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2024/04/06

藤本梨恵

【どうも!なしえです。】藤本梨恵コラムVol.23

【どうも!なしえです。】藤本梨恵コラムVol.23

こんにちは!藤本梨恵です。
まだ入院生活が続いていますが、4月5日にやっと松葉杖が外れて、歩行可能の許可が下りました!
やったー(^-^)v

約2カ月ぶりに松葉杖なしでの歩行なので、嬉しくて、病棟の廊下を何度もグルグルと歩きまわっています。
あーうれしい。
もう少し歩行訓練などのリハビリを続けて、やっとお家に帰れそうです。
2月1日にレースへ向かうため、家を出発してからなので、約2カ月ちょっとぶりです。

股関節脱臼というのが、思ったよりも時間のかかるケガだったので、復帰まで半年ぐらいかかってしまうかなと心配しましたが、もっと早く復帰できそうです(^^)
想像以上に長い入院生活となってしまいましたが、少しでも早いケガの完治と、リハビリを優先しようと思い、1日2回、リハビリのできるこちらの病院を選んで正解でした。

期待もしていない病院食ですが、前の病院よりも味が濃く、意外と美味しくいただいています(^^)
ただ、朝ご飯がとんでもなく質素な時が、週に何回かあって、わびしい気持ちになります(*´-`)

ちくわ1本で、ご飯を食べるのはなかなか厳しかったです!

わたしが今回ケガをした、大腿骨の脱臼(股関節後方脱臼)というのは、かなり珍しいみたいです。
病院の先生も、今までに2例しか見たことがないと言っていました。
通称、ダッシュボードとも呼ばれていて、交通事故などで、追突した際にダッシュボードに挟まれてなることがあるそうです。

今回、私の落車の記憶は、前で2台が落ちたと思った瞬間に、誰かのバイクが自分に向かって飛んできたという感じでした。
おそらく、その時、自分の左膝にバイクが当たり、股関節が脱臼したんだと思います。
左膝の所もパックリと切れていて、縫ってもらいました。

自分がこのケガをしてから、「股関節脱臼」について、いろいろと調べましたが、あまり事例がなく、出てくるのは、赤ちゃんや犬の股関節脱臼の写真ばかりでした。
せっかくなので、私の脱臼写真もどーぞ!

あんなに太い骨が、これだけズレれば痛いわけです(>_<)

でも、もっと大きなケガをされて、大変な思いをされている方もたくさんいますし、私はこの程度で済んだのは良かったのかもしれません。

病院にいる間は、時間もたくさんあったので、本を読んだり、偉人のありがたい言葉を読んだりして、気持ちを上げていました。
中でも、今の私の心に刺さったのが、

「咲かないときには、根を生やせ」です。

今、この休んでいる期間も、自分なりにできることを頑張っています。
勝負の世界なので、いつもいつも良い結果が出るわけではありませんが、こういう時だからこそ、できることもあると思って、日々を過ごしています。
不器用な方なので、復帰しても少し時間がかかるかもしれませんが、諦めず、努力し続けますので、応援していただけたら嬉しいです(^^)

また、少しずつ結果を出して、車券に絡み、皆様に喜んでいただける様なレースができるように頑張ります!

※文中掲載の写真は選手本人より提供

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【過去のコラムはこちら】
藤本梨恵選手コラム「どうも、なしえです。」
Vol.22「長期欠場」
Vol.21「ガールズ王座勝利報告」
Vol.20「年末の楽しみ」
Vol.19「おおまさり」
Vol.18「猛暑の伊勢崎」
Vol.17「新走路で再スタート」
Vol.16「伊勢崎は改修中」
Vol.15「ガールズ王座決定戦」
Vol.14「グレードレース初優出」
Vol.13「夏の思い出、富士登山」

【略歴】

藤本梨恵(ふじもと・りえ)
1983年3月11日生 埼玉県上尾市出身
ロッカーグラウンドは伊勢崎
ボクシングではJWBC日本フライ級王座(2006年)、同バンタム級王座(2007年)
OPBF女子東洋太平洋スーパーフライ級初代チャンピオン(2009年)にも輝いた。
2011年1月に引退後、オートレース転向を決意。
翌年32期選手候補生入所試験に合格。
2013年7月19日、伊勢崎オートレース場でデビュー。
2013年9月8日、伊勢崎オートレース場で初勝利。
2017年8月6日、伊勢崎オートレース場で初優勝を達成。
女子レーサーの優勝は佐藤摩弥、益春菜(引退)、岡谷美由紀に次いで4人目の快挙。
2021年2月21日、飯塚オートレース場で女子レーサー初のミッドナイト優勝。
2023年12月、スーパースターガールズ王座決定戦を初制覇。
2023年度後期適用のランキングはA-209

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