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2018/06/08

Yuji Yamada

“帝王”山田裕仁の競輪哲学 Vol.25

“帝王”山田裕仁の競輪哲学 Vol.25

先日、とある日に『有吉弘行のダレトク!?』という番組を観ていたところ「あれ、どこかで見たことあるような……って、俺じゃん!!」という出来事がありました。
各公営競技を楽しむ的な番組内容で、京王閣記念のイベント休憩中に場内の売店で私が食事をしていたシーンがTVでは流されていたのです。要するに場内のお店の宣伝もしてくれていて、偶然、そこでの私の姿が放映されたという訳。全く知らなかった私は気付くなり「盗撮だーっ!!」と、子供たちに訴えた次第です(笑)。

私はイベント時には必ず場内を歩き回り、お客様がどんなところで何を思って、どのような食事をしながら競輪を楽しんでいるのだろう?と、体験するようにしています。そして、実際に体験することで「ここは寒い、寒くない」とか「ここの場内は清潔だ、汚い」とか「ここの食事はあまり美味しくない」などなど、感じることがたくさんあるからです。
“ファンあっての競輪”というのであれば、お客様の気持ちを理解することは大切なことだと思います。これは私のような個人レベルで感じることは大きな影響力がありません。運営者側の人間がドンドンお客様の声を吸収することが売り上げ減に悩んでいる中、非常に大切なことの一つではないかと、客商売(飲食店)をしてきた私なりに思うところがあるので個人的に実行しているだけなのですが。

尚、余談になりますけれども。後日、同期から「TV番組に出ていなかった?」というLINEがありました。
「ある意味、知らずに映っているなんて。やっぱり、山田は持っているわ」に対しては「知らずに観ていて、それに気付いたあなたの方が持っているわ」と、返信しておきました(苦笑)。

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