JCL BANK LEAGUE 2021第2戦レポート

エキシビジョンレースを終え、いよいよ決勝戦だ。
決勝戦のスタートを待つ2チーム。緊張感が漂う
雨の中の決勝戦
キナンはロードのJCLリーグ戦でも好調を保っているが、ここ名古屋のホームチームであり、トラックレース専門の選手も抱え、昨年のバンクリーグ名古屋ステージでは見事優勝を飾っている。スパークルおおいたは、国内屈指のスプリンターとスピードマンを集めたチームであり、スピードを競うレース形式では、圧倒的なチーム力を持つ。大分での初戦を制しており、この第2戦でも強さを見せつけながら勝ち上がってきた。決勝は、地元チームとスピードマンチームのプライドのぶつかり合いになることことが予想された。
レース序盤は、新城雄大(キナンサイクリングチーム)と孫崎大樹(スパークルおおいた)が2人で抜け出して1対1に。この競り合いに勝った孫崎が2ポイントを連取して、スパークルおおいたが優勢となった。
前節の勝者スパークルおおいたが優勢となるが、落ち着いて勝機を狙うキナンサイクリングチーム
運命の3ポイント目は集団でのスプリントとなり、スパークルおおいたのエーススプリンター沢田桂太郎がきっちりと獲得、3ポイント連取したスパークルおおいたが連勝を決めた。
期待に応え、決勝点となる3ポイント目を勝ち取った沢田桂太郎(スパークルおおいた)
スパークルおおいたは2連勝を決め、各チームが2戦ずつ出場する今季のJCLバンクリーグのシリーズ優勝も決定した。
2戦を連勝し、今季のシリーズ優勝も手中に収め、喜びに酔いしれるスパークルおおいた
キャプテンの黒枝咲哉は「地元の大分に引き続き連勝でき、流れを持って来られたのでうれしい。これからまたJCLのロードレースが続くので、そこでまたスパークルの名前を呼んでもらえるよう活躍したい」と、喜びを語った。
今季のJCLバンクリーグは第3ラウンドの宇都宮ステージが最終戦。今季3戦のみでの開催であるが、ロードのリーグ戦とはまた異なる新たな「熱」を生む見応えのある新しいレース。本年は、最終戦も無観客開催とならざるを得ない状況であるが、これからの発展を大いに期待して、見守りたい。
画像提供:一般社団法人ジャパンサイクルリーグ
JCL BANK LEAGUE
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