Jプロツアー2021第3戦「広島さくらロードレース」Day1・レポート

歴史ある国内リーグJBCFシリーズの中で、最上位に位置するリーグ戦である「Jプロツアー」の第3戦が、広島中央森林公園において3月27日に開催された。翌日、同会場で第4戦も開催される2連戦の形式だ。「広島さくらロードレース」の大会名通り、美しい桜の下で展開されるレースとなった。
初日のDay-1は、広島中央森林公園の1周12.3kmのコースを6周する73.8km。ロードレースとしては距離が短いので、ペースの速い展開が予想された。
スタートラインにつく選手たち。岡田吉弘三原市長とともに
スタートラインでリーグ戦の首位であることを示すプロリーダージャージを着るのはホセ・ビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)。U23のリーダージャージを着るのは川野碧己(弱虫ペダルサイクリングチーム)だ。
レーススタート。序盤から激しい展開になった
スタート直後からアタック合戦が始まる。
フェンストンネルでアタックがかかる
2周目に11名の集団が先行。ここには、初戦で勝利しているフランシスコ・マンセボ(マトリックス・パワータグ)が入っており、鈴木譲、渡邉歩(以上、愛三工業レーシングチーム)、徳田優(TEAM BRIDGESTONE Cycling)、中井唯晶(シマノレーシング)と、強豪チームは選手を送り込み、さらには、昨年U23のリーダージャージを守り抜いた弱虫ペダルサイクリングチームから井上文成が入るほか、大町健斗(eNShare レーシングチーム)、冨尾大地(CIEL BLEU KANOYA)、さらに若手育成チームから、平井光介(EQADS)、山田拓海、留目夕陽(JCF強化指定選抜チーム)らも滑りこみ、一通りのメンバーが揃う形になった。ここでレースはいったん落ち着き、メイン集団との差は30秒以上まで開く。
11名の先頭集団。一通りの主要チームはメンバーを送り込んでいた
動きが生まれたのは3周目。一昨年の全日本チャンピオンであり、昨年は世界の最高峰チームNTTプロサイクリングに所属していた入部正太朗(弱虫ペダルサイクリングチーム)、リーダージャージを着るトリビオを含む9名の追走集団が形成されたのだ。ここにはシマノレーシング、愛三工業、ブリヂストン、マトリックス、JCF強化指定選抜の選手らも入っていた。
9名の追走集団。ここにも一通りの主要チームのメンバーが入っていた
積極的に集団を牽引するJCF強化指定選抜チーム
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