- マーク(まーく)
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自力タイプ選手のうしろについて走ること。または、自力タイプ選手のうしろを走り、そのまま差せずに2着のままゴールした時の決まり手。
⇒参考:決まり手の種類 「逃げ」「まくり」「追い込み(差し)」「マーク」の基本4種類。 - 前受け(まえうけ)
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レースが始まり、隊列が落ち着いたときに先頭誘導員の後ろの位置(すなわちレースの先頭)につけること。徹底先行するために先頭にいる状況を「前受け」とは言わない。とくに打鐘後、後方から先行しようとするラインが上昇した際に、その追い越しに合わせて有利な位置に割りこもうとする意図がある場合に「前受け」ということが多い。先行ラインの番手位置を狙ってイン粘りを図ったり、中団の位置を確保したいライン(単騎を含む)がこの戦法をとる。
- 前残り(まえのこり)
- まくり(まくり)
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逃げる別のライン(グループ)の先行選手を、ラスト1周の1コーナーから3コーナーの間で一気に勢いをつけて外側から抜き去る戦法。または、この戦法で1着をとった時の決まり手。
⇒参考:決まり手の種類 「逃げ」「まくり」「追い込み(差し)」「マーク」の基本4種類。
⇒参考:戦法の種類 「先行」「まくり」「追い込み」「自在」。 - まくり追い込み(まくりおいこみ)
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先行ラインの後続の別ラインの選手が、残り1周の2センターから4コーナーくらいから、まくり気味に追い込むこと。ショートまくりとも言われる。決まり手は、「まくり」か「追い込み」になる。基本的にラインの先頭の選手の戦法。まくり追い込みが多い選手のうしろの選手は、ダッシュについていけず千切れたり、追いかけるだけで精一杯で1着に届かないことが多い。
⇒参考:戦法の種類 「先行」「まくり」「追い込み」「自在」。 - みなし直線(みなしちょくせん)
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4コーナーの立ち上がりからゴールまでの直線の長さのこと。「見なし」なのは、厳密な直線部分だけでなく、コーナーの終わりで「ほぼ直線としてもよいであろう」部分も含むから。
- 南関東ライン(みなみかんとうらいん)
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通称は南関(なんかん)ライン。静岡、千葉、神奈川県の選手が作るライン(グループ)のこと。
⇒参考:ラインの種類 北日本ライン、関東ライン、埼京ライン、栃茨ライン、南関東ライン、中部ライン、近畿ライン、中近ライン、中国ライン、四国ライン、中四国ライン、九州ライン、遠征ライン、東日本ライン、西日本ライン、同期ライン、即席ライン、フラワーライン。 - 宮杯(みやはい)
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毎年6月に開催される4日制のG1競走。正式名称は「高松宮記念杯競輪」。2010年の開催までは滋賀県大津市の大津びわこ競輪場で開催されていたが、大津びわこ競輪場の廃止に伴い2011年より持ち回りで開催されることになった。 。優勝者はその年のKEIRINグランプリへの切符を掴むことになる。
⇒参考:レースの種類 グレードの高い順からGP、G1、G2、G3、F1、F2。
⇒参考:グレートレースの紹介
GP:KEIRINグランプリ
G1:競輪祭、日本選手権競輪(ダービー)、高松宮記念杯競輪(宮杯)、寬仁親王牌世界選手権トーナメント、オールスター競輪、全日本選抜競輪
G2:東西王座戦、サマーナイトフェスティバル、共同通信社杯競輪、ヤンググランプリ
- 恵まれ(めぐまれ)
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予想外のレース展開によって、良い結果をもたらすこと。「棚ぼた」的な出来事。つまりラッキー、その一言に尽きる。
- もがく(もがく)
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全力で走ること。競輪選手が全力で走るとトップスピードは時速70キロ!!
- 目標(もくひょう)
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マークすること。選手はよく「○○君を目標に」とコメントする。この意味は「○○君の後ろを走る」ということ。