年末に行われる単発のＧ２競走。デビュー３年未満であるルーキーの「その年度における競走得点トップナイン」が年末に激突する。

2019年6月開催より競技規則が一部改正され、先頭誘導選手（先頭員）を早期に追い抜く違反の失格基準頭に厳格化。500バンクでは最終周回前回のバック・ストレッチ・ラインまで、400バンクは最終周回前回に入るホーム・ストレッチ・ライン(決勝線)まで、333バンクは最終周回前々回のバック・ストレッチ・ラインまでに追い抜くと失格となる。

元競輪選手で、現在はケイリンの解説やリポーターなどで活躍中。おもしろいトークや本音で語る車券術にファンも多い。
現役時代は、1979年競輪祭で特別競輪のタイトルを初奪取。翌年の1980年日本選手権も制覇し、当時ケイリン界トップでスターだった中野浩一等と共に、ケイリンを日本中に広めた選手である。

元競輪選手。2006年のKEIRINグランプリ2006のレース後に引退を発表し、現在はケイリンの解説者などする一方、自らが選手時代につくった練習グループ「不動會」で、後輩たちの指導にも励んでいる。
また現役時代はデビュー2年目にして特別競輪のタイトルホルダーとなり（1992年・日本選手権競輪）、その年に出場したKEIRINグランプリでは見事初制覇。ケイリン界にその名を広めた。
しかし、スター選手として日本中のケイリンファンに人気を集めた一方でオールスター競輪のタイトルだけは手にすることが出来ず、夢のグランドスラム達成には届かなかった。

競輪場内でレースを予想してくれるおじさま達。１レース１００円程度で予想してくれる。初心者の人は「推理のヒント」を聞いてみては？

かつての競輪界では「大ギア＝四回転」ブームがあった。大ギアには、別の意味もあり、ペダルの根元にある大きいギアのことも指すが、ほとんどの場合は今競輪界で流行りの「４回転（4.00）」など大きいギア倍数のことを指す。これはペダルの根元にある大きいギア（大ギア）を１回転させれば、後輪中央にある小さいギア（小ギア）が４回転する仕組み。ダッシュは効かないが、スピードにさえ乗ってしまえばその加速は止まることを知らない。
⇒ワンポイント：４回転の火付け役は山崎芳仁選手（福島・Ｓ級Ｓ班）。２００５年のヤンググランプリを制し、翌年の２００６年からはＫＥＩＲＩＮグランプリに２年連続出場を決めるなど、競輪界のトップ。しなやかな走りが美しく、笑顔が素敵な選手。趣味は映画観賞。
現在は、ギア倍数が4.00未満に制限されている。