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競輪

2022/03/01

P-Navi編集部

【高知競輪G3】阿部将大がG3初優勝!

【高知競輪G3】阿部将大がG3初優勝!

2022年3月1日
高知競輪G3
第3回施設整備等協賛競輪「土佐水木賞」(最終日)

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第3回となる「施設整備等協賛競輪G3」。過去には昨年4月に奈良「秋篠賞」を三谷将太が、昨年11月に武雄「飛龍賞」を荒井崇博が制している。今回は高知競輪場を舞台に「土佐水木賞」が2月26日から3月1日までの4日間で争われた。
初日特選は中西大、椎木尾拓哉の和歌山ワンツーで決着。二次予選では武田豊樹や佐々木豪、そして椎木尾といった特選組が勝ち上がりに失敗して、混戦模様に拍車がかかった。
準決勝で健闘したのは四国勢。佐々木則幸、宗崎世連、田尾駿介の高知3者が勝ち上がり、さらに今開催が復帰戦だった島川将貴もいきなりの優出を決め、決勝で4車結束の四国ラインを形成した。また、前場所の平塚で完全優勝した栃木の金子幸央も連勝を伸ばして好調をアピール。さらに岩谷拓磨、阿部将大の九州若手両者も決勝進出を果たして、G3優勝経験者が佐々木のみという激戦のメンバー構成となった。

冷たい雨が降るバンクコンディションとなった最終日。決勝は島川が先行勝負に出ると、単騎の中西大が仕掛けて四国ラインと先手争い。両者の争いは中西が制するも、岩谷、阿部の九州ラインが捲りで迫り、直線では阿部が鋭く伸びて優勝。今期から初のS級に昇格した阿部。初のG3出場でS級初の決勝進出、そしてG3初優勝の大仕事をやってのけた。

3日目のレポートはこちら

【最終日・11R=S級決勝】
1/田尾駿介(S2・高知111期)
2/金子幸央(S2・栃木101期)
3/中西大(S1・和歌山107期)
4/佐々木則幸(S2・高知79期)
5/志村太賀(S2・山梨90期)
6/宗崎世連(S2・高知100期)
7/岩谷拓磨(S1・福岡115期)
8/阿部将大(S2・大分117期)
9/島川将貴(S1・徳島109期)

【レース展開】

誘導以下、7岩谷-8阿部、9島川-6宗崎-1田尾-4佐々木、2金子-5志村、3中西で周回。上昇した金子が打鐘で前を抑えると、島川も動いて最終HSで金子を抑えて先行態勢に入っていく。最終HSで単騎の中西がスパートすると、島川も踏んで両者の先手争いになる。中西を追った岩谷は最終BSで捲りを放つと、島川を捲り切った中西も再度抵抗。直線に入ると岩谷を好マークした阿部が差し脚を伸ばして優勝ゴール。島川マークの宗崎が外伸びて2着、中西をかわした岩谷が3着に入線した。

【高知競輪G3・決勝結果】
2車単8-6 7,560円(35番人気)
3連単8-6-7 57,890円(217番人気)
決まり手:差し-差し


優勝/阿部将大(S2・大分117期)
今回成績/一1着・二1着・準2着・決1着
次走出場予定/大垣G3(3月10日~13日)

決勝はワンチャンスがあればよいなとは思っていました。出来すぎですね。
岩谷君も調子が良かったので、僕が前でも良かったんですけど、それに乗っかる形になりました。
最終BSで中西さんの後ろに岩谷君がハマる形になった時に、前に出ていけば獲れるという感触がありました。
岩谷君も調子が良いと言っていた通りに、ダッシュが鋭かったので、しっかりと付いていけて良かったです。
岩谷君のおかげですね。しっかりと優勝できたことは大きいと思っています。
まさか決勝でハコ(番手)になるとは思っていませんでしたけど、まだまだ力不足なので、これからもしっかり先行していく選手になれるように頑張っていきたい。まずはヤンググランプリ出場が目標です。
今回はたまたま後ろを回って勝てましたけど、強い同期にも負けないように、これからも頑張ります!

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