戦法に幅ある畑段が、中団キープからまくって決着をつける。展開によっては先制有力な藤田の番手勝負に出る可能性もある。畑段が不発のケースでは、藤田の逃げ切り。

中部近畿ラインの内山はいるが、自力勝負を選択した伊藤。逃げる梁島を射程に入れ、タイミングを見計らってまくる。中部勢が位置取りに失敗した時は、梁島を目標に出る竹山の浮上。

準決で５着に敗れた窓場だが気持ちを切り替えて臨む。南関勢に柴田が続くラインが先制。窓場はこの４番手をキープしてまくる。ペースが緩めば先行も十分。窓場と同じく単騎になった高橋。窓場より先に動ければ逆転も十分。

染谷を目標に出る石塚が、直線で差し脚を伸ばす。３番手は近藤が回って本線。染谷が出渋っていれば、長屋のカマシが怖い。

未勝利も積極性が光る原田。自分のタイミングで仕掛けて優勝を決める。単騎になった金子。自分が勝てるところからの仕掛けになる。単騎の分、リラックスして臨めるのは好材料・

無傷で勝ち上がった尾崎。このクラスでは力が違い過ぎる。好位を確保して勝負どころでまくる。大久保の動きも良く、どこまで尾崎に迫れるか。

４人揃った北日本勢は板垣を先頭に山崎・桜井・菊地で結束。板垣が無欲の先行で飛び出し、山崎が最終的に番手からまくり抜け出す。末木が北日本勢を分断に出ると、南の一発が怖い。