
第38回読売新聞社杯全日本選抜競輪 G1
高知競輪場 2/23木・祝 24金 25土 26日
SSをはじめ、主に各都道府県、全国8地区ごとの成績上位者によって争われる2023年最初のG1『第38回読売新聞社杯全日本選抜競輪』。
今大会で優勝すると年末に行われる『KEIRINグランプリ2023』へ出場権獲得の一番手となる。
全日本選抜競輪
レースプログラム
※勝ち上がりのみ掲載


全日本選抜競輪出場
チャリレンジャー
チャリレンジャーとは
チャリロトの公式スポンサード選手愛称です。
レース予想
加藤慎平の
開催展望&注目選手

開催展望
昨年12月30日、平塚競輪場に降臨した悪魔のような強さを持った1人のレーサーが競輪界の歴史を塗り替えた。史上初の『3億円レーサー』脇本雄太である。猛者8人に対し、打鐘(ジャン)ガマシを決行。番手ピッタリマークの古性優作を振り切ったレースは、末代まで語り継がれるだろう。
「2023年は獲得賞金4億円を目指す」と豪語したが、本当に叶えてしまうのでは?と思わせるほどその口調は自信に満ち溢れていた。
よく考えてみてくれ? 全G1レース6つ全て優勝して、獲得賞金は2億7000万円くらいで、グランプリを優勝して3億9000万円くらいか。言ってる意味がわからない(パニック)。要するに2023年出走する全てのレースで1着を取ると言う気持ちだったのか…。グランプリを優勝してテンションが上がってしまい、何となく(3億の次は、4億だよな)的な感じで発言してしまったとしか思えない。それだったら、めちゃくちゃ面白いじゃないか。要するに、脇本雄太は規格外なのだ。
今年の競輪界は間違いなく「脇本雄太を倒す為には、どうすれば良いのか」と言うテーマに尽きるだろう。脇本に対抗する手段で、二段駆けは最低条件だ。それも地脚型では無くトップスピードが高いタイプの自力2人の二段駆けだ。決勝戦にそんなタイプの自力型を2名進出させられる地域があるのか?
答えは出ただろう。
「今年も脇本雄太時代は続く」。2023年、誰もが獲りたい1発目のG1全日本選抜競輪と言えど、脇本雄太より先にゴール線を切る選手が現れない事は、ほぼ間違いない。
全日本選抜競輪
チャリロト
全日本選抜競輪 予想
全日本選抜競輪
予想に役立つデータ分析
1985年(第1回)から2022年(第37回)までの集計。
最年少優勝:24歳(1993年:高木隆弘)
最年長優勝:40歳(2004年:内林久徳)
大会連覇:中野浩一(1988年、1989年)
最多優勝:3回(2007年、2009年、2015年:山崎芳仁)
完全優勝:1回(1986年:井上茂徳)

北日本と九州が優勝実績では優勢となっているが、昨年はチャリレンジャーの古性優作(近畿地区)が優勝した。最も優勝から遠ざかっているのは四国勢で、97年いわき平の児玉広志以来の優勝がかかる。




昨年は古性優作が逃げる中国・四国ラインを追走し、直線でインから強襲して優勝。2着は松浦悠士で別ラインでの決着となった。なお、直近の単騎での優勝は、2019年別府の中川誠一郎の逃げ切りV、3番手の優勝は2014年高松の村上博幸がある
直近20開催における1番車から9番車までの入着は以下の通り。

昨年はGPユニホームをまとった1番車の古性優作が優勝。直近20開催では、1番車、7番車が好結果を残している。直近6番車の優勝はゼロ、8番車の優勝も2004年の内林久徳以来、出ていない。
※あくまで出目のデータです。

周長は500m。カントが緩い造りとなっており、見なし直線距離は52.0mで、バンクは全体的に丸いイメージ。500バンクの中でも、見なし直線が最も短いため、先行選手の逃げ残りも十分ある。最高上がりタイムは、2021年7月31日にチャリレンジャーの島川将貴が記録した13秒1。