『森泉宏一の実況天国』Vol.10

新年度になり、先日は世間の注目を集めた新元号が発表されましたね。
『令和』……私のパソコンでは一発で変換されません。
というより、既に対応している機種や変換ソフトはあるのでしょうか!?
意味も気になりましたが、職業柄、アクセントが気になって、気になって仕方がありませんでした。
いわゆる『れ』を高く読む“頭高”なのか?
どこにもアクセントを付けない“平板”なのか。
当日は音を出せる場所にいなかったので、そればかりが気になってしまう新年度初日でした。
その前日まで行われていたのは伊勢崎オート『第27回日刊スポーツ杯』で、オートレース界の年度末を締めくくる最後のレースでもありました。
最終日である3月31日、優勝戦前の1Rから3Rでは今節限りでヘルメットを脱ぐ3選手がラストラン。
岩井寛(伊勢崎14期)選手、野崎利明(伊勢崎17期)選手、岩野守(飯塚12期)選手が出走しました。
地元の岩井選手と野崎選手は逃げ切って1着!
岩野選手は掲示板まであと少しの4着でしたが、無事に完走して、走路に別れを告げたのです。
そして、迎えた優勝戦。
このシリーズ、地元のエース格となった早川清太郎(伊勢崎29期)選手が制しました!
レース後には師匠の野崎選手が出迎え、下の2ショットです。
優勝インタビューでは引退する師匠の話題になると、早川選手の目からは涙がとめどなく溢れてきます。
野崎選手とは、選手になってから師弟関係になったそうです。
レースや整備以外にも、生活面の指導などもたくさん受けたという早川選手。
そんな師匠へ最高の贈り物。
強くなった姿、成長した姿を目の前で見せた早川選手。
「今年こそっ!」
師匠が、そして、ファンがSGタイトル獲得を待ち望んでいます!!
タイトル獲得時は是非とも“嬉し涙”を見せて欲しいですね。
インタビュー後のウイニングランを見送っていく、師弟のこの画は実に感動的でしたね。
危うく私の目からも涙が出そうでした。
(隣の中林キャスターは既に泣いておりましたが)
このような感動的なストーリーもあり、伊勢崎オートの年度末開催は幕を下ろしたのであります。
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