を選んで2日目の最終レースに開催されるオリオン賞レースに出走する選手を決定している。
⇒参考:レースの種類 グレードの高い順からGP、G1、G2、G3、F1、F2。
⇒参考:グレートレースの紹介
GP:KEIRINグランプリ
G1:競輪祭、日本選手権競輪(ダービー)、高松宮記念杯競輪(宮杯)、寬仁親王牌世界選手権トーナメント、オールスター競輪、全日本選抜競輪
G2:サマーナイトフェスティバル、共同通信社杯競輪、ヤンググランプリ
なお、開催中にガールズケイリンのガールズドリームレース、アルテミス賞レースも実施される。